香織の快感レポ4

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

アダルトな読み物のお部屋

香織の快感レポ4
2021年07月10日 11時18分
GreeeN apple

 火照った頬に冷たい夜風が気持ちよくそよぐ。
夜の住宅街は人通りも車の通りもなく、どこからともなく犬の遠吠えが聞こえてくるだけだった。その遠吠えがとても寂しく聞こえ、この街に私ひとりだけ取り残されたような気さえする。月の青白い光だけが、優しく私を包んでいた。
(あのライトがそうかな‥‥)
 真っ直ぐに伸びた桜並木の遠くに、ヘッドライトの光が小さく揺れて近付いて来る。車が近付き、車の屋根に灯りを確認した私は、ぎこちない足取りで歩道の端から車道の手前に移動した。
 タクシーが停車しドアが開く。車内からカーラジオの音と共に、淳の意味深な微笑みが私に向けられてきた。淳はシートの右側へ移動し、そのあとに続くように私もタクシーに乗り込む。
 シートに腰を下ろした瞬間、苦痛に顔が歪んでしまう。
(はぁ‥‥子宮に刺さっちゃう‥‥)
 そう、私の中にはまだ、バイブが突き刺さったままなのだ。

「香織は、恥ずかしい状況の方が感じるんだよ」
 最近の淳とのエッチで、なんとなくそんな気がしてた。
 淳に電車で触られた時の、周囲の人に気付かれるかもしれないという状況で感じた興奮。淳の言葉に辱められ、鏡に写った淫らな姿の自分を目にした時の、恥ずかしいのに感じてしまう自分。そんな自分に驚きと戸惑いを感じていたし、認めたくない、私はそんなんじゃないって気持ちがまだ少しある。

「そんなこと‥‥ない‥よ」
「今だって、一人でする自主トレより感じたでしょ?」
「‥‥うん」
「香織、まだバイブは香織のオマ○コに刺さってるの?」
「‥‥‥うん」
「もっと感じたい?」
「淳を‥‥感じたい」
「俺を?バイブより俺のチン×ンの方がいいの?どう違うの?」
「淳の‥‥チン×ンの方が‥‥おっきくて、熱くて‥‥気持ちいいの」
「俺のチン×ン欲しい?」
「うん‥‥欲しい。‥‥淳の‥キスも欲しいの」
「じゃあ、今から迎えに行くから」
「えっ、でも淳、疲れてるんじゃないの?」
「疲れてるから香織の顔を見たいし、それに俺も香織のオマ○コに入れたいんだ」
「‥‥じゃあ支度して待ってるね」
「うん。でもバイブは抜いちゃダメだよ。入れたままノーパン、ノーブラね」
「えぇっ、そんなのやだ‥‥」
「ダメっ、もっと感じさせてあげるからさ。これも花嫁修業のひとつ」
「そんな花嫁修業なんて聞いたことないよ」
「いいからいいから、タクシーで行くから待っててね。じゃあね」
 淳は私に有無を言わさず携帯を切ってしまった。
 淳のエッチな発想には参ってしまう。そう思いながらも、ドキドキして何かを期待してしまうもう一人の自分が私の中にいた。
 淳のアパートからタクシーでだと、十分もあれば私の家に着くだろう。
 急いでお泊まりセットをミニボストンに詰めた。
 バーバリーのプリーツのミニスカを履き、体にフィットする黒のスクエアカットのカットソーを合わせる。
(ついつい淳が喜びそうな洋服を選んじゃう私って‥‥)
 ノーパンでと言われたけど、今日の私は濡れすぎていて、さっきから体を動かすたびにバイブが落ちそうになってしまう。落下防止にパンティーストッキングだけ履いていくことにして、ハーフコートを羽織り身支度を終えた私は、月明かりの下、淳の迎えを待っていたのだった。
 さっきより高く小さくなった月は、青白い光でそんな私を照らしだし、その柔らかな光はまるで私に「自分に素直におなり‥‥」と言っているようだった。

