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女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

I AM HERE
2021年07月17日 10時29分
MAGNOLIA

あたし、滋が好きだった。決して、高望みではなかったと思う。滋はチャキチャキッとみんなをまとめられる子がタイプだって、周りの友達から聞いてた。彼のために努力したわけじゃなくて、あたしは仕切ることを得意とする性格だったよ。どうして、あたしじゃないのよ。

 高校最後の、学校祭。あたしの学校の3年生は、クラスごとに演劇を発表するのが、毎年の恒例だった。
 あたし達のクラスは、学年トップの成績をもつ佳菜子が監督として、人より少し文才のあるとされるあたしが脚本家として、まとめることになった。
 どうにも協調性のないのが集まったクラスで、ちっとも練習は進まなかった。
 そんな中、よく協力して、励ましてくれたのが滋だった。日が経つにつれ、あたしは彼にひかれていった。
 佳菜子はどちらかと言えばおっとりした子で、到底仕切るなんてコト、できるはずもなく、あたしは一生懸命に佳菜子を支えた。計画表を作り人を動かし、憎まれ役も進んでかった。
 誰もやらない衣裳を縫う仕事だって、ひとりで仕上げようとしてた、そんな時。型紙を探しに図書室へ行くと、滋の声が聞こえた。
「澤田、人のこと気にして、俺のこと振るのだけはやめて」
「でも、ほんとに頑張ってるのは、あたしじゃなくて、芹ちゃんだよ。あたしなんか、芹ちゃんに助けてもらってばっかで‥‥」
「あいつは出しゃばってるだけだよ。本当に頑張ってんのは、澤田だって俺、思うもん」
「嬉しい、ありがと」

 澤田‥‥一緒にいるのは佳菜子だ。佳菜子は、あたしにできない細かな仕事、確かに頑張ってるよ。だけど、あたしだって一生懸命やってるよ。あたしを好きになってとは言わない。でも、あたしの精一杯の仕事ぶり、認めてくれてもいいじゃない。
 本棚に寄り掛かってたあたしは、何となく力が抜けて、そこに座り込んだ。床は絨毯になっていて、音はたたなかった。

「っん、ここ学校‥‥んっふぅ、んん」
「だめ、もう俺、とまんないよ」
「ぁ、ぁ、ぃゃ‥‥あんっ三鷹、くんっ」
「滋って呼んでよ、佳菜子。感じてるの?」
「ゃん、そ、そんな触り方‥‥あぁ」

 ちょっと、何はじめるかなぁ。学校祭の準備は? でも、いいなぁ佳菜子。あたしなんか、オナニーだもん。滋を想って‥‥自分で。あたしも抱かれてみたい。やだ、濡れてきちゃった。
 そっと、パンティーに指をあてがってみる。くちゅ‥‥と微かに音が聞こえた。

「きれいなピンク。もう、こんなにコリコリしてる。気持ちいいんだ?」
「ゃん、言わないで‥‥あっ」
「上からでも分かるよ」
「ひぁっあっぁんっっん、いや‥‥」
「やなの?こんなプックリしてるのに? ここも、ぐちゅぐちゅ言わせてるのに?」
「あ、あ、おねがい、やめないで‥‥」

 あたし、好きな人と友達の声聞いて、感じてる‥‥。滋はどんなふうに触るの? あたしのアソコ、ひくひくしてる。指がもう3本も入ってるのに、まだ足りないって。もうイッちゃいそう。乳首も、痛いくらいブラにこすれてる。でも‥‥。

――ちゅぷっぐちゅ、くちゅくちゅ‥‥じゅるっぴちゃ‥‥
 あたしの音じゃない。佳菜子の、掻き回されてる音?
「ぁ、そんなとこ、汚いよぉっあぁ、ぁん、いいっあぁっ、いっ」
「うまいよ。佳菜子のここ。濡れて光ってる。鮮やかなピンクで、息してるみたいに穴がひくひくしてる」
「ぁ、あ、あっあぁ、もうダメェ、はぁっあんっあっあっあっあぁんっ」

 あたしと佳菜子、同時にイッちゃったみたい。佳菜子は滋に、あたしは‥‥自分で。
 あたしは、そっと図書室を出て、そのまま屋上へ走った。涙が、あとからあとから溢れてくる。絶頂に達したからなのか、失恋からくるものなのか‥‥。

