フレンズ2

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

フレンズ2
2021年07月02日 09時59分
暗黒痴女

夜10時。真央が『隠れ家』にやってきた。彼女の格好を見て俺は絶句した。
「!どうしたの?その格好・・・」
大人しいと言ってもキャバ嬢だ。元々普通の子からみれば多少は派手な子だったが、今夜の彼女は驚くほど挑発的な服装だった。
「変・・・ですか?」
露出度満点な格好でモジモジされると、余計にイヤらしく映る。俺の股間が熱くうずいている。
「変じゃないよ。すっごく可愛いよ。おいで」
彼女は部屋に入るなり、俺に抱きついてきた。心臓がバクンバクンと踊り狂っている。甘い香り。挑発的な服。俺は彼女を抱いたことがない。仲間内でただ1人、彼女だけは俺の中で『神聖』な領域だったのだ。その彼女が俺を頼り、2人きりの場所で俺に抱きついてきた。ゴクンと唾を飲み込む。
「真央ちゃん・・」
「抱いて・・ください。ユウトさん」
彼女の柔らかな手が俺の股間を擦る。意に反して俺の股間はどんどん暴走する。
「こんなに・・大きくなって・る」
目が潤んでいる。完璧に整った顔立ち。計算しつくされた化粧。これが彼女の実力。大人しい妹キャラの女の子ではない。経緯はどうあれ、彼女は今や某店No1、美咲と同レベルのキャバ嬢なのだ。俺は抵抗できなかった。そのまま彼女に溺れてしまった。

「ユウトさん・・・」
真央が火照った頬を寄せてくる。ついに彼女と交わってしまった。希美の顔が浮かんだ。仲間内の性行為は全然気にしない彼女だが、真央とヤッてしまったらどうだろう。多分、美咲や萌や葉月とヤルのと感覚が違う。綾乃は?あいつは俺の顔を見ようともしないかもしれない。
「真央ちゃん、どうして?」
素直な疑問。そもそも今夜は『悩み相談』じゃなかったのか?
「ごめんなさい。嘘ついちゃいました。ごめんなさい」
「嘘って、金持ちのボンボンのこと?」
「うん。でも、No1になったのは本当」
つまり実力で店のNo1になった。これで完全に美咲と肩を並べた。真央の店は美咲の店よりも若干劣るが、ほとんど遜色はない。すごい。
「真央ちゃん、嘘ついたらダメだよ」
「・・・でも、そうでもしないとユウトさんと2人になれなかったと思います」
俺には希美がいる。実妹の綾乃も。
「みんなには内緒だよ?」
「どうして?ユウトさん、みんなとエッチしてるでしょ?」
意外な答えと強い口調に俺は怯んだ。真央は体を起こした。小ぶりだが形の良い胸がブルンと震える。俺の右手を強引に引っ張り、自分の股間に当てる。ヌルッとした感触。少しだけ指先を動かすと、感極まったように真央が目を閉じ、腰を動かし始める。
「あぁ・・・ユウトさん」
俺は熱に犯されたように、指先の動きを早め、自分も体を起こして彼女の胸にむしゃぶりついた。
「あぁ・・すごい・・すごい!!!」
すごいのは彼女の腰使いだ。その妖艶な動きを目にしただけで勃起してしまう。勃起する度に彼女に犯される。彼女との交わりはその後何時間も続き、明け方にようやく2人とも体力が尽きて眠りに落ちた。俺は3度果て、真央は7度昇天した。

目を覚ますと、昼過ぎだった。体が重い。頭が痛い。隣にいるはずの真央がいない。立ち上がり、『隠れ家』内をうろうろ探すが、案の定いない。サイドテーブルにメモ書きを発見したのは5分後のことだ。

『ユウトさん、好きです』

マジかよ・・・

「それ、ポンね」
菜月が煙草を片手に麻雀稗を河から取り上げる。一連の仕草が堂に入っている。大きく胸元が開いたドレスは巨乳の彼女のためにデザインされたかの如く、見る者を魅惑し、そして溺れさせる。いつもならその巨乳は俺のために捧げられるのだが、今日は勝手が違った。
「どうしたの?早く積もってよ」
刺すような声。彼女を怒らせるととんでもなく後悔するんだよ、いつも。
「何怒ってるの?菜月」
さすがに気になったのか、美咲が声を掛ける。菜月が俺に敵意を剥き出しにする理由は一つしか思い当たらない。しかし、それは俺と真央しか知らないはずなのに。
「別に。あーあ、つまんない。ねえ!真央ちゃん!彼の代わりに積もってあげたら?」

・・・やはり。だが、どうして漏れた?真央が?

