黒板を見つめる真摯な眼差し。
陽介は学習塾で講師のアルバイトをしていた。
「ここは‥‥」
しかし元々彼は事務雑務担当であった。が、人手不足のため週2時間だけ講師もさせられていた。陽介は事務方の仕事ではかなりの評価をされていたが、それは塾側の見方であり、生徒の方は、おとなしくて授業の下手な彼を、多くの者がバカにしていた。
そんな中でただ一人常に真剣な姿勢で陽介に接してくれるのが、今教室で彼と二人きりとなっている、ともみであった。
小柄な身体に本来の年齢より3つは幼く見える、可愛らしくもあどけない顔の少女は、超難関校に通うこの塾一番の秀才。おそらくこんな自分から学ぶものなどないに違いない、と陽介は思っていた。
そのともみが、今日の授業終了後追いかけてきて、
「先生、今日はお忙しいですか?」
と訊ねる。
「あ、いや、別に‥‥」
しどろもどろに答えると、
「先生、私先週私用でお休みをいただいたので、補講をしてくださいませんか?」
と申し込んできたのだ。
「補講?」
「先生がお忙しくなくて、しかも可能であればですけれど。」
無垢な眼差しで見上げられると、もう心臓が早鐘のように高鳴りだした。
「駄目ですか‥‥」
「あ、いや、構わないよ。」
「ホントですか!」
白い歯をチラッと見せて嬉しそうにする。
「あ、でも、そういうのは塾長にも訊いてみないと。」
「あ、そっか、そうですよね。」
早速塾長に話をしてみると、構わないと言う。
通常鍵を閉めるのさえ彼任せにされているほど「そっち方面の」信頼はあったから、家に電話させてから補講をし、送って帰れということが条件。
塾長の言い付けどおり、ともみには家に電話を入れさせ、補講を始めたのだった‥‥。
取りあえず板書を終える。ともみに書き写させている間は彼女を見つめていても大丈夫だ。
(ああ、あの胸を後ろから鷲掴みにしてみたい‥‥)
いつしかそんなことを考えていた。
大学に入るまで陽介は自分の性嗜好がどうのと考えたことはなかったのだが、ともみと会ってからは、自分が10代前半の少女との性交に積極的と気付いた。それも幼いほど感じる衝動は大きかったのだ。
今は冬服のためほとんど判らないが、夏には薄着であるため、ともみが身長とか容貌からは想像もできないほどの乳房の持ち主だというのを知ってしまっていた。こんなに幼い顔の下に隠された豊かな肢体を想像するだけで股間は猛り狂う。だから、彼を夜ごと慰めているのは脳裏で丸裸にされた少女と自分が繰り広げる痴態の数々になっている。
(今日はパイズリであの顔に‥‥)
ともみがふっと顔を上げたところで目が合ってしまった。
「あ‥‥お、終わったか?」
「はい。」
「じゃ、じゃあ、次な。」
自分でも情けないほど声がうわずっている。いつの間にか股間がムクムクと膨らんでいたが、これはともみに気付かれていないだろうか‥‥。
余計な心配ばかりが頭をよぎっていく。
その後補講は何事もなく終わり、ともみはコートを手に取った。
(ああ‥‥帰ってしまう‥‥)
せっかく二人きりなのだ、どうにかせねば。などという異常な考えが陽介を支配していたが、彼にはどうすることもできかねた。
「あーあ、喉乾いちゃった‥‥」
「え?」
伸びをしながら思いもかけなかった言葉が発せられる。これを逃す手はない、勇気と言うよりは異常な歪欲が、口を乗っ取った。
「コーヒーでも飲んでいくか?そ、それとも、紅茶でも‥‥」
「わあ!よろしいんですか?」
「いいよ。」
「じゃあ、ごちそうになります。先生、有り難うございます。」
