二年越しの愛

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

二年越しの愛
2021年07月09日 09時59分

「おはよう」
「はよ茜。待った?」
「ううん、大丈夫。‥‥ちょっとその足どうしたの? 凄い泥だらけだよ」
「いやぁ、ちょっとどぶにはまって」
「はぁ? どぶ?」
 普通二十歳の男がどぶにはまるかと呆れ返る。だがこんなことは日常茶飯事なのだ。

 私の名前は横山茜19歳。大学一年生。そして、どぶにはまった男は私の彼氏で長沢俊20歳。大学二年生。
 付き合い始めてはや二年。あの通りの間抜け男だから、はっきり言って進展もある筈がない。せいぜいキス止まり。でも一度だけ彼の家でそういう雰囲気になって、でも最中に親が帰ってくるというハプニングで中断。それから何度か彼の家には行ってるけど、あの時のことをまだ引きずってるみたいで避けてるのがわかる。
 だけど、そんな間抜けな俊ちゃんが私は大好き。
 見た目と性格のギャップが大きい俊ちゃん。割と爽やか系で二枚目の顔立ちのくせにあの性格。本人は気付いて無いみたいだけど高校時代は人気があったんだよ。
 それに俊ちゃんは凄く優しい。さりげない心配りが私の胸をときめかせる。だから本当は早く抱いてほしいんだけどね。でも私、こんなプラトニックな関係でも構わないよ、俊ちゃん。

 私と俊ちゃんは同じ大学の生徒だ。高校も同じだったけど、付き合い始めたころはあまり会えなかった。大学に入ってからは毎日というくらい会えるから、それが私には嬉しくて仕方ない。

「あの‥‥さ、冬休みに入ったら旅行行かない?」
 突然の台詞。私の鼓動早まらせるには充分すぎる言葉だった。俊ちゃんの顔が赤くなっている。
「うんっ。もちろん行く!!」
「どこ行きたい?」
「じゃあ、雪が見れるとこ!」
 雪好きの私は迷わなかった。
「オッケー。任せときなさい」
 そういって彼は得意気に笑った。
 俊ちゃんが旅行に誘ってくるなんて初めてだ。一体どうしたんだろう。もしかして‥‥もしかするってこと?

 それから私は旅行の日までずっとそわそわしていた。その日のためにいわゆる勝負下着を買ったり、なけなしの小遣いはたいてエステ行ったりした。我ながら自分の馬鹿さ加減に呆れつつ。
 そして、当日‥‥。

