眩しいフラッシュの光が私を包む…
テンポのいい音楽と、ザワザワとした群声の中、モーターショーのステージの上で、艶やかな笑みを振りまく私は、至極の時間を過ごしていました。鮮やかな光沢を放つスポーツカーのボディーに手をかけ、しなやかな姿勢を取る私を、大勢の男たちが争うようにカメラに収めています。
(誰も車なんて撮ってやしないわ… この私がお目当てなのよ…)
ギラギラとした飢えた目つきで私の肢体を狙うレンズは、止め処なく響くシャッター音とともに、私の美しさを記憶し続けています。
(まるで御馳走に群がるアリのようだわ… みんな同じような恰好をして… 私の美しさを撮らせてあげるけど それ以上近づかないでね… アンタ達にはそれ以上近づく権利は無いのよ…)
ショータイムが終わり、ステージを下りて控え室に向かうと、私の後ろをゾロゾロと追っかけファンが列を作って付いてきました。鬱陶しさを背中で感じながら早足で歩き、【関係者以外立ち入り禁止】の看板の横で振り返ると、満面の笑顔でお辞儀をしました。
「今日は来てくださって有難うございました」
群集から大きな拍手が沸き、口々に賞賛の声が飛び出します。内心イライラしながらも愛想笑いを振りまいていると、数人のグループが一歩前に出てきました。
「エ・エリカさん! 今日は 今日は最高っした! こ・こ・これ受け取って欲しいっす!」
背は低く小太りで、脂ぎった顔をテカテカさせている男が、ドモリながら花束とクマの縫いぐるみを押し付けてきました。どうやらグループの代表のようです。
「うわぁー!ありがとうございますぅ!クマちゃん可愛いぃ~!大事にしますぅ!」
甘えたセリフ・態度とは裏腹に、内心では怒りが爆発していました。
(チョット!手に触らないでよ!汗でベタ付いてて気持ち悪いじゃない!アンタなんかが私に触るなんて1億年早いんだから!)
必死の思いで愛想笑いを維持しながら控え室に向かう私は、廊下のゴミ箱に花束と縫いぐるみを投げ捨てました。一刻も早く手放したかったのです。そして、控え室の化粧台の前で、男に触られた手をウェットティッシュで念入り拭き取っていました。
「やだもー… 最悪!何よあのキモオタ共は!気味の悪い縫いぐるみをチョイスしてきて… あんなの部屋に飾れるわけないじゃん!」
その時です
「おい!!」
大きな怒声に身体はビクンと反応し、椅子の上で飛び跳ねてしまいました。
鏡越しに背後を見ると、先ほどの数人のグループが怒りの表情で立っています。
「ぁ… ぁ… ぁ… 」
驚きの余り思考回路は停止し、言葉が出てきませんでした。
(何?… なんで?… 何?… なんで?… )
「俺たちのエリカがこんな女だったなんて… 畜生…」
捨てたはずの縫いぐるみが、小太りの男の手の中でギュッと握りつぶされ、顔の部分が無残にも変形しています。だんだん落ち着きを取り戻してきた私は、目の前の侵入者たちに言い放つ事が出来ました。
「ここは関係者以外立ち入り禁止場所です!直ぐに出てってください!」
小太りの男が恨みがましい顔つきで、縫いぐるみを投げつけてきました。その様子は極度な興奮状態で、身体全体がブルブルと震えています。
「俺たちを裏切りやがって… 制裁を加えてやる!」
数人の野獣たちが、いっせいに私の身体に飛び掛ってきました。
「ヤ!!! 誰か… ウグゥ!ンンンンンン!ンンンンンン!」
ガムテープで口を塞がれると、私の叫び声はくぐもった呻き声にしかなりませんでした。手足をバタつかせて抵抗しようにも、数人の男たちが必死にしがみついているため、身体が思うように動きません。
「バチッ」という空気を切り裂くような音を聞いたような気がしました。それがスタンガンによる攻撃だと気が付いたのは、野獣たちのアジトに連れ込まれた後だったのです…
… … …
(痛い… 頭が…)
おい!いい加減に起きろ!