肝心の真央は菜月の剣幕に押され気味だが、いつものキャラで菜月の皮肉を宥めていた。客をあしらうのに比べれば大した労力でもないのだろう。
「おい、止めろよ。どうしたんだよ?」
アツシが菜月の背後に回り、巨乳を撫でる。菜月は抵抗しなかった。
「何でもないって。・・ねえ、アツシ、しゃぶってあげる」
「え?っ、おい」
菜月は素早く立ち上がり、アツシの足元にしゃがんだ。アツシがモタモタしている間にズボンと下着がズリ下ろす。。
「すっごーい、こんなに大きくなって・・」
舌と手を器用に使い、菜月はどんどん責めていく。アツシはあまりの気持ちよさに放心状態だ。彼の位置だと彼女の胸の谷間を拝みながら責められるので気持ちよさは倍増なはずだ。
「あぅ・・菜月ちゃん」
「んふぅ・・・んぅ・・いいよ、いっぱい出して」
見ているこちらも気持ちよくなってしまうほど、彼女は艶っぽく、エロかった。ショウタはアングリと口を開け、萌や美咲も呆然と見つめていた。希美がいつの間にか俺の隣に来ていた。
「・・・何かあったの?」
俺は一瞬真央を見た。希美はその視線を逃さなかった。彼女も売れっ子のキャバ嬢だ。観察眼は鋭い。
「何?真央ちゃんがどうしたの?」
希美の右手が俺の左手を強く握る。俺は首を振っただけだった。『真央とヤッただけだよ』なんて口が裂けても言えない。
「菜月ちゃん!」
情けない声を上げて彼は昇天してしまった。どうもこのグループは女性の方が強い。アツシもショウタもグラサン掛けて街を歩いていれば、ただの不良にしか見えないのだが、ここにいるキャバ嬢達は彼らを完全に子供扱いだ。もちろん、俺もだ。

アツシが果てて、彼の精液を拭きながら、菜月が俺を睨んだ。
「なんだよ」
精一杯の虚勢。だが、百戦錬磨の彼女に通じるわけもない。
「好きだったんだよ!ユウトのこと!」
そう言い残して、菜月は『隠れ家』を飛び出していった。好きも何も、俺は希美と付き合っていて彼女とは友達以上の関係ではない。しかし、彼女にとっても真央は聖域だったのかもしれない。その聖域を侵した俺が許せなかったのだろうか。

突然の事態に『隠れ家』の空気は冷め切ってしまった。麻雀どころではない。今までこんなことはなかった。さすがの美咲や萌も困惑気味だ。
「どうしたの?」
みんなの視線が俺に集中する。俺は何も言えず俯いた。その時、ついに真央が立ち上がった。

「私のせいです。でも、私は何も悪くないです。ユウトさんとエッチしただけだよ」

全員が真央と俺を交互に見やった。あまりにみんな同じ動作だったので可笑しかった。俺は希美の手を握ったが、握り返されなかった。
「希美・・・」
「え?・・なに?ちょっと、離してよ」
希美は唖然としたまま立ち上がり、そのまま部屋を出て行った。
「真央ちゃん、今のはダメだよ」
萌が口を開く。真央はいつも気にかけてくれる優しい萌を睨んだ。
「何がダメなんですか?萌さんだってユウトさんとエッチしてますよね?」
「そういう意味じゃないよ。あれじゃあ、希美が可哀想だよ」
真央は押し黙った。うまいタイミングで美咲がポンポンと軽く手を叩いた。
「今日はこれでお開きにしようよ。ユウトも真央ちゃんも悪くないけど、希美に謝ってあげて」
これでその日は終わりになった。