ピョコンと頭を下げられると、何も疑っていないであろう少女に対して邪心を持って臨んでいる自分を恥じたが、まずはコーヒーなり紅茶なり作ってやらねば。
事務室まで連れてきて希望を聞いてみる。
「どっちがいい?」
「紅茶でお願いします。」
「紅茶ね、ちょっと待ってて。」
奥の給湯器の前に行くと、ともみも付いて来た。
「へえ、奥はこうなっていたんですね。ここまで入らせてもらったのは初めて。」
そう言っておきながら、冷静に考えればともみは『勝手に入ってきた』のだが、とにかく余裕のなくなっている陽介には文字どおりの意味にしかとれなかった。
「ミルクは入れる?」
「っと‥‥そうですねぇ‥‥」
一瞬考えた後、
「今は、いいです。」
「そう。」
この言葉の意味もこの時はまだ判らないでいた。
しばらくとりとめもない話をしていると、突然ともみが訊ねてきた。
「先生は好きな人とかいるの?」
対面にいた席も隣に移して、しなだれかかってきた。
「先生のこともっと教えていただけますか?」
「好きな人‥‥」
まさかお前だとは言えないし、陽介が好きなのはむしろともみの肉体だったから答えにつまっていると、
「先生、ともみのこと嫌いじゃないですよね?」
「は?」
「いつも優しく見ていてくださいますから。」
この少女には行動を見透かされていたのだ。
今度は急に目の縁を紅くして、
「さっきなんかは‥‥」
「え!?」
(まさか、さっきの膨張まで知られていたのか)
「先生‥‥」
首に手を回して瞼を閉じた。
ともみとキスができると思ってはいなかったので、もう有頂天になっていたが、さらに想像をぶち破る発言が続く。
「男の人って‥‥あんなふうになると、苦しいんだよね?」
潤んだ瞳で見つめ、
「楽になるなら、先生なら、ともみ、いいよ‥‥」
パッと顔をそらした。
「いいよ、って‥‥」
そらされた顔を覗き込むように確認を求めると、
「セックス‥‥」
とだけ言ってうつむいてしまうのだった。
その先はあまり記憶がない。
ふっと気が付くと、事務室のソファ上で陽介はともみに馬乗りになっていた。下に敷かれた少女は,年に似合うことなく豊満な乳房を揉みたてられて切なげな喘ぎを上げている。
陽介は最初それが夢だと思った。妄想の中で常に彼は少し荒々しくともみの胸を揉み揺すっていたのだから。だが温かく柔らかいこの手の感触は間違いなく現実だ。
しかも二人とも一体いつの間に全裸になったのだろう。
前傾の姿勢なので自らの怒張がすぐ目の前で最大拡張を遂げており、鈴口からチュルチュル液が浸み出しているのが見える。
「せんせぇ‥‥」
うっすら滲む汗で前髪が額に張り付いている。さっきまで黒板だけを見ていた瞳は今、淫楽で泣き濡れている。ピンクのままの乳首ももはやビンビンに勃起している。
さらに気を付けて視姦するとうっすら紅く指の跡も付いている。あまり覚えていないが相当丹念に揉んでいたようだ。
「ん‥‥ふぅぅ‥‥」
指の動きに合わせてともみの口唇から甘い息が鼻声と共に洩れる。
「ともみ、おっぱい気持ちいいか?」
「う‥‥ん‥‥」
とろけそうな動きでかろうじて顎を縦に振る。
「じゃ、今度は‥‥」
体勢を換え、ともみを一人掛けのソファに座らせる。
「先生、そんなとこダメぇ‥‥」
次は秘園を鑑賞しようとしたが、ともみはイヤイヤした。
「ともみのを全部見たいんだ。いいだろ?」
「‥‥はい」
観念してそっと開かれた脚の間にともみの恥部がさらけ出された。
「ああ‥‥」
