君の体温

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

君の体温
2021年07月09日 10時00分
BLUE FETISH LABEL
DUGA

「はぁ~ドキドキするなぁ‥‥」
 私、里谷まひる。19歳。私いま、彼氏の部屋のドアの前でつっ立ってるんだけど、なかなかドアベルが押せないの。だって、今日が初訪問なんだもん。
 あぁ~、どうしよう?ドアの向こう側に、私を待ってる悠さんがいるんだよ。それだけでもう、胸がドクン、ってなる。自分でも分かってるけど、かなりの重症だぁ‥‥コレは‥‥。
 私が勇気を出してドアベルのボタンを押しかけたその瞬間、ドアがガチャッと開いた。
「ぅわっ!」
 ドアを開けた悠さんは、いつもの朗らかな笑顔はそのままでも、見慣れたスーツ姿ではなくスウェット姿で私を迎えてくれた。普段の様子なんて、いつも悠さんの仕事帰りに会っていた私が見ることのできないものだったから、それだけでスゴク緊張してしまった。
「何で何もしてないのに出てきたの?」
 私がそう聞くと、彼は、
「まひるはいつも時間の約束守るから、何で今日は少し遅いのかなって思ってさ、ドア開けたんだよ」
と、余裕の表情で答えた。

 そうだった。私は悠さんと付き合うようになった半年も前から、かなり時間を守る子になったんだよね。だって、会えるのだって、悠さんが働いている以上そんなに多い訳じゃないし、悠さんに会える時間を、自分のせいで一分一秒でも短くなるのは嫌なんだもの。
 そういうトコ、悠さんは気付いてくれてたんだ──嬉しいな。

「はい、じゃ上がって?」
 悠さんが私の背を押して部屋に入れてくれた。
「お邪魔しまぁす‥‥」

 今日は悠さんに部屋の掃除を頼まれて来たんだけど、どこもきちんと整理されていて、私が手をつけるトコなんて無いに等しい。私の部屋の方が汚いかも‥‥って思ったら、まだまだ私の部屋には招待できないなぁ、と、つい苦笑いしてしまった。
「ん?どうしたの」
 悠さんは、そう言いながら私にソファに座るよう促した。
「部屋、キレイじゃない」
 私がちょっとむくれてそう言うと、悠さんは笑ってこう答える。
「そう?幾ら掃除してって頼んでも、汚いまんまあがってもらうのは失礼でしょ」
 うーん、成る程。
「でも完璧すぎる」
 部屋を見回しながら私は言った。
「だってどう誘えば良いか、わかんなかったんだよ」
 悠さんはちょっと照れ臭そうに言うと、私の目をのぞき見た。
 ひゃあ~‥‥見つめ合っちゃったぁ‥‥。
 どんどん顔が赤くなってくのが分かる。でも、悠さんの視線を振りほどく事なんて出来なかった。すごくまっすぐな視線。──私、悠さんの目ぇ好きだよ。なんて言えないやッ、恥ずかしくて。メールや電話でなら、言えるんだけどなぁ‥‥。
 現実に伝えるのは、結構キツイ。私、どんな顔してたんだかわかんないけど、悠さんはくすっと笑って、やっと視線を外してくれた。
 おかしいの。目が合っただけで動けなくなるなんて‥‥。でも──
 悠さんは、一瞬私の髪に手を伸ばしかけて、何かに躊躇ってその手を引っ込めた。
 いつもの悠さんと違う。格好が違うから?ううん、そうじゃない‥‥。
 私に触れてくれない。
 何となく、私の心は曇り始めた。ソファにはまだ余裕だってあるのに、隣に座らないし、何だかソワソワして。あんなにあからさまに避けられたら、私ちょっとショックだよ。そう言えば、私と悠さんが最後にエッチしたのは、4週間前。大体一ヵ月、キス以上の事してないんだっけ。
 私はそれを思い出すと、急に心配になった。まさか今日、サヨナラなんてありえないよね?ありえなく、ないのかな、悠さんにとって‥‥。

 私は嫌。
 悠さんと離れたくないよ。
 もっと近くにいたいくらいだよ。

 悠さんはそれを望んでないのかも知れない。そう思うと、私は言葉を失ってしまった。台所でコーヒーをいれに行ってる悠さんの後ろ姿が、とても恐くなった。何て私に切り出そうと考えてるのかって思ってるんじゃないかって、不安だよ。