翌日から希美は俺と口を聞かなくなった。彼女の『ヒモ』である俺はどうしようもなくなって、『隠れ家』で1日を過ごすようになった。それを見て真央が頻繁に『隠れ家』へやってくるようになった。
「ねえ、エッチしよっ!」
俺は断りきれなかった。彼女は日を追うごとに艶っぽくなり、完璧なルックスと体で俺を誘惑してくるのだ。
「あぁ・・すごいっ!すごいっ!」
彼女の腰が激しくグラインドして、俺のモノを心地よく刺激する。セックスの相性は抜群だった。合体したまま、何度もキスを重ねた。

悶々とした日が続いたある日、俺は意を決して真央に言った。『このまま関係を続けるのは良くない』と。意外なことに真央はあっさりと肯いた。
「そうだよね。じゃあ、最後に・・エッチしてください」
いつものように真央は何度も昇天を繰り返した。いつも通りだ。しかし・・・

俺は油断していた。彼女は俺が果てようとする寸前でいきなり体位を騎乗位に変えたのだ。俺はゴムをしていなかった。嫌な予感がして
「もうイキそうだよ」
と警告してみたが、彼女は構わずに腰をグラインドさせ、グイグイと股間を締め付けてきた。上から全体重をかけて押さえつけられる。いかに非力な彼女とはいえ、これではさすがの俺も抵抗できない。
「おい!」
俺は悲鳴に似た叫びを上げたが、時既に遅し。不覚にも彼女の中で果ててしまった。
一瞬の静寂。俺は初めて彼女の執念に怯えた。
「あーあ、中に出されちゃった・・・」
口ほどに無念そうな様子はない。真央は親指を咥えながら、上目遣いで俺を見た。
「ユウトのエッチ。でも真央のアソコもグッチョグチョだから・・・。もっとエッチなことしよっ」
俺の股間は再び力を漲らせた。真央は待っていましたとばかりに腰を振り始めた。俺はどうすることも出来なかった。

真央は美咲の店に移籍した。都内有数のキャバクラ。ある店のナンバーワンがライバル店に『引き抜かれる』ことは良くある話だが、真央の場合は違った。自らの意志で、美咲に挑戦状を叩き付けたのだ。

その噂をアツシから電話で聞いた俺は『隠れ家』の中で身震いした。真央は良くない方向へ突き進もうとしている。俺は俺で、希美と音信不通状態が続いている。
「金がねえよ」
俺は一人呟いた。俺は希美の『ヒモ』だったからな。そんな俺を見かねて、妹の綾乃が俺に飯を奢ってくれる。以前よりも俺に対して距離を置くようになった彼女だが、兄が腹を空かせているのは見るに堪えないらしい。十九歳のフリーターの妹に奢ってもらっている俺は限りなく情けない。
「その代わり、お兄ちゃんは何でも言うこと聞くんだよ」
そう言って、彼女は俺にエッチをねだった。俺はゴムを着けて彼女の性欲を満たしてやった。周りからみれば羨ましい限りだろう。アイドルを凌ぐルックスを持つ十九歳の妹にエッチをせがまれるんだぜ?だけど、さすがの俺もこの状況にはかなり凹んでいた。

大好きな麻雀をしようにも、面子が揃わない。あの一件以来、俺達は何となく空中分解してしまった。みんなバラバラにやってくる。『隠れ家』の家賃はみんなで出資しているから俺の所有物ではない。というか、俺は一円も払っていない。金がないからな。いつも誰かに肩代わりしてもらっているが、そんな俺が居座っていることに誰も文句を言わずに、希美と別れて一文無しの俺を励ましてくれる。本当に良い奴ばかりなんだよ。

「なあ、真央ちゃん、大丈夫かよ」
ショウタが心配そうに俺の顔を見る。今日は珍しくショウタと二人きりだった。
「俺に言われてもなー。彼女だって大人だろ?」
「そうだけどよ。萌とか菜月とか、相当カッカしてるぞ」
「あいつらは違う店だろ?むしろ、怒るなら美咲じゃねーの?」
美咲の名前が出ると、ショウタの顔がマジになる。こいつが彼女に惚れているってことは誰もが知っている。残念ながら全く相手にされていないが、麻雀のどさくさにいつも彼女の胸を揉んでいる。
「美咲はさ、本当に大人なんだよ。まだ全然若いけどな」
「まあ、そうだな」
「美咲のおっぱい揉みてぇよ」
「呼ぶか?」