(うるさい… 誰… 誰かが髪を引っ張ってる… )
「ぃ… ぁ… 何! 嫌!何!え!!」
意識を取り戻したときに最初に気が付いたのは、私が卑猥な恰好をさせられていた事でした。両手は縛られて頭上で繋がれ、両脚は大きく開かされて高々と引き上げられています。まるで幼児がオシッコをさせてもらうような恰好で、ピンクのパンティーが露にされていました。
「キャーーーー!キャーーーー!キャーーーー!」
激しく叫ぶ私の頬に、何度も平手が打ち下ろされました。それは、叫び声を止めるまで幾度と無く続いたのです。
「大人しくしろよ このメス豚が…」
私を叩いていた人物の顔をやっと見る余裕ができました。あの小太りの男です。周りを見渡すと、見知らぬ部屋のようでした。数人の男たちが怒りに満ちた表情で見下ろしています。私は、自分が拉致された事をやっと理解したのです。
「お前のような性悪女は徹底的に辱めてやる」
上半身の衣装を捲り上げ、ブラジャーを剥がされると、自慢の白い乳房がプルンと飛び出しました。
「やーーーー!やーーーー!やーーーー!」
激しく顔を左右に振り、大声を立てますが晒された乳房を隠すことは出来ません。男たちが手に持っていた淫具を乳首にあててきました。痺れるような振動が、乳首の先端に押し付けられます。
「ヤダヤダ! やめ…! やめなさい!! アンタ達加減にしなさいよ!!!」
「いい加減にして!! このキモオタ共! さっさと離さないと事務所の人がアンタ達を殺しに来るわよ!!」
あまりの理不尽さに我慢しきれなくなった私は、残された唯一の武器である大声で、野獣どもを威嚇してみました。でもその武器は、自分の身を守るには、余りにも非力なものだったのです。小太りの男が近づき、私の顎を掴んで囁きました。
「下品な女だ… こんな女に俺たちは声援を送っていたのか… 裏切りやがって… みんな! この女を再起不能になるまで陵辱しつくそうぜ!!」
オーッ! という掛け声とともに、数人の男たちが群がってきました。
ある男は腕の付け根にしゃぶりつき、脇の下をベロベロと舐めまわしはじめました。ある男は手の指先にしゃぶりつき、唾液をダラダラと撫で付けています。自慢の白い乳房は良いように弄ばれ、乳首は抓られ、噛まれ、引っ張られています。
「やめてっ! キモイ! ヤダヤダ!キモイ! 触らないでよ!」
必死に罵声を浴びせながら身体を揺さぶりますが、ガッチリと縛り付けられている状態では、されるがままでいるしかありません。全身を甚振られるおぞましさに、身体がブルブルと震えていました。
そして、標的はいよいよ丸出しにされている股間に集まってきたのです。
「お前のような性悪女のオマ●コは いったいどうなってるんだ?」
パンティーの股間部分を掴まれ、上下に動かされて恥丘全体を擦られると、陰毛と大淫唇が摩擦で引っ張られて挿すような痛みが走りました。
「痛い!痛ーーい!!痛いって言ってるのに… ぅぅ…」
悔しさと、痛みと、恥ずかしさに涙が滲み、唇を震わせながら訴えますが、股間を甚振る行為は終わらず、ますます力を込めて女性器を擦り上げてきます。
「なんだ 散々俺たちのことを馬鹿にして いまさら泣いてんのか?」
顔を覗き込む男の視線を避けるように、顔を背けて涙を隠しました。
「お前を甚振るための道具を沢山持ってきたんだよ」
小太りの男が持っていたのは、マッサージに使うアンマ機でした。何に使うのかを想像した私は、サッと血の気が引いていくのを覚えます。
「やめてよ! それで私に何をするつもりなの!」
私を囲って見下ろしている男たちから、下品な笑い声が上がりました。
「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!やぁぁぁぁぁぁぁぁ!やぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