「あーあっ、好きだったのになぁっ」
 自分を励ますように、明るい口調で言ってみる。なんだか、悔しいんだか悲しいんだかで、気がぬけちゃった。空を見上げてみる。高い、秋の空に吸い込まれそうになる。あたしは、そのまま後ろに引っ繰り返りそうになってる。コンクリートに、体を打ち付けたら痛いかな。その痛みで、この胸の痛みは忘れられるかな。そんなことを考えられるくらい、ゆっくり。
 抱きとめられた。あたしの体、筋肉質のおっきな腕につかまっちゃった。でも、支えきれなかったみたい、一緒になって倒れこんだ。
 相手が誰なのか、見る気もおきない。滋は現代っ子に多い細身だったし、今頃は佳菜子とお楽しみ中だろうし、絶対ちがう。じゃあ誰?
 気にはなるんだけど、目が開こうとしない。相手の心臓の音が聞こえる。あったかい‥‥ずっとこうしていたい。

「――おい」
 え? この声。あたしは飛び起きた。
「一輝! 誰かと思った」
「へぇ? おまえ、誰かも分かんない奴に、こーして抱きついたりすんだ」
「っ、それはッ‥‥あったかくて気持ちいいなって思って、それで、その‥‥」
「ふーん? 気持ち良かったんだ」
 一輝、ニヤニヤしてこっちを見てる。熱い。きっとあたし、耳までまっ赤なんじゃない? 何だかすっごく恥ずかしい。
 滋が学校行事に積極的なのは、全部、佳菜子のためだった。あたし、何を期待してたんだろう。滋が見てたのは、あたしじゃなかったのに。
――トンッ。
 寝転がったままの一輝にもう一度身を任せる。失恋したからかな、それとも欲求不満? 無性に人肌が恋しい‥‥。
「ところでお前、準備は放っといていいわけ? 教室、みんな好き勝手してんだけど」
「あ、えと、佳菜子は? いないの?」
 しまった、声が裏返っちゃった。
「知らねーよ。だって澤田サンじゃ、仕切れないじゃん。だからお前を探してたの」
「ち、ちょっと。図書室とか、行った?」
 しばらくの間、沈黙が流れる。
「芹、お前知ってんの?」
「一輝こそ‥‥やっぱり図書室に行っちゃたの?」
「んなこと言ったって、お前が図書室に行くって言ったから。それで、なんか澤田サンと滋が話してるのが聞こえて‥‥」
 そう。それであの二人、始めたんだよね。
「なぁ、おまえ滋のこと好きだった? 図書室に入れなくて、なんで教室に戻ってこないわけ?」
 す、鋭い。でも、あたしの方が、先に図書室にいたんだよ。
「うん、失恋したの。でも、本当に好きだったかどうかも、分かんないな。だって、滋の好きな所って、全部。全部、佳菜子のためだった」
「あいつも、見る目ないよなぁ。俺らのクラスがまとまってきたの、お前の力なのにな。澤田サンなんて名前ばっかじゃん」
「ちょっと‥‥それはひどいんじゃない?」
 体を起こして、一輝を見た。そんなことを言いながらも、心のどこかに喜んでる自分がいる。あたしもたいがい、人間できてないな。
「だって俺、ずっと見てるもん、お前のこと」
「な、何言ってるの? 頑張ってるのは、佳菜子だって一緒だよ」
「知ってるよ。でも、休み時間けずって計画表を作って、わざわざ人に憎まれて。誰もやりたがらない仕事だって、ほとんどお前がやってんじゃん」