 タクシーのドアにもたれるように寄りかかり、お尻の左に重心をとって右の太股を浮かせ気味にすることで、なんとか突き刺さるような苦痛から逃れることができた。
 バイブの電源はテレフォンセックスでイったあとにすぐに切ったけれど、私の体は火照っていて、あそこもまだじんじんとしている。
 濡れた太股にスカートの裏地が張り付き、その感触が私の羞恥心を煽る。
「香織、大丈夫?」
 淳はいぢわるに聞いてくる。
「‥‥うん、大丈夫」
「ほんとに?」
 淳はそう言いながら、私の額に手を伸ばしてきた。
「熱っぽいね」
(熱っぽいんじゃなくて、火照ってるだけ‥‥。淳ったら、分かってるくせに‥‥)
「俺の肩に寄りかかりな」
 淳は言いながら、私のすぐ脇に移動して、私の左の肩を抱き寄せるようにしてきた。
 私は、体の重心を右のお尻に変えて、淳の胸に頭を預ける。それだけの動作で、車内に自分の香りがこぼれるような気がした。
「入れてるの?」
 私の耳元で囁くように聞いてくる淳に頷いて答える。
 私の中に、早くアパートに着いて欲しいと願う気持ちと、このままいたずらされたいという、相反する不埒な気持ちが芽生える。
 淳は私の膝に置いていたミニボストンを右手で取ると、自分の右脇に置き直した。
(いたずらが‥始まる‥‥)
 私の左肩を掴む淳の手に力が入る。
「大丈夫?」
 淳が私の顔を覗き込むようにしながら、右手を私の太股に置く。
 私の体はビクンと過剰に反応してしまう。ストッキングの感触に「どうして?」と聞かれ「‥‥落ちそうで」とだけ答えると、淳の指はその感触を楽しむように、私の太股をなぞり始める。膝からスカートの裾まで、つぅ~っと指先が上がってきた。そして膝へと戻り、またスカートの裾まで上がってくる。その往復が繰り返されるたびに、淳の指先は私の太股の内側へ内側へと下りていき、膝からスカートの裾の中へとその範囲はじわじわと広がっていく。
 淳の指先が触れた部分がゾクゾクと粟立ち、スカートの奥は更に熱くなり、淳の愛撫を導くように太股が自然に開いてしまう。
(ぁぁ‥‥タクシーの中なのに、我慢できなくなっちゃう)
 息が乱れ、声にならない喘ぎを漏らしているような感じがする。
 淳の指がとうとうバイブにたどり着いてしまった。根本を掴み、ゆっくりと回転させる。
「ぁっ‥‥‥ねぇ、ダメ‥‥」
 いけない淳の手を押さえて小声で拒否したけれど、淳は容赦なくバイブでこね回し続ける。次第に私は朦朧とし、神経がそこだけに集中していく。私の吐く息が熱いのか車内の窓が白く曇り始め、運転手さんが訝しそうに咳払いしエアコンを操作した。みるみるうちに窓の曇りは取れたけど、私の体はより熱くなっていく。なぜなら、私の中をバイブが緩く回転し始めたから‥‥。
 初めての感覚だった。一人でするときは、バイブを中に入れると早くイキたくて、ただただ激しく突き入れてばかりいた。今は、緩く回転する本体と根本のパールが入り口と中程をじわじわと刺激し、ときおり添えられた淳のいたずらな手がバイブを深く押し込む。
(はぁ‥‥たまんない‥‥‥)
 小さく唸るその音は、カーラジオになんとかかき消されているけど、私の甘酸っぱい香りが狭い車内を満たしていくようで恥ずかしい。快感に顎が上がりそうなのをぐっと耐え俯いていた。
 スッと淳の手が私のスカートから抜かれた。その手でジャケットのポケットをゴソゴソとまさぐり「キャンディ舐める?」と、ふいに淳がセロハンに包まれたキャンディを一粒くれた。煙草を吸いすぎないようにと、淳がたまに舐めているメントールキャンディだ。セロハンを剥がし口に入れると、スーッと爽やかなメントールが口に広がる。
 私の体と車内に立ちこめた熱が少しだけクールダウンした気がする。
(もう淳のいたずらはお終いかな‥‥)
 ホッとするような、ちょっと残念のような入り交じった気持ちの私の中には、まだバイブが妖しくくねっている。そこだけはクールダウンせず、じわじわと燻るような快感が依然として続いていた。