 漆黒の闇に白い粉雪が舞っている。この手の雪は茜が最も好きなタイプの雪だ。案の上、元から大きい目を更に大きくさせながら茜は喜んでいた。俺たちは初めての旅行ということもあり、必要以上にはしゃいだ。
「わぁ!凄い雪。スキーも楽しかったけど、ホテルからの夜景もいいもんだね!俊ちゃん」
 そういうと茜はにっこり微笑みながら窓を思い切り開けた。
「茜!窓を全開にしないでくれっ。さ、寒い」
 我ながら年寄り染みた台詞だと思う。
「俊ちゃん、年寄りみたいだよ」
 やっぱりつっ掛かってきた。
「どうせ俺は年寄りだよっ」
「んもぅ、すねないの! あ、そうそう俊ちゃん意外にスキー上手いのね、驚いちゃった」
 にこりと微笑う。
「だろ! 実は得意だったりする。意外は余計だけど」
 正直なところ、俺はスキーしか自慢できるほど得意なスポーツはない。
 俺自身スポーツは好きだし、極めて運動音痴ではないと思っているのだが、なぜか上手く行かない。しかしスキーだけは違う。昔からずっと得意だった。茜には今回初めて見せたから驚くのも無理ないが。
「ふぅん、‥‥あ」
 何気なくテレビのリモコンを取ろうとしたら、偶然茜と手が触れてしまった。
 目があった。
 沈黙。
 そのまま、俺は顔を近付けていき、そして、唇を重ねた。
 舌と舌が絡み合う酸欠しそうなほど濃厚なキス。自然とお互い息が上がる。
「んっ‥‥」
 いつもより激しいキスの後。
「茜‥‥いいかな?」
「‥‥うん」
 そう言って、俺はそっと茜をベッドに押し倒した。
 赤いブラウスのボタンを外し、あっという間に茜は下着一枚にする。
 俺も自分の服を脱ぎ捨てた。そして、ゆっくりと茜のブラを外しすと、形の良い乳房があらわになる。
 初めて見る茜の乳房は、雪のように白くて綺麗だった。
「っ!!恥ずかしい‥‥」
 頬を真っ赤にさせながら、胸を手で隠した。そのしぐさが凄く可愛い。
「恥ずかしがることはないよ。綺麗だよ、茜」
 そういうと俺は茜の首筋に軽くキスをした。茜は安心したのか俺に身を委ねてくる。俺はゆっくりと茜の乳房を揉みしだいた。
「んぅっ」
 茜がうわずった声を上げた。今度は乳首を舌で転がすように舐めていく。
「あぁんっ‥‥んっ、んんっ!」
 だんだんと茜の喘ぎ声が大きくなる。切ない息遣いが凄くセクシーで、俺のモノはますます膨らんでいった。
「っつ!‥‥俊ちゃんっ」
 俺の愛撫は胸から背中、背中から腹へと移っていく。その度に茜は切ない声を上げ続けた。
 俺はまた茜に濃厚なキスをした。そして茜の秘部にゆっくりと手を伸ばしていく。
「あぁん!」
 たまらず茜は体をよじる。俺はパンティーの上から割れ目に沿ってなぞり始めた。
「あんっ!‥‥っう、やぁん」
 茜は何とも言えない表情をしながら熱い吐息を漏らす。
 その度、茜からは愛液がどんどん溢れ、俺の手を濡らしていく。
「茜、大丈夫?」
 喘ぎすぎて息が上がっている茜が心配になった。
「ん‥‥私は‥‥大丈夫‥‥だから続けて」
「じゃあ、脱がすよ」
 耳元で囁きながら、俺は茜のパンティーを少しずつゆっくりと脱がしていった。
「あぁっん!」
 そのまま、俺は指を茜の割れ目にあてがい、ずちゅっという音と共に進入させた。
「んっ!いたっ‥‥っく」
「茜、痛い? 初めてだったっけ」
「うん。ていうかあの時だって、ここまでいかないで終わっちゃったじゃん」
「それは、頼むからもう忘れてくれよ」
 正直恥ずかしい過去だ。
「えー? それは無理なお願いね」
 そういって茜はあどけない笑顔を向けた。俺はたまらずに指の出し入れを繰り返す。
「あんっ!あっ‥‥んっ」
「茜‥‥もう我慢できない、入れていい?」
「‥‥うん」
「あ、その前にゴム付けるから待ってて」
 そういって俺は急いで鞄からゴムを取り出し付けようとしたが、上手く行かない。
 茜はそんな俺の姿を見て何を思ったのか、
「俊ちゃん貸して、私が付けてあげる」
と身を乗り出した。
 俺は驚いたが、茜に任せてみることにした。茜はそっと俺のモノに触れた時、たまらず熱い息が漏らしてしまう。
 茜はたどたどしくも柔らかな手つきでゴムをかぶせてくれた。
「茜‥‥入れるよ」
「来て‥‥俊ちゃん」
 そして俺はゆっくりと挿入を始めた。
「あぁっん!いっ‥‥痛い!」
 半ば叫びに近い声が部屋中に響いた。
「茜‥‥もう少しだから‥‥あ、入った」
「ぁん‥‥ん‥‥は‥‥ぁ」
 俺は押し寄せる快感の波に押されながら、茜との事を考えていた。
 二年間、俺が彼女を抱かなかったのは自信が無かったからだ。高校生の頃から容姿端麗で、何事もそつなくこなす茜は、正直俺には勿体ないと、ずっとそう感じてた。前に一度そういう雰囲気になったが結局失敗してしまって、それからはそういう事を避けていた。しかし今、俺を受け入れている茜を見ると胸が熱くなる。勇気を出して旅行に誘って良かったと思う。
「?‥‥どうしたの?」
 可愛い顔が俺を見上げる。
「何でもないよ‥‥動かすよ」
 俺はゆっくりと腰を動かした。
「はぁっん‥‥あっ‥‥んっ」
「んっ‥‥はぁ」
 部屋中に二人の熱い吐息が響き渡る。

 ふと、私は目を開けた。そこには俊ちゃんの切ない顔があった。彼の熱い吐息が私にかかり、余計に私の胸を高鳴らせる。
「うっ‥‥茜‥‥俺もうイキそう」
「え?‥‥あっあぁっやぁんっ‥‥んっ!‥‥はぁっん!」
「うぅ‥‥!!」
 その途端、俊ちゃんは力が抜けたように私の上に覆い被さった。私はそんな俊ちゃんが愛しくて強く抱き締めた。

 まだ胸がどきどきしている。からだも凄く熱い。
 私は男の人と寝ることに関して無知だった。確かに早く俊ちゃんに抱かれたいとは思ってはいたが、具体的なことは全く分からなくて、それこそ保健の教科書に載っている程の知識しかなかった。だけど俊ちゃんのからだが、指が、唇が、私に触れる度に気持ちよくて、声が自然と出てしまう。好きな人と触れ合うことがこんなに素敵だったなんて私は知らなかった。
「好きだよ、茜」
 そういうと、俊ちゃんは私の頬に唇を寄せてきた。
「ん、私も好き。これからも愛してね」
 そういって私は俊ちゃんの少し濡れた髪を撫でながら唇を重ねた。
「愛してるよ‥‥ずっと」

「うぅ、寒くなってきたぞ。着替えよ‥‥」
「やっぱ年寄り臭いなぁ」
「うるさいなぁ。‥‥あれ?」
「どしたの?」
「パンツが無い」
「はぁ?ぱんつ!?」

 そんな感じで私達は二年の歳月を経てやっと結ばれた。
 一時はしなくても良いと思ったこともあったけど、やっぱり今こうしてしていると、からだを重ねることの大切さが分かる。それに何だか癖になりそう。
 私は今、この幸せをじんわりと噛みしめているところだ。

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