素晴らしい眺めだ。透き通るように白い肌には茶色というか金色というか、まだ産毛同然の恥毛が頼りなく茂っている。乳房は立派に成長しているが、各所のバランスがとれている訳ではないのだ。しかしそれも、今の時期だけのことだろう。少女が女になっていく過程の貴重な一瞬間を目にできた。
「すごい、もうビッショリだよ。」
「イヤぁ‥‥」
恥毛の下で縦に刻まれた肉裂からトロトロ何か滲み出している。
「ひぁっ!せんせぇ、ダメぇ‥‥」
秘裂に口をつけ、舌を差し出して辺り一帯を舐め拭う。
(ともみのおツユだ‥‥)
味だとかそんなものはもうどうでも良くって、今こうしていられるのが信じられないし永遠に続いて欲しかった。
指も挿れてみる。熱く灼けた粘膜は指に絡み付き、手の平までも淫蜜が流れ込んでくる。
「ああ~!!」
両手で顔を覆って、しかし指の間から自分の中に突き立てられた陽介の右手を直視している。そうすると余計に昂じるようだ。
「ともみ、いいよね?」」
蜜にまみれた指をしゃぶりながら訊くと、
「先生とセックス‥‥」
とつぶやいた。
一人掛けに座らせたまま脚を上げさせて上に覆い被さるようにする。
「ともみ。」
そしてすっかり準備の整った花弁に欲茎をあてがった。
熱い‥‥
グッショリと撫で付けられたような秘毛、その下で咲く可憐な花びらは蜜汁で溢れかえっている。そしてともみの恥部に押し当てられた自分の醜い肉塊。この景観だけでも発射してしまいそうだ。
ともみを犯したい、という八ヶ月続いてきた陽介の切望はやっと成就する。
「ともみ、挿れるよ。」
コクッと頷く。その張りつめたような表情が女になる覚悟とも見えた。
「いくよ、ともみ。」
「う、うん‥‥」
グーッと腰を進めるとヌプヌプと少女の中へ吸い込まれるように消えていく。
確かに噛み付かれてでもいるかのようにともみの膣は狭いが、引っかかりは感じられないし、痛がっているようでもない。愛液でグッショリとなるまで充分に愛撫をしたとはいえ、この年齢でこうもすんなり大の男を受け入れられるだろうか。
処女はおろかともみのように幼い女と、交わったことなどなかった陽介には全く判りかねた。
「ああん‥‥」
フーッと溜息が洩れる。ともみの中へすっかりと根元まで埋め込まれたのだ。
「先生のが奥に届いてる‥‥」
淫らな感想を洩らしておきながら、依然あどけない笑顔を浮かべたまま。いや,それに加えてやはり艶やかな表情が混ぜられている。
「動くよ。」
「はい‥‥」
一旦尖端近くまで引き抜くと、掻き出された蜜が陰嚢にトロトロと伝っていく。その感触に陽介の理性は完全に消し飛ばされた。
獣のような叫び声を上げてから凄まじいピストンを始めた。
「あふぁっ!せんせぇ‥‥」
今まで聴いたことのない媚声。それを響かせながら自分でも腰を使うともみ。
「んっく‥‥ああ~!!」
歓喜の調べを奏で、小さな身体全体で性交を満喫していた。
壊れたように腰を振りながら陽介は当然の結論に達していた。
ともみの性体験は1回や2回ではあるまい。
(いったいどこのどいつがこの身体を‥‥)
非常に口惜しかった。
自分以外にもこの桜色した口唇を吸い、手に余るほどの両乳房を揉み乳首を舐め転がし、そしてこの未成熟な膣路を踏み荒らした男が、しかも自分以前にいるのだ。
彼が妄想で犯してきたともみは、いつも未体験の悦びに震えつつも恥辱と恐怖にまみれた表情で彼を迎え入れてきた。だから現実の世界でも望むことなら自分がともみの純潔を汚したかったが、それはもう叶わぬ願いだった。