 再びごそごそとジャケットをまさぐっていた淳の手がスカートの中に入ってきた。何故だかキャンディとは違うメントールの香りが車内に広がった、と思った瞬間、私の敏感なクリに淳の指先が触れた。その途端に、クリがスースーと冷たくなる。
「ひゃッ」
 思わず声を上げてしまい、私は左手の甲を唇にあてた。
 淳の指が優しくクリをこねり、ストッキング越しのぞりぞりとした感触に耐えられず顎が上がってしまう。
 突然、スースーとしていたクリが燃えるような熱さに変わった。
(何?何で?‥‥あぁッ‥淳‥‥‥摘んで‥‥)
 私の願いは叶うことなく淳の指がそこから離れ、タクシーが停車した。
 淳が乗車料金を支払うとタクシーのドアが開き、私はなんとかタクシーを下りる。
 淳が降りると私の腰に手を回し支えてくれたけど、腰がひけてしまい、足もガクガクとしている。
「歩けない」と言うつもりで開いた私の口から出た言葉は「摘んで‥‥‥」だった。
「熱いの‥‥熱くてジンジン疼いてるの」
 自分の口から出た言葉に、蜜がとろりと溢れるのを感じた。
「ここで?‥‥頑張ってちょっとだけ歩いて」
 淳の体に支えられ、たどたどしく足を進めた。そのたびにくねるバイブがズンズンと突き刺さり、快感と痛みが走る。
 そして辿り着いたのは、見覚えのある場所だった。
 タクシーの中で燃え上がるように感じたそこが、少しおさまり冷静さを取り戻した私は、周りの風景が目に入り足が止まる。
 そこは淳のアパートの近くの公園だった。
 この公園は遊具はなく、公園をぐるりと囲むように樹木が生い茂り、早朝はジョギングする者、土日の昼には緑が眩しい芝生にシートを敷きピクニックを楽しむ家族達、そして夜にはカップル達が人目も憚らず愛し合い、それを覗く者達が這いずり回る、沢山の顔を持つ公園なのだ。
 今夜も何組かのカップルが、それぞれ間隔をおいたベンチに座り、声をひそめて会話している。そして、彼女と彼の足の間にはお互いの指がいやらしく蠢いている。
「ねぇ‥‥帰ろう」
 冷静さを取り戻してしまった私は、前へ進もうとする淳の腕を引っ張った。
「さっき香織が言ったんだよ、摘んでって」
「だって‥‥さっきは‥‥‥我慢できなかったんだもん」
「ダメだよ、今は俺が我慢できないよ」
 そう言い淳は私の手を取り、自分のそこへ持っていった。
「‥‥熱い‥‥」
 ジーンズ越しに淳のソレが熱く堅く息づいている。私は掌全体でやわやわと揉んだ。
「香織はこれが欲しかったんでしょ‥‥それに摘んでもらいたいんだよね」
「でも‥‥‥」
「じゃぁ、これでも?」
 淳の指がスカートの中にスルリと入り、バイブをこねる。そしてクリに当たる突起が控えめに唸りだした。敏感になっているクリには刺激が強すぎて、私の腰はひけてしまうが、その動作がクリを余計に圧迫する。立っていられず、深く突き刺さるからしゃがむこともできない。
「あっ‥‥ダメっ、わかったから‥‥お願い、これを止めて」
 淳の手が再びスカートの中に入りクリへの振動が止まった。
「いぢわるしないで‥‥」
 ホッとする間も無く、淳が私の腰に手をまわし、どんどん公園の中へと入って行く。
 何組かのカップルの前を通り過ぎ、公園の奥まった場所にあるベンチの前で淳が足を止めた。
「ここならいいでしょ」
 ここなら多分人目に付くことも無いだろうと、私も観念した。
「‥‥うん」
 月の光が淳の顔を青白く浮かび上がらせて、光った目がいつもよりいやらしく感じる。
「香織‥‥好きだよ」
 淳の手が私の腰に回り抱き寄せられ、唇が下りてきた。いきなり舌が入ってきて、私の舌に絡める。唾液を吸い上げそして淳の舌が私の舌を淳の口中に誘う。息を付く間も無いような激しいキスに、淳の興奮を感じた。
(こんなところで‥‥‥)という不安が激しいキスで解けていく。
