(拓也と会うのは1年ぶりだけど、どんな風になってるだろうな‥‥)
私は萌、20歳。1年間、父親の海外赴任でカナダに行ってたんだけど、この前、日本に帰ってきたの。拓也は親戚の17歳の男の子。高校2年生で、彼の母親であるおばさんが「英語が苦手な拓也のために英語を教えてあげて」というので、今日から彼の家庭教師をするんだ。
スポーツも勉強もできて、けっこう可愛い顔をしている拓也は、いつも女の子に人気があって。家も近くで、よく遊びに来ていた拓也は、年頃になるにつれてぐんと男らしさを増して、なんだか近くにいると胸がどきどきするようになった。(あ、私は拓也を好きなんだ)って気づいて、告白をしよう、と一大決心をしたとき、日本を離れることになったんだっけ‥‥。あれから1年‥‥。
「よ!久しぶりじゃん。元気だったか?」
「うん!これからよろしく。びしびし、いくからね」
久しぶりに会った拓也は、ずっと男っぽくなっていて、胸がきゅん、とした。でも、ひとなつっこい笑顔はそのままだった。
懐かしい昔話や、友達の噂話に花を咲かせながら、和気あいあいに始まった授業だったけど、右横に拓也がいる、と思うと、なんだかちょっぴり緊張する。英語の教科書を声に出して読んでいると、拓也の視線を感じる。
私を見てる?
気のせい??
気づかないふりをして先に進んでいたけど、やっぱり拓也の目が、じっと私を追っている気がする‥‥。
私の腕‥‥うなじ‥‥足‥‥そして‥‥胸‥‥。
「ん?ちゃんと聞いてる?なに見てるの?」
「わ、ご、ごめん。いや、なんか、萌、すごい綺麗になったなぁと思ってさ。女っぽくなって。前もすげえ、可愛かったけど」
「‥‥可愛い、って思ってくれてたの?」
「あたりまえさ。すげえ、可愛かった。‥‥言わなかったけど、惚れてたんだぜ。でも、気持ちに気づいたときには、もう遠くに行くって決まってたし‥‥言えなかったんだ」
思わず本音をもらしてしまった、というように拓也は言葉を切ると、頬をさっと染めた。彼の胸がどきどきと早鐘を打っているのが手に取るよう分かった。私も驚いて、でも嬉しくて、だんだんと胸が熱くなった。言葉が堰を切ったように溢れでた。
「‥‥萌も好きだったのよ。拓也のこと。でも、拓也はいつもモテモテだったし‥‥頑張って告白しようって思ったのに、あっちに行かないといけなくなって‥‥。でもね、こっちに帰ってきて、おばさんに家庭教師頼まれて嬉しかった。また会えるって。拓也、どんな風になってるかなって、すっごく楽しみにしてたのよ‥‥」
拓也が、信じられない、という風に私をじっと見つめている。
「萌‥‥」
「拓也‥‥」
拓也の瞳は、熱っぽくうるんでいた。キスされる‥‥。甘い予感が体を走る。
「キス、したい‥‥」
そう言うと、拓也は腕をそっと背中にまわして、唇をそっと重ねてきた。
(あ‥‥冷たい唇‥‥)
目を閉じて、柔らかくて冷たい拓也の唇を、自分の唇に感じながら、体がしびれるような快感を味わっていた。
唇に、背中に‥‥。
拓也がふれているところ、すべてに、じ‥‥んと軽い電流が走っているみたいだった。
「萌‥‥好きだったんだ‥‥。小さい頃からずっと‥‥」
背中にまわされた手に力が入った。だんだんときつく唇が押し付けられる。
ふいにいたずら心を出して、舌先でつんと唇をつついてみた。拓也はどうやらこういうキスははじめてだったらしい。ちょっと驚いたようだけど、すぐに唇をひらいて私の舌を受け入れる。
(可愛い‥‥)
するりと舌先を拓也の口の中に差し込み、舌をそっとからめる。舌は温かく柔らかく、まるで生き物のようにくねって私の舌先を迎え入れた。
拓也はすぐに要領を覚えて、私の舌を吸ったり、からめたり、口の中をくまなく舐めまわした。
(夢中になってる‥‥可愛い‥‥)
ときおり溢れそうになる唾液を、こぼれないようにお互い吸い取る。
ちゅ‥‥ちゅく‥‥ちゅる‥‥
いやらしい音が部屋に響く。