 熱いものが頬をつたう。ポロポロポロポロ、胸の奥から込み上げてくる。全部見ててくれた人がいる。あたしの努力を、全部‥‥。

「どうして‥‥っ、ひっく、どうして知ってるの? あたしの言ってほしいこと、全部っ‥‥一輝がっ言ってくれるの?」
 一輝は、起き上がってあたしの肩を抱いた。
「言っただろ。俺は、ずっとお前のこと見てるの。芹が言って欲しい台詞ってのは正直わかんねーんだけどさ。俺、お前のこと好きだもん」
 この人は、上辺だけじゃない、あたしの全てを見てくれるんだ。いいな、そういうの。
「っあたしも、一輝の全部、解ってあげられるかな」
 あたしは、一輝の胸に顔をうずめた。あつい胸、大きな腕で、あたしを優しく包んでくれる。
「わかってよ」
 そう言って、笑いかける一輝。彼の手があたしの顔を撫でる。野球部員によくみられるマメだらけの手。親指を、あたしの口唇におしあてる。
 あたしはそれを口にする。そっと噛んでみたり、吸ってみたり。ふいに指を離され戸惑うあたしにキス。お互いの口唇の感触を確かめるように、ぷちゅっぷちゅって。
 遠慮がちに一輝の舌が口唇を割る。あたしはそれに応える。女の人の中ってこんな感じかな。むにゅむにゅしてて、柔らかくて、熱い。
「芹‥‥、したい」
 その言葉に反応して、あたしの奥から何かがジュンッてわきでるのが分かった。
「うん‥‥もっと、知って。あたしのこと」
 言いおわると同時に、ブラウスの上からしっかりと胸をつかまれた。
「あんっ」
「芹のおっぱい、プニプニしてる。乳首はここ?」
 命中。あたしの乳首、埋め込むように押さえられた。
「すごい。もう固くなってんじゃん」
 そう言って親指で乳首の先を撫でる。太い、武骨な指で、かするかかすらないかってくらいにそっと。そうかと思えば、キュッて摘んで、もっとあたしを固くさせる。
「っん、あ、一輝‥‥っあっ」
 あたしは立て膝の状態でブラウスのボタンを外した。
「直接‥‥して」
 ブラは淡いピンクのレース。上からでもあたしの乳首の形、分かっちゃってる。一輝は薄いレースを下側にずらした。自然に肩紐も腕の方へと滑った。あたしの胸がプルンッてこぼれた。
 先っぽにキス。かと思った瞬間、吸われた。ちゅうちゅうって、赤ちゃんみたいに。感触を楽しむようにしてやわやわと揉みながら、舌先で執拗にいじめてくる。
「っ、あんっはぁっぁっゃん」
 あたしは一輝にしがみつくしか出来なかった。一輝の顔に胸を押しつけるようにしてた。
 突然、アソコにも刺激が走った。そんなにいっぺんにされたら‥‥。蜜が太ももにたれてきちゃった。布一枚じゃえられないほどに溢れてるんだ。
 そんなことはお構いなしに、こすり続ける一輝の指。あたし、クリが一番感じるんだよ。
「あっあっっんっあぁっ」
 あたしったら無意識のうちに、一輝のオチンチンにぎっちゃってた。一輝の切なそうな顔、愛しくてたまらない。夢中であたし、キスをする。もっと、もっと、あたしを感じて。
 またあたしの中から、熱いトロトロしたのが溢れてくる。あ、一輝の指が、パンティーの隙間から‥‥。
「芹、なんでこんなに大洪水なの? パンティーぐちょぐちょだよ。案外エッチなのな、お前って」
 あたしの入り口のあたりを、クチュクチュさせる。
「ぁっ、っ一輝を‥‥ゃっ欲しいっ、の、だから、っん」
 ヌプッて音をたてて、あたしのアソコ、簡単に一輝の指をのみこんじゃった。一本、二本って増えていく。
「すげー熱い。俺の指、きゅうきゅう締め付けてんの分かる? あ、ほら」
 あぁ、一輝の‥‥。離したくない。そう思うと自然にキュッて、抜けないようにってしちゃうんだよ。
 何かくる‥‥。あ、いつもとちがう。一輝の指先、あたしの中の、お腹の方をひっかくってゆうか、こするってゆうか、あ、あ、頭が真っ白になる。
「いやっ、やぁっあっあ、やめっあ! あぁ、ダメェッ」
 自分でするときとは全然違う、からだの奥の方から、何かが込み上げてきたんだ。
「イッちゃった?」
「はぁっぁっ、もっと、すごいの。ね、これ‥‥欲しい」
 一輝のオチンチン、さっきよりも固く熱くなってて、窮屈そうにしてる。
 ベルトを外して、ゆっくりチャックをおろす。あ、見えた。今まで見たオチンチンとは、比べられないくらい太い。こんなのが、全部入っちゃったらどうなるの?
 子宮のあたりかな、疼いてる。そっとにぎる。先がテラテラと光ってて、ひどく官能的。その先から溢れてるものを、すくっては、その手を上下させる。顔をあげると、一輝が目を閉じて感じてる。
「っ、芹‥‥ぁっ」
 一輝、女の子みたいな声だしてる。
「芹、俺、もう‥‥っお前ん中に、入れたい」
「あたしも、一輝の欲しい」
「‥‥おいで」
 とうにパンティーは脱いでしまった。あたしは一輝に向き合い、またがる形で立て膝をついた。一輝の肩に腕をまわす。彼はあたしの体を支える。
「自分で入れてみてよ」
 ためらったけど、一輝の言葉にしたがってゆっくり腰を沈めていく。
「あっ」
 オチンチンの先が、あたしのとろとろになった入り口に触れた。
「いいよ。そのまま、入れて」
 ずにゅって、イヤラシイ音をたてながら、あたしの中は彼でうまっていく。きつい。もう入らないよ。
「芹。まだ最後まで入ってないよ」
「え、っん、でももう‥‥」
 一輝はあたしの腰をつかんで、突き上げた。
「あっ、ぁっんっ一輝っ! あ、あ、壊れちゃうよ、ゃんっ」
 奥の壁が突き上げられる。お腹がこすられて気持ちいい。自分じゃ与えられない場所に、これ以上ない快感が走る。
「っ、中‥‥すんげぇ熱い。きつくて、くっ」
 あたし、勝手に腰がうごいちゃう。あたしの中を行き来する、一輝のオチンチンを離したくなくて。
「ぁ、あ、そんなにしたら、あっあ、やだ、あっあっ」
「俺っ、はぁっ、もうッ」
 寸でのところで、一輝はあたしからオチンチンを抜いてくれた。一緒にイッた。嬉しいな。
 でも‥‥ほんとは中で、一輝の熱いのを感じたかったかも。でも、そういう無責任なことをしないのが、一輝のいい所よね。
 あたし達、はたから見ると間抜けな格好なんだろうな。中途半端に制服をはだけさせたまま、あたし達は大の字になって寝転んでる。このまま時が止まっちゃえばいいのにって思うほど、穏やかな空気に包まれてる。