「もう、コリコリだね、香織の乳首」
「あ‥ん‥‥」
 カットソーを押し上げるように尖った乳首を指でなぞられ、胸を淳に突き出すように背中が反ってしまう。
「香織、ベンチに座ろ。コリコリの乳首いっぱい舐めてあげるよ」
 淳が先に腰掛け私の腕を引く。
「‥‥このままじゃ、座れない‥‥座ると、バイブが突き刺さるの‥‥だから抜いてもいい?」
 私は、突き刺さるバイブから早く解放されたかった。
「そっか、ごめんな。じゃあ、俺が抜いてあげる‥‥俺の前に来て‥‥‥スカート、自分で捲ってごらん」
「いや‥‥」
「大丈夫、誰もきやしないよ。それに暗いし‥‥ね」
 淳の言葉に少しだけ安心し、淳の、そして自分の興奮を煽るようにプリーツスカートを少しづつ捲った。淳の顔がいたずらな少年のように見える。
「エッチだ‥‥香織。チン○ンが生えてるみたい」
 ジッという音と共に、太股辺りが暖かくなる。淳がジッポの火をつけたのだ。
「やっ‥‥怖いよ、エッチ」
「ちゃんと気を付けるから。香織、片足をベンチに載せて」
 私は淳の言葉に魔法をかけられたように、右足をベンチに載せた。
「ストッキング破るよ」
 火を付けたままのジッポを足元に置き、淳の指が私のそこへ伸びてきた。バイブが飛び出しストッキングが浮き上がっているところを左手で引っ張り、右手の指でストッキングにブッチと穴を開けた。そしてビリビリと引き裂くように穴を広げる。
「凄いよ‥‥ぐちょぐちょだよ香織、太股まで蜜が垂れてる」
 淳の指がバイブを掴み、にちゅにちゅと音をさせながら突き立てる。
「んっ、あっ、あぁ‥‥ダメ‥‥淳‥‥」
 燻り続けていた私の中がざわつき始め、淳の肩を掴み腰をせり出してしまう。
「あんっ、欲しいの‥あッ、淳が‥欲しいの‥‥」
「じゃあ、抜くよ‥‥‥‥ほら、香織の蜜がこんなに絡んでる」
 ヌチュッ‥‥と音を立てて抜かれたバイブを顔の前に突き出された。月の光と足元に揺れるジッポの炎に照らされたバイブは、いやらしく濡れて光っていた。
「いやッ‥‥」
 恥ずかしさに顔を背けると「香織が舐めて綺麗にして」と淳がバイブを私の口元に当ててきた。いつもの甘酸っぱい香りにメントールの香りが混じって、シナモンのような香りが鼻の奥に抜ける。
(いつも淳に絡んだ自分の蜜を舐めてるし‥‥)
 私は舌先をそっと伸ばした。淳のソレにするように、丁寧に舐め上げ口にくわえた。唾液を絡ませゆっくりと口中に出し入れする。私は淳の視線を感じながらの淫らな行為に恍惚感さえ感じていた。
 ジーッという音に淳を見下ろすと、淳はジーンズのファスナーを下げ立ち上がると、ジーンズとトランクスを膝の上まで一気に下ろし、勢い良くそそり立つソレを夜風にさらした。そして再びベンチに腰を下ろした。
「俺のを舐められてるみたいだ‥‥香織の顔‥凄くエッチでそそられるよ‥‥」
 ごつごつとした淳の右手の指がソレの頭のあたりで動き出し、私は初めて見るその行為に淳のソレから目を離せない。
 くちゅくちゅと女の子のような音がして、先端が濡れていることを知る。
「ぁぁ‥‥香織‥‥‥欲しいんだよね‥俺の堅いのが」
「‥‥欲しい‥欲しかったの‥‥ちょうだい‥淳‥‥」
 私は立ったまま腰を屈めて淳にキスした。キスしながら右手を淳のソレに伸ばし、先端の汁をこねるようになすり付けると、ソレ自身が意志を持った別の生き物のようにビクビクと動き、繋がった口元からは淳の「ん‥‥んん‥‥」という喘ぎが漏れる。
 淳に肩を掴まれ唇が離れた。
「香織‥‥欲しいなら、自分で入れてごらん」
 そう言い私の手からバイブを取り上げベンチに置くと、コートを脱がされた。
 座ったままの淳が、どんな体位を要求しているのかが分かり、初めての体位に興奮と緊張を感じた。
「‥‥うん」
 私は淳に背を向けると足の間から手を伸ばし、淳の熱い塊を掴んでゆっくり腰を下ろしていった。破られて丸まったストッキングの端が親指の付け根に触れ、とてもエッチなことをしているんだという気分に拍車をかける。