だんだんと感じてしまって、思わずうわずった声が出てしまう。
「あ‥‥あん‥‥拓也‥‥あ‥‥ふ‥‥ん」
私の声に刺激されたのか、拓也の興奮が高まったようだ。お腹にあたる彼の股間は、ジーンズの上からでもはっきりといきり立っているのがわかる。
「萌、萌‥‥」
彼はキスに夢中になりながらも、そっと私の胸の上に手をおいた。
「あんっ!」
おもわず体が、ぴくん、とはねる。
「萌、すごいやわらかい‥‥」
そういうと、彼はゆっくりと私のそれほど大きくはないけど、形のいい胸をさわった。
最初はぎこちなく、でもだんだんと強弱をつけて、揉む。
(3つも年下の子に、こんなに胸を揉まれてるなんて‥‥)
そう考えると体が熱くなり、思わず感じてしまって声があがる‥‥。
「ああ‥‥ん‥‥」
拓也は我慢できない、というように私のTシャツを勢いよく脱がせる。
白いレースのブラの中に、はじけそうな白い胸が息をしている。拓也の手がそっとブラの中にすべりこんできた。
彼は、白くすべすべとした胸の感触を楽しみながら、乳首をそっと指でつまんだ。
「あんっ!」
思わず体がそりかえる。乳首の先にしびれるような快感を感じて、私の大事な部分から暖かい液体が溢れた。
(あ‥‥やだ‥‥パンティが濡れちゃう‥‥)
乳首はもう固くなっている。
それをこりこりと指でつまみながら、拓也が口を開いた。
「気持ちいいの?‥‥萌」
「うん‥‥でも、恥ずかしい‥‥」
「可愛いよ‥‥」
彼は左手でゆっくりと白い胸をもみしだき、右手でブラのホックをはずす。ぽろり、と、胸が溢れてくる。
「綺麗だね‥‥。おっぱい、吸わせて、萌」
つんと起った右の乳首をちゅうっと吸う。左手は左の胸を揉みながら。私の吐息はだんだんと荒くなってしまう。
彼は夢中になっておっぱいをしゃぶっている。赤ちゃんみたい。声を出しちゃだめ、と思っても、我慢できなくなって、ときどき「ああっ!」と声が出てしまう。
「‥‥すげえ‥‥可愛い声‥‥。俺のあそこももう、びんびんだよ‥‥ほら、こんなに‥‥」
見ると、ジーンズはさっきよりももっと大きなテントを張っている。拓也は少しためらいながら、すごいことを口にした。
「萌のあそこが、見たい‥‥」
「‥‥いや!」
「好きなんだ。萌のすべてを見たい‥‥生まれたままの萌を見たいんだ‥‥だめ?」
私は赤ちゃんみたいに頭をいやいや、と振った。年下の男の子の目に私のあそこがさらされるなんて‥‥。
でも、いや、と言いつつ、体は熱くそのときを期待してしまっていた。あそこから、また暖かい液が、とろり、と溢れてくる。
(もう、パンティに、染みができちゃう‥‥)
彼は私の腰を少し持ち上げ、ゆっくりと優しく下半身を覆っている紺色のショートパンツをおろす。
「萌、見せて‥‥足を開いて‥‥ほら‥‥・」
いやいやと抵抗をしても彼は許さず、両足をゆっくりと優しく開かせた。やっぱりパンティには染みが出来ている。
「萌‥‥・パンティに染みができてる‥‥感じてるんだね‥‥。恥ずかしがらないでいいんだよ、こっちを見て‥‥。感じてくれてるなんて嬉しいよ‥‥」
「うん‥‥」
彼は私の目を覗きこみながら、ゆっくりとパンティの上から割れ目をなぞる。
(ああん‥‥気持ちいい‥‥)
そこはすでに充分湿っていて、染みがどんどんと広がって行く。彼は手を広げて、私のあそこの丘全体にかぶせ、ゆっくりと揉むように手を動かす。すごく感じた。声が、我慢できずに何度も漏れる。
「ああっ‥‥!いやぁ‥‥んん‥‥は‥‥ぁん‥‥」
拓也は、パンティの上をまさぐっていた手を中にさっとすべりこませた。茂みの中はもうぐっしりと濡れている。
「ああああ!! だめ、だめぇ」
私はあまりの刺激に体をよじった。でも彼はしっかりと私の腰をとらえ、濡れたあそこに指を入れ、くちゅくちゅとかきまわした。大きな快感の波が、体中に寄せては引いていく。そのたびに、大きな喘ぎ声をもらす、私‥‥。
「あ‥‥あ‥‥・ああん‥‥」