 私は俯いたまま悠さんがテーブルに戻ってくるのを待った。目の前にカップを置くと悠さんは、私にこう言う。
「今日、何時に帰るの?」

───ぽろっ。

 瞬間、私の目から、涙がこぼれていった。
 悠さんは慌てて、どうしたの、と聞いてきたけれど、私は答えられる余裕なんて無かった。
「帰って欲しいなら、今直ぐにでも帰るよぅ‥‥でもさよならなんて言わないで?」
「‥‥まひる?」
 私の名を呼ぶ悠さんの声は、それでもあったかく感じる‥‥。
「さよならなんて言うつもりないよ!どうしちゃったの、まひる」
 悠さんは、私の背中をさすってなだめてくれた。
 でも、嗚咽は止まらなかった。胸一杯に込み上げて来るのは、まだ心の中で渦巻く不安なのか、それとも悠さんの今の言葉で少し安心したものなのか、自分で判らなくて‥‥。
「何で、そんな事考えたの?」
 悠さんが私を抱き寄せて、髪を撫でながら問い掛けた。
 私は、少しずつ話し始める。
「だって、ひっく、悠さん、私に触ってくれないじゃん‥‥‥‥え、っ、‥エッチ‥だってしようとしない‥‥じゃない‥‥。私、嫌われちゃったのかと思って‥‥ねっ、心配になっちゃった‥‥」
 悠さんが、私がエッチ、そう言った瞬間、髪を撫でる手を止め、また撫で始めたのを感じとった。
「まひる、ごめんね」
 悠さんは、ぽつりと呟いて、髪を撫でるのを止め、私をぎゅっと抱き締めてくれた。頬を伝っていた涙は、たちまち悠さんの着ていたスウェットに染み込んでいく。
「オレね、誰よりもまひるが好きだよ。だから、絶対傷つけたくないって思ったら、下手にまひるのこと抱くの駄目だって、勝手に決めてた」
 やっと止まりかけていた涙は、また私の涙の跡をつぅ、と伝って、床にぽつっ、とおちていったり、悠さんの服に吸い取られていったりした。
「ホントはいつも、まひるのこと抱きたいって思ってた。今だって同じだよ。まひるとひとつになりたい」
「ホント‥‥?良かったぁ‥‥ホントに私嬉しいよぉ‥」
 私がそう言うと、悠さんは私の顔に残る涙を拭って微笑んだ。今までの笑顔の中で、どの笑顔より優しくって、おっきく感じる。
 私の知らないところで、彼には彼の葛藤があったんだ。悠さん、私の為にありがとう──。
 そういう意味を込めて、私は悠さんにキスをした。
 長く、柔らかく。
 決して一つになることなどありえない。わかってはいるけれど、今私と悠さんは同じキモチの筈。

 ひとつになりたい。
 ひとつにならなきゃ。

 口の中に、ブラックコーヒーの味が広がって、そのコーヒーの味のする悠さんの舌を、私は必死でおいかける。時折漏れる、粘着質な音が、部屋に響いた。
 こんなに激しいキス、久しぶりだなぁ‥‥。ここの所、おやすみって意味での軽いキスしかしなかったから‥‥。
「ん‥‥んふっ‥‥」
 キスだけしかしていないのに、私は自然と声が出てしまって、悠さんはそれを見逃さなかった。
「‥‥感じてるの?」
 キスとキスの合間に、悠さんは低い声で私に問い掛けてきた。
 私は、キスの邪魔にならないように、喉で、「んん‥‥」と、うん、の発音と同じ音を出して返した。
 そこでキスが止まった。悠さんは上気した顔で「オレも‥‥だよ」と言ってくれた。
「あっ」
 悠さんは突然、私を抱き上げてベッドまで運んでくれた。
「やだ、重たいでしょ、歩くよ、良いよ」
 私は足をばたつかせてみたけれど、悠さんは気にせずベッドルームまで歩いていった。
 ゆっくりとベッドに下ろされると、悠さんは私の上に跨ぎ、再びキスを始めて、さっきより丁寧なキスをくれた。優しく、私のくちびるを包むようにしてみたり、かるく引っ張られたり‥‥。それだけでももう、私はあっためられたゼリーのようにとろとろになってきてるみたい‥‥。不思議。
 今までの、他のオトコの人とのキスは、エッチに繋げる為だけのものに過ぎなかったって思ってしまうくらい、悠さんのキスはいつまででもしていたくなる。
 でも、悠さんはそうはいかなかったみたい。彼の器用な指先が、私のシャツのボタンをひとつひとつ外していく。私、この瞬間が好き。何故だろう。わくわく?わくわく、とはきっと違うなぁ。私的に、とても官能的な瞬間なんだと思う。だから私は悠さんと会う時は成るべくシャツを着るようにしてる‥‥ちょっとしたたかすぎる?
 するする‥‥っ、と私の火照りはじめた躰が露になった。
 彼のくちびるが、私のおでこ、頬、耳たぶ、首筋、鎖骨のくぼみを辿りながら、やがて胸元にたどりついた。
 悠さんは、私の背中に右手をまわして、ブラのホックをぷちん、と外して、シャツと一緒に脱がせてくれた。その時、腕にもキスをしてくれて、私はちょっと変なくすぐったさを覚えたけれど、悠さんの左手は既に私の胸をすっぽりと包んでいた。ゆぅ‥‥っくりと、彼の手が円を描く。
 悠さんのひやっとした舌が私の左側の乳房をちゅんっ、と刺激する。
「はぁぁん‥‥ッ」
 私はその愛撫に驚いて、悠さんの肩をきゅっと掴んだ。
「まひる、気持ち良い?‥‥いっぱい声出していいよ‥‥」
 そんな事言われても恥ずかしいよぉ‥‥
 頭の中では理性が働いてても、本能が黙ってはいないみたいで、彼の絶え間ない愛撫を受ける度、私はたよりない声で泣くように喘ぎ続けた。
 再び悠さんは私にキスを繰り返すようになると、悠さんの手は私のスカートのチャックを外して下ろしにかかっていた。私もそれを手伝うように努めて、悠さんのスウェットを下ろす。私はパンティだけ、悠さんはトランクスだけ、と、一気に裸に近付いてしまった。と、悠さんは突然体の向きを180度変えたの。私の目の前にはトランクスのチェック模様が広がった。