2本の電気アンマ機が、パンティー越しに淫らな振動を繰り出してきました。それらは正確に、私のクリトリスと小淫唇を狙ってきています。腰をくねらせ、淫靡な刺激から逃れようとしても叶いません。
「反省しろ!俺たちをバカにしたことをじっくりと反省しろ!」
「僕たちはエリカを一生懸命応援していたのに!よくもキモオタだなんて言ったな!」
「キャンギャルやってるからっていい気になるな!お前程度のレベルならいくらでもいるんだよ!」
周りから飛んでくる罵声が、私の頭の中でグルグルと渦を巻いています。そして、その中心に見えていた白い光が、ドンドンと眩いぐらいに大きくなり、私の理性をを侵食してきました。臨界点の突破です。
「嫌! 嫌!嫌!嫌! 逝きたくない!逝きたくないのにぃぃぃ!!!!!」
数秒間痙攣した後ガクっと力が抜けて、ハァハァと肩で呼吸をする私の周りで歓声が沸きあがりました。それはいつもの私を賞賛する言葉ではなく、私を嘲笑・侮辱するものばかりでした。
「あははははは!エリカを逝かせてやったぞ!」
「バカにしていたキモオタに逝かされた気分はどうだ!」
「縛られて善がるなんて!相当なマゾだな!メス豚め!」
「パンティーの染みを見ろよ!気取った女がいい気味だ!」
「よーし!次は達磨責めだ!もっと硬く縛りつけて自分の傲慢さを思い知らせてやれ!まずはメス豚が服を着てるなんて生意気だ!裸にひん剥け!」
興奮した野獣たちの手が一斉に私の身体に伸びてきました。手にはカッターのような刃物を持っています。ブチブチと危険な音を立てながら身にまとう衣装を切り裂き、あっという間に全裸にされてしまいました。そして小太りの男の手によって、身体中を縛り付けられてしまったのです。
「よーし このメス豚を 机の上で土下座させろ!」
身体中を達磨のように緊縛された私は、身動きする事さえできません。剥きだしにされたお尻を高々と上げた恰好を強いられ、激しい屈辱感に身を震わせていました。
「メス豚め オマ●コもケツの穴まで丸見えだぜ!」
そして再び、逝かされたばかりで敏感になっている淫芽に電気アンマ機が押し当てられたのです。
「やめてぇぇぇぇ! お願い もうやめてぇぇっぇぇ!」
押し当てられた電気アンマ機の振動に、頭の中は真っ白になり、唇から涎を垂らしながら何度と無く逝かされました。何度やめてと叫んでも、野獣たちの淫行は終わりません。
「リーダー!僕こんな武器を持ってきました!」
おーっ という歓声の中、キツク閉じていた目を半開きにして見てみると、1人の男が建築現場で使うようなドリルを抱えているのが見えました。そして、その先端には陰茎を模った張り型が装着されていたのです。ウィンウィンと音を立ててデモンストレーションをしている男は、まるで英雄を気取るように淫らな道具を見せびらかしていました。
何に使うのかは容易に想像が付きました。身体中の毛穴が収縮し、ゾワゾワと鳥肌が立っていく不気味な感触が全身を包みます。
「ぃゃ… やめて… 壊れちゃう…」
息も絶え絶えの私は、消え入るような声で呟きますが、それを聞いている者は居ませんでした。
「よーし! 青山君! メス豚のオマ●コを その秘密兵器でほじくってくれたまえ!」
高々と上げさせられているお尻の周りに、男たちが集まりました。激しい唸りを立てながら回転している張り型が、私の膣穴を犯していく様子を食い入るように見ています。
「青山君! ターゲットをロックオンしろ! 狙いを外すな! 」
「はい! リーダー!」
(ぃゃぁぁぁっぁ… 助けてぇ… )
「おいメス豚! 動くと危ないからな! オマ●コを壊されたくなかったらじっとしてろよ!」
逃げる事も、防ぐ事もできない私は、目をギュッとつぶって陵辱に耐えるしかありません。大怪我をするかもしれない危険な責めに、身体中が鉛の様に硬直してました。
大淫唇に激しく回転する張り型の先端が触れた感触がありました。探りを入れながら侵入口を捜しています。そして、愛液を滴らせている膣穴を探り当てたようです。
「ここだ! 皆さん いきますよぉ!」
(ひぃぃぃぃぃぃっ ひぃぃぃぃぃぃっ ひぃぃぃぃぃぃっ)