しかし淫牝と化したともみも、それはそれで素晴らしく陽介を昂ぶらせてくれる。
何度も揉まれただろうものなら遠慮は要らない。
「ひゃふっ!」
はち切れんばかりの盛り上がりを掴むとギュゥッと握り潰した。
「せんせ‥‥気持ちいい‥‥」
やっぱりだ。
「ああ‥‥強くもっとぉ‥‥」
言われたとおりに握り込んでやるとそれに合わせるようにただでさえきつい隘路を収縮させた。
「うあっ!」
何とか堪えたが爆発しそうだ。
指の間からはみ出した白肌はすべすべの餅のようで、乳首は小指先ほどに屹立しているし、明らかにさっきより性感が昂まっているらしい。当然陽介の性感も‥‥
「は、は、は。」
最後の瞬間に至るため腰を打ちつける。
「あひっ、くあっ‥‥」
ともみの喘ぎが聞こえる度,狭い蜜壺がさらにギリギリと締め付けてくる。
「ああっ!」
ある瞬間,今まで以上の高音で喘いだ。
「ダメっ!ダメぇ、せんせぇ~!!」
急に顎をガクンとそらして背中も弓なりになる。
ビクビクビクッと凄まじいくらいのひきつけと共に幼くも淫乱な少女は果てたようだ。
ともみをイカせたのだからもう自分も噴射していいだろう。しかもさっき生での挿入に何らためらいを見せなかったところから考えて、子宮奥まで噴射してやっても何ら問題ないはずだ。しかもともみの中にたっぷりと浴びせかけるのは堪らない快感に違いない。
洋介は沸き上がる射精感をそのまま言葉にした。
「ああ‥‥ともみ、もう出ちゃうよ。」
ところが今まで長い睫毛を閉じていたのにパチッと開いたかと思うと、
「ああっ!中ダメぇ!お口にぃ‥‥」
と叫ぶではないか。
「え?あ。」
聞こえた時はもう肉茎に流れ込んでいたが、ともみの声で反射的に秘唇から抜き去った。
少女の望みどおり口に含ませるのは無理だったが、何とか間に合って陽介の欲望は尖端から弧を描いて豊かに盛り上がった胸を、あどけない顔面を汚していく。
「おお、おおお~!!」
今まで何発、ともみの子宮に、口中に、顔面や胸や腹の上に射出しているつもりで空しい精液を使ってきただろう。
しかしこれは夢ではない。思っていたとおりドロドロに溶けてしまいそうなくらい最高の快感が全身を突き抜けていく。しかも現実にともみの裸体へ撒き散らされる自ら飛沫を見て、さらに淫衝動は増す。
このためだけに溜められてきた思いを載せて噴射もとどまることを知らないようだ。
「ああん、先生のミルクいっぱい‥‥」
「ともみ‥‥」
ピンクに輝く口唇を開けて白濁を受ける様は男の精を欲する牝そのものでありながら、あまりに幼げな容貌はやはりともみそのまま。
陽介はそのギャップだけで永遠に射精し続けられそうだった。
「美味しい‥‥先生のミルク‥‥」
うっとりと閉じていた瞼を開いた第一声がそれで、
「先生、オチンチンおしゃぶりさせてください‥‥」
これが第二声。
「ああ‥‥」
(ともみの口からこんな言葉が聞けるとは‥‥)
そう思いながら、やっと噴射の収まった肉棒を突き出してやると、ともみはソファの上で正座して両手で包み込むようにしてから、「ん‥‥」と、愛おしそうにキスをした。
「んふ‥‥先生のオチンチンだ。」
かすかに熱い吐息がかかる。
「う‥‥」
萎えそうだったがともみのキスでまた海綿体へ血の流入が始まった。
「オチンチンにまだ精子いっぱい‥‥」
こんな少女から『精子』などという言葉が発せられている。陽介をこれほど奮い立たせる反応はちょっとないだろう。
「あ‥‥」
緩慢な動作で陽介を見上げ、嬉しそうに笑みをこぼした。
「先生の、もう使える‥‥」