美咲とは三日前くらいにここでいろいろと話をした。確かに彼女は大人だった。真央の移籍の話になっても感情的にならずに、むしろ真央の心配をしていたくらいだ。さすがに有名店のトップを張り続けているだけのことはある。俺も無性に彼女に会いたくなって、携帯電話のメモリから彼女のアドレスを探す。ちょうどその時、玄関のドアが開いて、当の美咲が姿を現した。仕事用の煌びやかな服装ではない。

「やばいよ」
美咲は開口一番こう言った。その尋常ではない真剣な眼差しに俺もショウタも口をつぐみ、彼女の次の言葉を待つ。
「真央ちゃん、拉致られたっぽい」
「え?」
間抜けな反応をしてしまった。『拉致られた』って言葉がしっくりこなかったからだ。
「誰に?」
ショウタが鋭く返す。美咲の前だからか、いつになく真面目な表情だ。
「場所は教えてもらったけど、誰かは分からない。萌か菜月の知り合いかもしれないけど」
珍しく言葉を濁す。萌、菜月は美咲とは違う店で働いていて、文句なしの人気嬢だ。当然、夜の世界の友達や知り合いはたくさんいる。仲間の絆をボロボロにした真央にケジメをつけさせるために、誰かに頼んで真央に危害を加えようとする可能性は捨てきれない。しかし・・・
「でもさ、あいつらはそんなことしないだろ?」
「萌ちゃんは真央ちゃんのこと可愛がってたじゃん」
口々に彼女達を弁護しようとする男性陣に美咲は突き刺すような視線を向けた。
「女はね、感情で生きてるの!」
彼女はそう言って出ていった。俺とショウタも慌てて後を追った。

大通りに出て、美咲は手を挙げてタクシーを止めた。慣れたものだ。大都会の大通りでタクシーを止めるって『慣れ』が必要なんだ。タイミングとか度胸とか。まあ、彼女なら太ももチラリのヒッチハイクだけで世界中を旅できるだろうけどな。
「噂だと、『ノンストップ』みたい」
タクシーの中で『拉致現場』が明かされた。ショウタと俺の間に座った彼女は、常に俺の方を向いている。高級感漂う甘い香りと、胸や太ももの柔肉の感触がたまらない。
「ノンストップかよ」
ノンストップとは、会員制のナイトクラブの名前だ。何度か行ったことがある。外界の干渉を忌み嫌う排他的なクラブで、知り合いの紹介がないと会員になれない。俺は美咲に紹介してもらい、その後希美を紹介した。俺の仲間は皆、会員だ。ちなみに遊びに行って後悔したことは一度もない。

ノンストップは俺達の『隠れ家』の最寄り駅から三つ離れた駅の、繁華街から僅かに奥まった通りの地下にある。もちろん看板はない。余程注意しないと、入り口の階段すら見つけることができない。適当な所でタクシーを乗り捨て、ノンストップまで歩いてゆく。
「真央ちゃん・・・」
俺は真央を助けなければならない。

無機質だが、磨き込まれた階段。階段を下りると短いトンネルを抜けて、真っ黒なスライド式のドアがある。薄暗いので、初めての人間にはそれがドアかどうかも見分けがつかないだろう。右手に小さな電子パネルがあり、パスワードを打ち込む。カードや鍵だと盗まれたら終わりなので、会員は長ったらしい個別のパスワードを頭の中に刻み込まなくてはならない。また、緊急の場合、例えば脅されているなどの場合は緊急用のパスワードがある。その場合はドアは開かず、その場に応じた然るべき対応がなされる。パスワードを忘れた場合は論外で、別の面倒な手続きが必要となる。

このシステムに誰も文句を言わない。ドアの向こうの快楽を知っているからだ。逆にこのシステムによって、会員以外の人間をほぼ完璧に拒むことができている。デフォルトは拒否というポリシーは最強なのだ。

ドアは一人ずつしか潜れない。ドアを潜ると小さな部屋があり、一旦その部屋に閉じこめられる。センサーで感知された後に前方の二段目のドアが開き、ようやく入店となる。この時、センサーが二人以上の人間を認識した場合は前方のドアは開かず、潜ったドアが再び開かれる。美咲、俺、ショウタの順に手続きを済ませる。

