そもそも初めて父親以外のモノ、しかも大きく勃起して欲情しているモノを見たのはハタチの時だったと思う。
私は看護学生で、剃毛処置の実習があった日のこと。指導者から説明を受けていざ処置室へ行くと、そこにいたのは20代くらいの若い男性だった。
盲腸の手術をするということで、医師から出された指示は陰部の剃毛だった。つまり、おしもに生えている毛を残らず剃刀でツルツルに剃ってしまうことだ。
患者が緊張の面持ちでベッドに横になっている。
しかし患者以上に私の方が緊張していた。彼にもつたわったのだろう。
「あの‥‥よろしくお願いします‥‥」と言ってしっかりと目をつぶっている。
「今日は天気がいいですよね」
そこは外の様子なんて全く分からない窓もないような狭い部屋だというのに、ちょっと間の抜けたことを言いながら剃毛を開始する。
彼のモノをやんわりと握る。何かを意識してのことではなく、ただあまり強く握っては痛いだろうと思ったからだ。
彼は何も言わずにジッとしている。
なんとなく話しかけにくい雰囲気‥‥。
「どうかしました? 痛いトコロがありますか?」
不安になって声をかけるも彼は弱々しく首を振るのみ。心なしか顔も赤く染まっている
その間にも処置はどんどん進み、彼のモノを握る私の手の力の入り方も微妙に変化していたのかもしれない。
彼は時々、小さく「ウッ!」とうめく。
「大丈夫ですか? つらかったら言ってくださいね?」
そう言いながら、自分の手のひらの中で彼のモノに変化があることに気がついた。
(え? 何コレ‥‥?)
最初は手のひらにスッポリと収まって柔らかかった彼のモノが、まるで意志を持った生き物のように大きく膨らみ、私の手から溢れそうになっている。
そして先端から白いヌルヌルとしたものが滲んでいた。
軽くそっとその部分を押さえると彼の声のトーンが少し上がった。
「ど‥‥どうしましょう?」
またも間抜けたことを言ってしまった私に、「つ‥‥続けてください‥‥」と明らかにうわずり震えた声で彼の声が重なった。
続けてと言われてもどうしていいか分からずに、私は結局指導者に助けを求める。
彼女からお説教を受け、処置は交代してもらえた。
その後、彼はどうなったのだろう‥‥?
もしかして指導者と‥‥・。
※
「とまぁ、こんなことがあったの」
ここは彼氏のお部屋。
先日めでたく初エッチを迎え、彼とひとつに繋がってから、週末のデートの帰りには彼のお部屋にお泊りするのが定番になっていた。
「初めて大きくなってるところ見たからビックリしちゃった」
「エッチが初めてなら、モノを見たのも初めてなの?」と彼に聞かれたのがきっかけで、その時の話を披露することになったのだ。
すると彼は少し興奮した様子で、
「そいつの、どんなふうに握ったの?」と私の手を自分のモノへと導く。
「大きくなってるよ~!」
彼のモノはすでに硬く大きくなっており、脈打っているのがズボン越しにもはっきりと分かる。
優しく擦ってみると、さらにソレは大きさを増す。
彼はズボンも下着も脱ぎ捨て、直接、握らせた。
彼のモノはお腹にむかってまっすぐに上を向いている。触れなくてもドクドクと怒張しているのが分かる。
「どんなふうに握っていたの?」
彼に問われるまま、彼のモノをゆっくりと力をこめて握り締め、ゆっくりとリズムをつけて上下に動かす。
「あぁ、小夏、いいよ‥‥」って言いながら私の耳たぶを噛む。
それだけで、カラダの力がふわぁっと抜けてしまいそうだ。
しばらくすると彼の手が私の手に被さり、亀頭に持っていく。
そこはいつかの患者と同じように白いヌルヌルが少しだけ溢れていた。私は親指で軽く押さえ、ヌルヌルしたものを周りに塗りつけた。
そしてまた上下に撫であげては亀頭に触れる。
「今日はおフェラの練習だよ」
彼がそう言った。
「おフェラができたらご褒美をあげる。できる?」
「教えてくれるなら‥‥」
そうして夜を徹した彼の指導が始まった。
まず、彼のモノを優しく握る。
熱い。もうすでに彼のモノは熱くそして硬くなっていた。
両手で包み込みゆっくりと上下にさすり始める。
そして次に彼のモノの先端に軽く唇を当てる。
そう‥‥。チュッとキスするみたいに。
彼は私の後頭部を支え、さらに硬くなったモノを目の前に差し出した。
「入れるよ‥‥。」
ゆっくりと私の唇を割って押し入ってくる。
「歯が当たると痛いから気をつけて。」
そう言って彼はゆっくりと動き始めた。
私は歯をたてないように舌を絡める。唾液が流れ滴る・・・。
さらに舌で塗りつけるように唾液をいっぱい絡めて、ゆっくりゆっくり上下に動かしながら彼のモノを吸い上げてみる。
ピチャピチャという音がかすかに響く。その音も徐々に部屋いっぱいにジュルジュルと淫らに響きわたった。
「小夏のお口からエッチな音がする。もっと音を立てて舐めるんだ。」
言いながら頭を押さえる彼の手に力がこもるのが分かる。
「手も休んでちゃダメだ。」
彼のモノを握り、お口の動きに合わせて手も動かす。
時々陰嚢を柔らかく握ると彼の口からも「ううぅ‥‥。」という低いうめきが漏れた。
彼の反応がうれしくてさらに奥まで咥え込む。
舌先が裏のスジをなぞり、喉の奥深く突かれ、首がガクガクと揺さぶられる。
と、ここまでたどり着いた時、
「ゲッホ!ゴホッ‥‥」
彼に頭を押さえられ、喉の奥を突き上げられてむせ返った。
「あ、ごめん!」
彼がようやく私を離してくれた。
「よくできたね、すごいよ」
むせ返って涙を流している私を抱き寄せキスをする。
彼の手が服の中に潜りこみ、ブラの上から乳房を弄りはじめた。
耳たぶを噛み、唇が首筋をつたう。
ブラを外されると乳首を摘み、コロコロと舌で転がされると完全に力が抜けてしまって、私は彼の腕に必死にしがみつく。
そのまま彼の手は下腹部を撫でまわす。
お腹の中からジワジワと熱いものが押し寄せてくるような気持ちだった。
スカートの中はすっかり熱を持って熱くなっていた。
ひんやりとした彼の指がパンティを剥ぎ取り、硬く尖って飛び出している私のおマメに吸いつく。
カラダがビリビリと震え仰け反る。
「グチョグチョになってる‥‥。小夏は上のお口も下のお口もエッチだね‥‥」
おマメを捏ねまわされ、指が奥深く入り込んできた。
目の前が真っ白になり腰がガクガクと揺れる。
彼は私を抱きかかえて、グショグショに濡れている私の子宮めがけて一気に彼のモノを突き立てた。
「あぁ、小夏の中気持ちいいよ‥‥。すごくいやらしい音がする‥‥」
彼の言うとおり、彼と私の繋がっている部分から出し入れされるたびに、グチュッ、グチュッと卑猥な音が漏れ、その音がさらに私の快感の波を高める。
カラダ全体がトロトロに溶けていった。
※
こうして小夏の初めてのおフェラは彼の指導のもと無事に終了した。もっと上達して、もっと気持ちよくしてあげられたらいいな!
初おフェラはもう遠い過去のことだけど、「気持ちいいおフェラ」は小夏の永遠のテーマになっているんだ。