激しく回転する張り型が、膣の内壁を擦り上げながらジワジワと侵入してきました。快感よりも恐怖に飲み込まれた私は、子宮にドリルが突き刺さるのではないかと、気が気ではありません。身動き一つとれず、小声で囁くことしかできませんでした。
(やめて… やめてぇ…)
「おい見ろよ ケツの穴がパクパク口を開いてるぜ 」
「いやらしい肛門だな こっちにも入れて欲しいのか?」
「青山君 このメス豚はオマ●コだけでは満足できないようだ アナルにもぶち込んでやりたまえ」
「ラジャー!」
ズボッっと引き抜かれた張り型は、その身にまとった愛液を四方に飛び散らせながら、お尻の穴に標準をあわせています。排泄器官であるお尻の穴に、こんなものを突っ込まれたら、お尻がズタズタに引き裂かれてしまうかもしれません。高ぶった恐怖は私のプライドの鎧を引っぺがし、野獣たちに謝罪する選択をさせました。
「や・止めて下さい! お願いです! 私が悪かったんです! お詫びしますからお尻だけは許してください! ごめんなさい! お尻に入れないで下さい!」
「メス豚が 何か言ってるか?」
「聞こえませんなー」
「早く入れてくださいって言ってるんじゃないですか?」
「青山君! 俺たちの怒りを思い知らせてやれ!」
お尻の穴の表面に、激しく回転する張り型の先端が触れました。次の瞬間です。
「ぃ… い! いぎぃぃぃぃいっぃ!!!!!!!!!!!!!」
メリメリと音を立てて肛門のシワを掻き分けた張り型は、激しく回転しながら先端を挿入させました。お尻の穴を燃やし尽くすような熱い刺激が、背骨を駆け抜けて脳髄まで達します。
「無理!! ダメ!! 抜いて!! 抜いて!!!」
「メス豚め 俺たちの怒りを思い知ったか?」
「謝ります! ごめんなさい! だから早く! 抜いて! 早く抜いてぇぇぇぇ!!」
「抜いてだと? それが人にモノを頼む態度か! 抜いて下さいだろーが!」
「抜いてください!!! お願いします!! 早くぅぅ!!!」
「気持ちがこもってない!! 青山君! もっと深くほじりたまえ!!」
「ぎゃぁぁぁっぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!」
結局お尻の穴は、10数分間に渡って拷問されました。何度も謝罪の言葉を言わされ、その度に難癖つけられて言い直させる責めは、私のモデルとしてのプライドだけではなく、人格をも削り取っていったのです。
「エリカは下品なメス豚です… 皆さまの期待を裏切って申し訳ありませんでした… どうか皆さまのオチンポで… エリカの汚いオマ●コを浄化してください… 皆さまの清らかな精液をエリカの体内にお与え下さい…」
机の上で仰向けになり、M字開脚をさせられている私は、男たちに逆らう気力はありませんでした。言われた通りのセリフを繰り返し呟きます。まるで壊れたプレイヤーのように、無感情な声で何度も何度も呟き続けています。ジンジンと痛みが走るお尻だけが現実味を帯びていました。
「よーし やっと言えるようになったな 望みどおりにエリカの汚いオマ●コを綺麗にしてやろう」
「ありがとうございます…」
リーダーと呼ばれる小太りの男が、皮を被ったままの陰茎を扱きながら私の股間の前でしゃがみ込みました。そして、挿入に散々戸惑った挙句、膣口の入り口付近で精液を漏らしたのです。
「ちょっと リーダー! まだ入ってないじゃないですか~!」
「いや諸君! ちょっと待ちたまえ! 実は生身の女と交わるのは初めてなのだよ!」
「いいから 早くどいてくださいよ~ もう一度したいなら列の最後尾に並んでください」
犯されるのを待っている私は、男たちのやり取りを人事の様に眺めていました。すると、ガチャリとドアが開く音が聞こえたのです。ドヤドヤと大勢の足音が近づいてくる気配がしました。
「リーダー こんちはーっす エリカとヤレルって本当っすか~?」
「おおー同士達! よく来たな! 俺が最後尾だ! エリカとやりたい奴は俺の後ろに並べぇ!」