室内はダークグリーンの灯りのみで薄暗い。客が一人もいないことに気付く。嫌な予感がする。
「おう」
奥からシンジが声を掛けてきた。シンジはこのクラブの幹部の一人だ。長身で体を鍛えているが、眼鏡を掛けているせいか知的で上品な雰囲気を持っている。実際、彼は穏やかで頭がいい。そして美咲に惚れている。
「真央ちゃん、いるの?」
美咲が単刀直入に切り込む。シンジは顔を顰める。
「何をやったのか知らないけどな。メチャクチャにされてるよ。真央ちゃん、大人しくて良い子だったけど、ルールを破ったなら自業自得だ」
「中に入ってもいい?」
シンジは首を振った。
「真央ちゃんは『メンズ』にいる。ユウトとショウタしか入れないな」
『メンズ』とは文字通りの意味で、女人禁制の部屋だ。ここは滅多に使われないが、会員の女性メンバーがルールを破った際に制裁を加える部屋として使用される。大抵の問題は『メンズ』行きの前に事務室で解決するのが通常だが、今回の真央は完全にクロのようだ。
「ユウト、お願い」
美咲が懇願するような目で俺を見る。俺は強い男ではないが、真央を救わなくてはならない。ショウタは逃げ込むようにトイレへ行ってしまった。彼らしいけど、そんなんじゃ一生美咲に相手にされないぞ。
「ユウトしかいないよ」
美咲に背中を押されて、『メンズ』へ入る。ムッとする精液の臭いが部屋中に立ちこめ、マットの上で一人の男が裸体の真央を犯している。その周りに十人近い裸体の男達が行為を眺めている。異様な光景だった。真央の体は精液まみれで、意識が飛んでいるのか虚ろな目で虚空を見つめている。もしかしたらクスリを打たれてるのかもしれない。両腕は手錠か何かで拘束されている。
「あ!いくぞっ!!!」
真央を犯していた男が悲鳴に似た声を上げ、真央の中で果てた。真央は嫌がる様子もなく、受け入れた。もう、何度も中に出されているのだろう。男達の一人が俺に気付いた。
「おう、ユウトじゃん。久しぶり」
笑顔でこちらに手を挙げた男がそのまま真央の口の中に自分のモノをねじ込んだ。

真央は俺の目の前で犯され続けた。今まで見たどんなAVよりも過激で凄惨だった。彼女が失神して、ようやく男達は陵辱を止めた。しぶとく真央の胸にしゃぶりついている者もいて、俺はそいつを蹴り飛ばしたかった。
「ユウト」
男達がぞろぞろと『メンズ』から出ていき、一人残った俺にシンジが声を掛ける。
「気持ちは分かるが、ここから出よう。怪しまれるぞ」
「ああ」
俺は後ろ髪を引かれる思いで部屋を後にした。今、どうこうしても始まらない。情報が少なすぎる。

『メンズ』から出ると、美咲とショウタが寄ってきた。
「どうだった?」
「うーん。真央ちゃん、メチャクチャにやられてた。あんなに大勢に囲まれてたら、抵抗のしようもないな」
「・・・そう」
「でもよ、真央ちゃん、何やったんだよ?」
「俺に聞くなよ。今からシンジに詳しく聞いてくる。美咲、行こうぜ」
ショウタは役に立たないが、美咲は連れて行った方がいい。美咲の前なら、シンジはいろいろと話してくれるだろう。

シンジは奥のテーブルで一人煙草を吸っていた。真央を輪姦してはしゃいでいる奴らとは距離を置いている。俺と美咲は彼の向かいに腰を下ろした。俺達が口を開く前にシンジが機先を制した。
「俺は何も知らないぞ」
「そう言うなって。事情は知らされてるんだろ?」
「シンジ、お願い。真央ちゃんは、私達の仲間なんだよ」
美咲とシンジはしばらく見つめ合った。シンジは溜息をついた。

シンジは知っていること全てを教えてくれた。どうやら、真央は『ノンストップ』で繰り広げられている快楽のことを勤務先の店の客に教えた上で、個別のパスワードを客に売っていたらしい。そして、興味を持ってパスワードを買い取った客達が『真央ちゃんの紹介だ』と言って、連日のようにここへ押しかけてきたそうだ。正式なパスワードを持っている人間を防ぐ手だてはなく、クラブへやってきた客はシンジ達と口論や喧嘩になり、怪我人も出ていた。これはクラブ始まって以来の大問題だった。とにかく秘密裏に運営されるべきクラブなのだ。
「監視カメラも考えたが、ここに押しかけてきて内情を知った奴らが警察に通報でもしたら一巻の終わりだしな」
「閉鎖するのか?」
「分からない。俺は来週にでも、ここを離れるよ」