額の生え際には汗のつぶを光らせ、私は目を閉じて悶えた。
ぐっしょりと濡れてしまったパンティは取り払われ、露わになった私のあそこに顔を近づけ、指でくちゅくちゅとかきまわしている彼は、股間をもうこれ以上ないというくらいに固く大きくさせている。
「ああ、やばい、もうイキそう‥‥」
彼は着ているものを上も下も脱ぎ捨て、急いでそのものを握り締めた。
苦しげにすがるように、私を見ている‥‥。
そんな彼を見ると、愛しさが溢れてきて、自分でも思いもかけない言葉が出た。
「拓也‥‥来て‥‥。拓也が欲しいよ‥‥」
「ホントに?!」
彼は慌ててコンドームを引き出しから取り出した。そしてはちきれんばかりに膨張している息子をコンドームに包み込もうとするが、慌ててしまってなかなか入らない。愛しくなって、入れるのを手伝おうとそれに近づいた。先っちょから透明の汁が溢れている。そして、勢いよく空を向いている。
(可愛い‥‥)
「綺麗に、してあげるね‥‥」
私は思わず、彼のものを口に含んでしまった。そして透明の汁を全部綺麗に吸い取ってあげた。ちょっぴり甘くてとろりとしている。
「ううっ!」
気持ちがいいのか、拓也は目を閉じ、喘ぎ声を漏らしている。ますます可愛くなってしまう‥‥。
私は横たわって、拓也の首に手をまわした‥‥。
「来て‥‥」
「萌!」
彼はものを握り、私の熱く濡れている秘所へと近づけた。私は腰を浮かせて、彼を受け入れる準備をした。
(はじめてだけど、うまく入るかな)
そんな不安な表情を浮かべながら、ゆっくりと入ってきた拓也のそれは、とても熱く固かった。
「拓也‥‥すごい‥‥熱い‥‥固くて‥‥おっきい‥‥」
「萌‥‥俺も‥‥ああ‥‥すごい熱くて‥‥狭い‥‥こんなの‥‥気持ちよすぎる‥‥」
彼は床に手をつっぱって、刺激に耐えながら、さらにゆっくりと入り口から奥へと進んできた。
「ああ‥‥!」
思わず大きな声を出してしまった。
最初は、経験の少ない私の秘所は、拓也のものを押し返そうとするように拒絶していたが、そのうち溢れる液のせいで、すっぽりと飲みこんでしまった。
「うっ‥‥ふぅっ‥‥」
拓也は目を閉じ、快感に身を任せている。
私も体中、どくん、どくん、と甘い痺れが巡っていた。
「拓也‥‥すごい‥‥気持ちいいよぉ‥‥」
そう切ない喘ぎ声をもらすと、無意識に彼の腰をぐっと抱きよせる。と、自然と彼のものもさらに奥に入ってくる。
「おっ‥‥!俺も‥‥最高‥‥気持ち‥‥いい‥‥。萌、俺、イク‥‥イキそう‥‥動いてもいい?」
彼はそう囁くと腰を動かした。
「あっ!‥‥あぁん‥‥だめぇ‥‥感じちゃう‥‥気持ちいい‥‥あぁ‥‥!」
狭い部屋には二人の喘ぎ声と、あそこに彼のものが出入りするくちゅくちゅという淫らな音で満ちている。
私のあそこからは、これまでにないくらいの愛液が溢れ出ていた。
「萌‥‥‥‥!」
「拓也‥‥!」
彼は無我夢中で腰を振り‥‥熱い液をほとばしらせ‥‥果てた。
息を整え目を開けると、拓也がじっと私の目を覗きこんでいた。
「‥‥見ないで‥‥恥ずかしい‥‥」
私は恥ずかしさを思い出して、服を掻き集めて裸を隠そうとする。
「だめだ。‥‥ちゃんと見せて‥‥‥‥綺麗だね‥‥萌‥‥俺‥‥信じられない‥‥ホントに萌を抱いたんだね‥‥」
「ん‥‥萌も信じられない‥‥でも‥‥嬉しかった‥‥」
「俺も‥‥。ね?萌。順序、逆になっちゃったけど‥‥俺とつきあってもらえますか? 年は3つも下だけど、萌のこと、本気で好きだよ。大事にする。約束する」
「‥‥ん。‥‥わがままな萌だけど、よろしくね‥‥」
「うん!いっぱい、色んなところに、行こうね。そして‥‥」
「いっぱいエッチしようね? かな?」
「‥‥あたり! だって、すっごくに気持ちよかったんだもん。萌はいやだった?」
「ううん。萌も気持ちよかったよ。また、しようね‥‥」
「うん‥‥」
そういうと、彼は顔を近づけてきて優しいキスをした。
私たちの恋は、今はじまったばかりだ。