キュッと握って手でしごく。
「おしゃぶりで勃たせてあげようと思っていましたけど、もう挿れられますよね?」
「え?」
たった今のセックスで口に出して欲しいと言っていたのだから、二発目はもちろんフェラ出しさせてくれるものだと思っていた陽介は、すぐまた秘唇に咥えたがっている少女に虚を突かれた。
「ともみ?」
「私今度どうすればいいでしょうか?」
あどけなく首を傾けて訊ねる。体位のことを言っているのだろうが‥‥
「‥‥ともみ、俺しゃぶって欲しいな。」
やっとそれだけ言うと、ともみはもう一度亀頭にキスをして、
「はい、先生。もう一回抱いてもらったらおしゃぶりさせていただきます。」
と言って、それから陽介に尻を向ける形で四つん這いになった。
「バックでしてもらっていいですか?」
「ともみ、だから‥‥」
「ん、もう‥‥」
駄々っ子をあやすような目つきをして振り返り、こう告げた。
「先生の熱~い一発を、たっぷりとともみの子宮に浴びせてください。」
「あ?」
思いがけない言葉に訊き返しも変になってしまう。
「先生のミルク最初にゴクゴクしたかったんです。こっちのお口はいただきました。」
口唇を軽く指ではじき、舌なめずりまでする。そして股間を差して、
「今度はいっぱいたっぷり下のお口にも飲ませてあげたいの‥‥」
と、甘ったるい視線を向けてきた。
何ということだ。膣射を拒んだのは取りあえず飲精を望んでいたからで、次のセックスはともみの子宮奥深く噴射してもいいのだ。陽介も牡の端くれとして、牝の胎内に精を送り込めるならこれに勝る悦びはない。しかも膣射をすると今度は口でしゃぶってくれるらしい、そこでは口内発射も可能なのだろう。その時こそは一滴も逃さないよう飲ませよう。
とにかくバックセックスでの射精を少女も願っているのだ。異存があろうはずはない。
四つん這いになってこちらに尻を向けているので、今は上気してうっすら桃色に染まった柔肌に包まれた臀部も、濃いピンクのすぼまりも、たらたらと半透明の粘液を滴らせている『下のお口』も、少女の全てがさらけ出されている。
「せんせぇ‥‥」
しかも早急な挿入を願って桃尻が軽く左右に振られている。
「お願いです、早くぅ‥‥」
こんなにも淫らなともみも良かったが、いつも脳裏で犯している、恥辱と共に墜ちていくともみを是非とも実際に見たいものだと思った。
「駄目だ。」
「ああん‥‥」
桜色になった目元がいじらしい。
「挿れて欲しければ、『ともみはスケベっ子です。どうか犯してください』と言うんだ。」
こんなに切望しているのだから、多少の意地悪くらいで性欲が冷めたりしないだろう。
「イヤぁ‥‥」
「じゃ、今日は終わりだな。」
可哀想なくらいの眼差しで見られたが、もう口から出てしまった言葉だ。
「と‥‥」
ためらっているようだったが、昂まってしまった性欲に勝てないようで、こっちを向いて座り込み、陽介を見上げた。
「と、ともみはスケベっ子です‥‥どうか、犯してください‥‥」
「よし。でも、どこを犯して欲しいんだい?」
「ああん‥‥」
涙を浮かべて、
「ここ‥‥」
脚全開の上、両手指で性器を開いて示す。
「ここじゃ分からない。」
「‥‥オマ‥‥」
「オマ?」
「ああん‥‥先生の意地悪‥‥」
その名を大声で叫んだことなどないに違いない。恥じらいというより、未経験の淫行に戸惑っているのだろうか。
しかし、これ以上の陵辱はあまり意味がない。もう充分だった。
「無理に言わなくてもいいよ、何とか分かったから。下のお口に、だね?」