美咲が首を傾げる。どんな仕草でも彼女の場合は一級品だ。
「でも真央ちゃん、何でそんなことしたのかな?」
「金に困ってるわけでもないだろうに。原因は案外お前かもな」
「私?」
「だって、真央ちゃん、お前の店に移籍したんだろ?前の店でナンバーワンだった彼女がわざわざライバル店に移ろうってんだから、目的は一つじゃん」
美咲は押し黙った。
「でもな、やっぱ納得いかないよな」
「真央ちゃんを知ってる人間なら、なおさらね」
そう、彼女を知る人間。俺は世界中の誰よりも彼女のことを知っている。仲間内では大人しい妹キャラだった彼女。そんな彼女の本性を知っている俺。だが・・・
「やっぱ納得いかないな」

シンジは俺と美咲のやり取りを黙って聞いていた。彼も真央の性格を知っている。元々、今回の件では彼も懐疑的だった。俺達の話が途切れると、ボソリと呟いた。
「今度の件で、真央ちゃんを有罪にしたの、トモなんだよ」
「トモ?」
トモは『ノンストップ』の幹部の一人だ。金持ちのボンボンでシンジとは仲が悪いが、社長の幼馴染みだ。金にモノを言わせて、クラブ内でも大きな力を持っている。過去に真央に大金をつぎ込んだが、やんわりと断られた話はクラブ内では有名だ。
「おいおい。じゃあ・・・」
「そう。トモだからな。真央ちゃんが無実の可能性もある」
「だったら『メンズ』に入れるなよ!」
俺はカッとなってテーブルを叩いた。周りの目が胡散臭そうに俺を眺める。真央を輪姦した奴らだ。今日は申し合わせたように男の客しかいない。シンジは眼鏡のフレームに手をやった。
「トモの相手はしたくない。分かるだろ?それに以前から真央ちゃんとヤリたがっていた連中は大勢いるからな。トモの一声で真央ちゃんは有罪、堂々と輪姦ってわけだ。みんな真央ちゃんとヤレるから反対すらしない。嬉々として『メンズ』行きだ。」
「じゃあ、『裏』すら取ってないのかよ」
シンジは申し訳なさそうに肯いた。彼には彼の立場がある。だが・・・
「情けないぜ?シンジ」
俺は『メンズ』のドアを睨んだ。あの中に精液まみれの失神した真央がいるのだ。

その晩、俺は美咲に調査を依頼した。シンジから押しかけてきた客の情報を教えてもらい、店内でどんな経路で噂が流れたのかを徹底的に調査するように言ったのだ。
「頼むぜ、美咲」
「うん」
「真央ちゃんは誰かに嵌められたんだと思う。怪しいのは、真央ちゃんの過去の常連客か、萌と菜月は考えにくいけど、あるいは・・・」

あっ・・・

一瞬にして、すべての経路が見えたような気がした。真央を恨む動機。なんで今まで気付かなかったのだろう。

いる、真央を憎んで止まないであろう女が・・・

真央に自分の彼氏を奪われ、仲間内の面子を丸潰れにされた女性。
「あるいは・・・誰?」
美咲が俺の剣幕にたじろぎながら答えを待つ。
「・・・希美だ」

美咲の強力な情報網は、あまりにあっけなく事件の真相を明らかにした。俺の予想は当たっていた。要するに希美が美咲の店で働いている友人を何人か使って、自分のパスワードを客に広めていただけの話だ。あたかも真央から聞いたという風に。翌朝に美咲から話を聞いた俺は驚いた。
「え?じゃあ・・・」
「うん。パスワード調べれば、真央ちゃんを助け出せる」
「だけどさ、希美は何で自分のパスワードを広めたんだ?真央から聞いたって無理がありすぎるだろ?」
「うーん、多分、パスワードは会員共通だと思ってたのかもね」
「とんだマヌケだな」
「でも、共通だと思ってる人、結構いるかもよ」
たかが一クラブの運営で、パスワードを個別に管理するのは普通ではないのかもしれない。美咲の意見ももっともだ。
「シンジに電話するよ」
「もうしたよ」
「あ、そう。何か言ってたか?」
「『すぐ助けるって』」
シンジは夕方遅くに出勤して、午前中に帰宅する。ギリギリ間に合ったようだ。
「じゃあ、今から『ノンストップ』行ってくる」
「私も行く」
「お前は仕事終わったばかりだろ?寝ろよ」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?」
美咲は強い。店のナンバーワンとして接客をこなし、情報収集までして疲れ切っているだろうに。