スルッ──。

 え、嘘、信じられない!こんな態勢で、悠さん、何するの?
 そう思った瞬間、私の中心に、今まで一度も味わったことの無い感覚が波うった。
「あぅんッ!‥‥だ、駄目、そんなトコ‥‥恥ずかしいぃ~」
 私は思わず顔を隠したけれど、そんなの全く意味が無かった。彼の巧みな舌技は、私の一番感じる部分を的確に責め立てる。その都度腰に電気が奔るような感覚に襲われて、私‥‥気がどうにかなっちゃいそうだよ‥‥
「まひるのお汁、おいしぃよ‥‥いっぱい流れてくる‥‥こんなに濡らして、そんなにエッチしたかった? ごめんね、我慢させて‥‥」
 悠さんの甘い吐息が、時々私の陰毛をなびかせる。それも私は、しっかりと感じ取っていたの。でも、つまりは悠さんも我慢‥‥してたって事‥‥そうゆう事になるよね?
 そう、我慢してた。って言わんばかりに、私の目の前には、トランクスに覆われた欲望がある。
 ちょっと、この[行為]には今まで抵抗があったけれど、私は悠さんの為なら、と思って、するする‥‥とトランクスを下ろし始める。
 さっき、時計が5時30分を知らせていた気がする。もう夕日が窓辺を照らして、黒い影が壁に伸びて、今の二人のあられもない姿を惜し気もなく、くっきりと映し出していた。
「悠さんの‥‥こんな近くで見たの初めて‥‥」
 私はそう呟いて、興味の導くままに、それに指を這わせた。浮き出た血管をなぞるように上下させてみると、悠さんの、私への愛撫が一瞬鈍るのがわかる。
 何事にも研究心のある私は、それをよくよく見つめるうちに、先端に割れ目のようなものがあるのを見付けた。そこからはてらてらしたものが滲んでいる。
 どんな、味がするのかなぁ‥‥‥‥
 私がそう思って悶々しているのを知ってか知らずか、悠さんは私の膜の張りかけた穴の部分に舌を割り入れてきたの。新しい刺激に、私は思わず腰を浮かせた。
「ぃゃ、ぃやぁ‥‥」
 少し後退りすると、悠さんは私の太ももをがしっと掴んで、更に激しく舌の出し入れを始める。
 この責めを何とかやめさせなきゃ‥‥!
 そう思った私は、目の前のいきりたったものを口に含んだ。
 ちょっぴり苦くて、ぬらっとしている。感じる限りの血管を、尖らせた舌で強弱をつけながら前後に動かしてみる。ぴくん、ぴくんって、悠さんのものが脈うつのを感じながら、一度口からそれを出して、さっき見付けたままにしていた割れ目に舌を忍ばせ、軽くちろちろっとさせてみると、今度は悠さんが腰を浮かせて喘ぎ声を出した。
「気持ち、‥‥良い? 悠さん‥‥‥‥」
「ん‥‥スゴク良い‥‥。ね‥‥、まひる、オレ‥‥もう‥‥‥‥まひるの中に入れたい」
 態勢を元に戻して、悠さんは息を整えながら私の耳元で囁く。
 そうしてる間に、私のアソコからは、さっきまでの刺激の余韻がとろとろの愛液となってあふれてて、はやく悠さんが欲しいって言ってるみたい。
「悠さん‥‥来てぇ‥‥。も、私も我慢の限界だよぅ‥‥」
 何故かはわからないけれど、私の目にうっすらと涙が滲んできた。悠さんはそれを優しく拭ってくれて、にこっと笑った。
「まひる、愛してる。一生オレと居て」
 私はしっかりと悠さんの目を見て頷いた。
「悠さん‥‥私も愛してるよ‥‥愛してる。」
 そう言うと悠さんは、優しいキスをくれて、それと同時に彼の熱くはち切れそうな欲望が、私の入り口ににじり寄ってくる。しばらくそこでこすりあわせて、穴にひっかかるのを確かめると、悠さんはゆっくりと腰を沈める。
「はぁ‥‥ッ、入ってくるよぉ、悠さんが‥‥。あ‥‥ッつうぃのが‥‥」
「大丈夫?痛くない?」
 まだ、半分くらいしか入っていないみたいで、腰がまだ、悠さんの温もりを感じられない。
「あ、あのね‥‥悠さん、‥‥‥‥お、‥‥奥まで入れて‥‥欲しいの」
「まひるが痛くないなら、喜んで」
「ふふっ、まだ平気」
「ん‥‥分かった‥‥いくよ‥‥」
 ぐぐぐぅ‥‥ッ‥‥
「す‥‥すごいよ、まひるぅッ、ぬるぬるだぁ」
 そう呟く悠さんの声と吐息が、少し震えてるのが分かった私は、彼の頬に手を当てがう。
「ふるえてる‥‥よ?」
 私も人の事は言えないみたい‥‥。悠さんのいつもよりとっても大きくて硬いそれは、私の想像以上の膣内での抵抗と圧迫を助けてるんだ‥‥。
「動くよッ」
 悠さんは我慢させていたものを爆発させるかのように、それを出し入れさせた。
 グプッ、グプッッ、チュッ、クチュッッ、グブゥッ、ジュ、ジュッ──
 ゴト、ゴトン、ガタッ─
 ベッドの脚が時々浮いてる音まで響いてる。こんなに激しいの、今まで一度も‥‥ううん、そんな事どうだっていい!もっと悠さんを愛さなくちゃ──
 ただ広げたままの私の足を、悠さんは両方持ち上げて、さっきよりいやらしい腰つきで私を攻め立てる、その悠さんの目が、とってもセクシーに感じるよ‥‥
「あぁ、イイっ!そこだよぅ、ソコぉ‥‥」
「ぅぅ‥まひる、気持ちイイよぉ~、スゴイ締まってる!ヒクついてるよ‥‥」
 私のあそこは、洪水みたいになっていて、奥に突かれる度にジュブジュブ音を立てて、シーツをこれでもかというくらいに濡らした。
「まひる、まひる‥‥好きだよ、うぁぁッ‥‥」
「私もだよぉ、悠‥‥ッ!あ、あぁっ、もっと突いてぇ!」
「ぁあ~ッ、オレもうイッちゃいそうだよ‥‥ッ」
ジュブッ、ジュブッ──
「あんぁんッぁんッ!イイよぉ~私もイクよぉ‥‥ッ!」
ジュッ、ジュッ、グポッ、グッポッ、ジュポッ──‥‥
「一緒にィ‥‥!!あぁッ、イクぅ!イク‥‥ッ!中にね、中にいっぱい悠の精子出してぇ!イッちゃうぅ‥‥ッ」
ジュコ、ジュップ、グポッ──
「ぅん‥‥出すよ!あぁ~ッ、いっぱい出るよッ‥‥ぅあぁッ」