「はい‥‥有り難うございます‥‥」
やっと挿れてもらえると思ってこぼれそうな涙を拭った。しかし最期にもう一度、自分を奮い立たせてくれる言葉が欲しい。
「もう一度最初から言って御覧。」
「意地悪ぅ‥‥」
また繰り返させられるのかと思うと遂に、恥辱で涙が頬を伝っていった。
「とっ‥‥ともみはスケベっ子です、いけない子です‥‥後ろから、先生のオチンチンで‥‥ともみの下のお口を、どうかメチャメチャに、犯して下さい‥‥」
これで終わりかと思ったが、イヤらしい言葉を言わせられたことで淫らな妄想が極限まで膨らんだと見え、さらに続きがあった。
「ンはぁ~‥‥先生のオチンチンでジュボジュボ突いてドッピュンドッピュン、ともみがお腹一杯になるまで、ともみの中に先生の熱いミルクを飲ませて欲しいの‥‥」
こんなにもイヤらしい言葉がともみの口から聞けるとは夢にさえ思ったことがない。
とにかく陽介の要求以上にやり遂げると、再び四つん這いになり尻を揺らす。
「いい子だ。」
小振りなヒップを撫で回してから掴み取って膣口に凶器を当てる。グーッと突き入れて、
「ともみはイヤらしい子だ。」
と言ってからヒップを揺すってやる。
「あっ。ふぁ~!ともみはイヤらしいの。」
「ああ、そうだよ。」
「‥‥んあっ、んっくぅっ!!」
さっき以上とも思えるほどの甲高い喘ぎを響かせる。
「でも、先生には最高の子だよ。」
「ああ、嬉しい‥‥」
タプタプとともみの尻肉がたてる音と混じって出入りの音が。
「ともみ、気持ちいいか?」
「んは‥‥もっと突いてくださぁい‥‥」
陽介に揺さぶられるだけではじれったいのだ。
「分かった。」
力を込めたら壊れてしまいそうなくらい華奢なラインを見せるウエスト辺りに手を当てると、初めて大きく腰を振れるようになる。
「こうか?」
「あっ、ああっ、あああ~!」
念願叶ったようで嬉しそうに泣き喚く。
パシンと二人の身体がぶつかるたび、ともみの愛液が飛び散って接点を濡らし、陽介が腰を引くたびジュルッと掻き出される。
「んん‥‥」
ともみの肉路は熱く灼けていて、襞が蔓のようにまとわりつく。豊富な蜜汁があるので抽送も可能だが、幼牝の性感が昂まるに従い窮屈さが激しくなり、今にも咬み切られるのではないかいうほどの状態。この年齢で成年の性棒を咥え込むのが大体難しいのではないか。
「ああっ、ああっ、ああっ、せんせぇ‥‥」
ともみの秘孔もそうだが、彼の皺袋ももうギュウギュウに縮こまっていて、限界が近付いていた。
「ともみ、出すぞ。ともみの中にドッピュンドッピュン出すぞ。」
「は‥‥い‥‥せんせい、きてぇ‥‥」
少女が精液を欲した最後の一締めが効いて、快感が睾丸から鈴口まで超特急で駆け抜け、膣中に解放された。
「うあっ‥‥」
目の前がパッと白くなって、ちらちら星が飛んでさえ見える。
「せんせぇのミルクぅ~!!」
かつてこんなに凄まじい快感をもたらした射精があった記憶はない。つい前ともみに浴びせた一発をさらに上超すものだ。下半身全体がビクビク震え、枯れ果てるまでとどまることなくともみの子宮へ牡の原液を噴き当てていく。
「ンは~!ドピュドピュいってるよぉ‥‥」
子宮奥を直撃された瞬間にともみも最期を迎えていたが、幾度となく胎内に打ち付ける噴射を感じて、
「ダメぇぇ‥‥」
クタッとなった。今イッたばかりだというのにすぐまた頂感へ達したようだ。
さすがに張りが失われる頃には脈動も収まって、脱力したともみの秘唇からチュルッと抜け出てきた。と、半透明の白いものが逆流してソファにボタボタッと垂れ、ともみの内股を伝い落ちていく。