俺は『隠れ家』を出た。タクシー代がないことに気付き、呆然とした。タクシー代どころか、電車すら乗れない。歩いて行ける距離ではない。
「こんな時に金がないかよ!!!」
悪態をつき、近くの石を思いっきり蹴り飛ばす。朝の七時。俺は一人では何もできない。
ショウタに電話する。出なかったので、アツシに電話した。アツシも出なかったので、萌に電話した。萌も出ない。
「俺のダチは朝に弱い奴ばかりだな!!!」
最後に菜月に電話する。縋るような想いで携帯電話を握りしめる。
「繋がってくれよ!!!頼むぜ!!!」
菜月は真央の暴走で深く傷ついた一人だ。彼女は俺に少なからず好意を持っていた。
(好きだったんだよ!ユウトのこと!)
菜月の言葉が頭の片隅に残っている。
「もしもし?」
やった!俺はガッツポーズした。砂漠をオアシスを見つけたら、きっとこんな気分なんだろうな。彼女も仕事が終わったばかりで眠そうな声だったが、俺が事情を話すとすぐにいつもの声に戻った。
「今から迎えに行く」
「悪いな。疲れてるのに」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?」
美咲と同じ台詞を言われてしまった。凄いだろ?自分を傷つけた女性を助けるために、仕事帰りの体に鞭打って、予定外の問題解決に協力しようとするんだぜ。俺はこの時、菜月と付き合いたいと本気で考えた。

俺と菜月がタクシーで駆けつけたとき、美咲とシンジが真央を介抱していた。『ノンストップ』には他に誰もいなかった。
「真央ちゃん、徹夜で犯されてたんだって」
悔しそうに唇を噛みしめる美咲の髪を撫でる。真央は死んでいるように眠っている。いや、気を失っているだけかもしれない。天使のような寝顔には痛々しい痣が出来ていた。相当酷くやられたようだ。
「美咲の話を『メンズ』で話したら、みんなピタリと押し黙ったよ。あいつら、パスワードが真央ちゃんのじゃなくて、希美のだったこと知ってたな」
「なんて奴らだ」
「パスワードの管理をトモなんかに任せるんじゃなかった。すまん。俺の落ち度だ」

真央は『ノンストップ』にたまに顔を見せる程度だったが、人気は絶大だった。いつかはあんな女とヤッてみたいと誰もが思っていたはずだ。ある程度までは侵入を許しても、最後はガンとして首を縦に振らない美少女真央。溜まりに溜まった欲望がトモの一声で実現してしまった。トモは昔の復讐を果たそうとしたのだろう。真央の言い訳なんて聞きもしなかったに違いない。

希美はとっくに姿を消していた。マンションの管理人に聞いても引っ越し先は分からなかった。実家に帰ってしまったのかもしれない。彼女と別れたのは俺の責任だが、彼女のしたことは許せない。真央は一週間の入院が必要と診断され、退院後、ひょっこりと『隠れ家』に現れて、皆に短い別れを告げ、それっきり姿を消してしまった。電話もメールも繋がらない。当然、店も辞めていた。あまりにあっけない幕切れだった。

俺は菜月と付き合うことにした。俺にはヒモが性に合ってる。萌と綾乃は不満そうだったが、あの時、彼女にだけ電話が繋がった時から俺は決めていた。美咲は俺にはもったいない。シンジくらいがちょうどいい。

最近、ようやく仲間が揃うようになった。俺は菜月の巨乳を揉んでご機嫌だ。菜月の巨乳は絶品なんだ。
「よっしゃ。やるか」
俺の掛け声で、部屋中央の自動麻雀卓に四人が腰を下ろす。今日もエロ麻雀の始まりだ!

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