 あれぇ?

 真っ白だよ‥‥?

 うぅん‥‥でもここは何だかあったかい‥‥‥‥。すごく居心地が良い。

「んん‥‥」
「あ、起きた?」
 私は、悠さんの腕の中で眠っていたみたい。すっぽりと包まれて、それでもまだ、悠さんの胸には余裕があるくらい。
「ごめん、悠さん‥‥私ってば‥‥」
 そう謝ると、悠さんはクスっと笑みをこぼした。
「さっき、オレの事悠って呼んだよね」
「あ、あれはその‥‥夢中だったから‥‥」
「分かってるけど‥‥もう悠さんじゃなくていいよぉ」
 少し、悠さんが腕をゆすって私に催促する。私はすごく嬉しくなって、小さな声で「悠‥」と言ってみた。そしたら、悠は、まひる、って、柔らかい声で言ったの。
 ぴと、っと私は悠の胸に顔をくっつけて、悠の鼓動を感じた。
悠も私も、あったかい素敵な温もりで、お互いを暖めあってる。これからは、ちょっとした誤解もあるかもしれないけど、二人ならきっとやっていけるよね。そう思えたの。

「さっき、何で何時に帰るかって聞いたのは、泊まれないのって聞きたかったからだよ」
 悠が笑って言う。
 ほらね、小さな小さな誤解だった。きっと乗り越えた時、おっきな幸せが待ってるんだよね、悠──。

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