「お腹一杯‥‥」
腰から手を離すと、ソファの上で崩れ落ちるようにうつ伏せになる。
「‥‥でも、先生の、おしゃぶりしなくちゃ‥‥」
記憶が戻るくらい理性の方は立ち直ってきたようだが、身体は激しい性交の余韻から醒めやらぬようだ。
「いいよ、大丈夫になってからで。」
「あん‥‥もう、時間ないし‥‥」
「え?」
ふと見ると、少女と愛し合っている間にもう随分経っている。
「あ‥‥」
「ぃしょっと‥‥」
床の上でペタンと座って、
「先生、椅子にお座りください。おしゃぶりさせてもらいますから。」
と口奉仕へ誘う。
「ともみ、今日は‥‥」
「ヤです。」
陽介に皆まで言わせないで、
「先生のミルクをゴクゴク飲みます。さっきはおっぱいにかかっちゃったから。」
「‥‥‥‥」
腰掛けた陽介の股間に顔を入れる。
「先生のここだってやる気でしょ?」
「あ、いや、これは‥‥」
男は総じて頭と身体と別なのだが、そこまでともみは解っているかどうか。
「んむ‥‥」
「おお‥‥」
いきり立つ肉棒を半分まで呑み込まれると、もうともみにされるがままだった。
みるみる口中で唾液が溜まってチャプチャプ快感をもたらすし、舌を動かす感じも一度二度でない経験を思わせた。しかし、ともみの小さな口では一杯に開かないと張り切った肉棹は咥えられないようで、その懸命な様子が歪んだ快楽を掻き立てる。
(俺はともみにしゃぶらせている、ともみに咥えさせているんだ‥‥)
今日は目を閉じなくてもその様がありあり眼下に広がっている。
三つ編みにしたともみの頭が上下に動き始めると、下腹に力を入れておかねばすぐ噴き上げてしまいそうになる。
「ともみ、すごくいいよ。」
「んん‥‥む‥‥
ジュプジュプという淫靡な水音がしている中で、絶えずともみの涎が陰嚢の方へ流れ落ちていくのも口姦の醍醐味と言えた。
極上の奉仕で、陽介の我慢も限界を迎え、
「ともみ、出ちゃうよ、飲んでくれるよね?」
快楽で、情けないくらい腰砕けになった声で呼びかける。
ともみも洋介を最期へ導いたのが判って、キュッとばかりに口唇を締め付けた。
「うお、うおおっ‥‥」
堰切ったように喉奥目指して噴出が開始される。
「!?‥‥」
3回目の射精と思えない勢いに驚いた表情を見せたが、どんどん供給されるので文字通りゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み込んでいくともみ。
一滴残らずともみに啜らせた淫戯の後は、手早く服を着、塾の戸締まりをして『生徒』を車に乗せた。
「遅くなっちゃったな。」
「うん‥‥」
「親御さん大丈夫かな?」
「父は私に甘いし、母は父に素直だから。第一‥‥」
暗くても潤んでいるのが判る瞳でじっと直視し、
「先生と一緒だから心配なんてしていないと思います。」
あどけない微笑を見せた。
それを聞いて複雑な心境だった。この少女の両親の信頼を裏切ったような気がした
のだ。
「先生のエッチな補講、すっごく良かったです。」
「え?」
「これからも、いっぱい補講しましょうね。」
「あ、ああ。」
この賢い少女となら淫らな補講を続けていっても何の心配も要らないのかもしれなかった。
家の前で陽介にディープキスを施して、塾きっての秀才は玄関をくぐっていった。
またズボンの前がきつくなってきた。
(これからはいくらでもあの少女と交われるのだ‥‥)
そう考えると車中にも関わらず陽介は自慰に励むのだった。