「俺、教室もどりたくねーな」
「あ、そうだった!」
 あたしはハッとして跳ね起きた。そうよ、時がとまっちゃえばいいとか言ったけど、エッチのあとの余韻に浸ってる場合じゃないんだった。時間を止められるものなら、是非そうしたいものだわ。あたしは立ち上がって制服の乱れをなおした。
「お、やっぱ行くんだ? それでこそ芹だよな。でもお前ノーパン‥‥」
 パチンッ、我ながらいい音。
 一輝のほっぺたを、両側から軽くたたいてやった。
「仕方ないでしょ? あたしがやらなきゃ誰が仕事こなすのよっ。そうでなけりゃ一刻も早く帰りたいところよ」
「そりゃあアレは履けないよな。なんたってビショビショだもんなー」
 寝転がったままの一輝が、意地悪そうに上目遣いであたしを見る。なんだか自分だけがエッチなことをしたみたいで恥ずかしい。
「――ッ、んじゃあ一輝は、ずっとそこにいるのね。先に戻ってるわよ」
 あたしは一輝に背をむけ出口に向かった。それと同時に、後ろからあたしはとらえられた。身動きがとれないのはもちろんだけど、心までつかまれたような気がした。一輝が耳元で低く囁く。
「お前のいたところ、コンクリートの色がかわってるよ」
「もう、誰のせいよ」
 あたしはそう答えて顔をあげる。やなヤツ。あたしを見透かしたような、イタズラっぽいその瞳。一輝の顔が近付いてくる。あたし達は逆さまにキスをした。

「遅かったじゃない。型紙は見つかった?」
 教室に戻ると佳菜子が話しかけてきた。
「あ、ううん。ちょっと、他にやること、できちゃったから」
 なわけないでしょ。佳菜子も演技派よね。さっきまで、あんたが図書室にいたからよ。
「そっか。芹ちゃんの探してた本、まだ図書室にあったから、持ってきといたんだ。はい」
「あ、ほんと。ありがとう」
 あれ。何か紙がはさんである。佳菜子の字だ。
『私、滋‥‥三鷹クンと付き合うことになったよ。芹ちゃんは、村瀬クンと屋上で何してたのかなぁ?』
 あたしはびっくりして、顔を上げる。佳菜子は、意味有りげな笑みを浮かべた。
「知らないよ‥‥芹ちゃんが図書室にいたことも、屋上でしてたコトも‥‥ね」
 どうやら佳菜子には、全部バレちゃってるみたいね。隠れてオナニーしてたのは、さすがに大丈夫だと思うけど。でもどうして?
「くすくすっ、そんな不思議そうな顔しなくても。その型紙、どこにあったと思う?」
「あっ!」
「そう、カウンターのところにあって、まだPC処理してなかったのよね。
「それだけで?」
「型紙借りるなんて、芹ちゃんくらいだもん。教室も職員室も被服室も、心当たりは全部探したけどいなかった。それで、屋上にあがったの。村瀬クンに先越されたけど、ついに見付けちゃったってわけ」
「‥‥さすが」
「でしょ」
 フフッと笑って仕事を再開した彼女は、ほのかな自信すら見える。きっと、滋のおかげね。
 あたしも、一輝に見付けてもらったわ。
 存在価値。
 必要としてくれる人がいること。
 あたしが、ここにちゃんといるっていうこと。

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