「‥ぁッ‥‥」
 先端が私のそこに触れ、思わず声を上げてしまう。
 そのままゆっくり腰を下ろすと、ぬぅッ‥‥と先端が入ってきた。
「ぁぁッ‥淳‥‥入ってく‥‥はぁッ‥んッ‥‥ぜ‥んぶ‥‥入っちゃった‥‥」
 子宮の入口に、メリメリと広げられた熱い襞に、そして根本に添えた自分の指で、淳のソレをすっかり飲み込んでしまったことを感じた。
「‥‥香織、動いて‥‥自分で腰を振ってごらん」
 淳に腰を掴まれ、私は密着した部分を淳に押しつけるように、ゆっくりと腰を前後に揺らした。ちょっと出てはちょっと入るという、もどかしい甘い快感が生まれる。
(もっと深く‥もっと強く感じたい‥‥)
 破られたストッキングの穴から太股に向かって走った伝線が、淳の太股に擦れてピリピリとその範囲を広げていく感じが、私をより淫らな気分にさせる。
 私は後ろ手に淳のシャツを掴んで激しく腰を揺すった。すると後ろから淳の手が伸びてカットソーの裾から手を入れ胸をまさぐりだした。乳房全体を荒々しく揉み上げられ、乳首を痛いほど摘まれる。
「ぁぁん‥‥」
 私は淳に上体を預けてお尻と太股に力を入れて浮かすようにし、淳のソレを締め付けながら挿入感を感じた。
(こんなもどかしいのじゃなくって‥早く突き上げて‥‥)
「香織は、どうして欲しいの?」
 淳がそんな私の思いを知ってか知らずか聞いてくる。
「いっぱい‥‥突いて‥‥‥」
「いいよ、いっぱい突いてあげる。でもその前にもっと気持ち良くなろうね」
 胸を揉み上げていた淳の手が、カットソーを捲り上げ私の乳房が夜風にさらされた。
「ぃや‥‥ダメ‥淳‥‥」
「香織の綺麗なおっぱい、覗き屋に見せてあげようよ‥‥‥それと、ここもね」
 スカートの裾も捲られ、その裾をスカートのウエストに押し込まれた。
「いや‥‥ぁぁッ‥‥こんなの‥‥ダ‥メ‥‥」
 言葉とは裏腹に、恥ずかしさでか、誰かが覗いているかもしれないという見えない視線に感じてか、体が、そして中が熱くなる。腰の動きもより激しくなってしまう。
「こんなに激しく動いて、ダメじゃないでしょ。こんなに濡らして」
 淳の右手が繋がったところを触りながら、自分の足で私の足を押し開く。
「いっぱい見て貰うんだ、香織のエッチなオマ○コをね」
 そう言うと感じ過ぎて敏感になったクリをこねられ、再びスースーと冷たい何かを塗られた。こねられる度に冷たさが熱さに変わり、私の体も頭もただ感じたいという欲望に支配される。
「ぁッ‥熱いの‥熱いの‥淳‥‥ぉ願い‥摘ん‥で‥‥いっぱい‥‥突いて‥‥!」
 キュッと摘まれたクリから電流が脳天まで突き抜け、「ぁぁ‥‥締まる‥凄いよ‥香織‥‥」と言いながら、淳が下から突き上げてきた。
 グサリグサリと深く突かれる度に、私の背中は反り、窮屈なブーツの中の爪先も反り上がる。
「ああッ‥あぁんッ‥‥もう‥ダメ‥‥ぁ~~~ん‥‥イッちゃう‥‥」
「はぁぁ‥‥イクッ‥‥俺も‥イクよ‥‥」
 淳の腕に抱きしめられ強く深く突かれ、ブルッと全身に硬直が広がる。
「あッ‥あぁッ‥‥‥あ~~~~~ッ‥‥‥‥‥‥‥」
「ぁぁッ‥‥あッ‥出る‥‥‥ぅぅッ‥‥‥‥」
 静かな公園に私達の声が響き渡った。

 私と淳は部屋に戻ると二人でシャワーを浴びた。
 そしてベットの中で足を絡めじゃれあっているうちに、どちらともなく眠りの波に揺られていった。

 目覚めるとカーテン越しの強い光に、もうすっかり遅い朝だと気付く。
 横にいる淳の寝顔を見て、嬉しくなる。
(毎朝、目覚めると淳が横にいてくれたらな‥‥)
 そんな現実が早くやってくることを祈りながら、私は淳のおでこにキスしてベットから降りた。
 淳を起こさないように簡単に身支度をして、近所のスーパーへと買い物に出かけ、昨日教室で習った料理の食材を買って帰る。
 ふつふつといい香りを漂わせる小さな両手鍋に、アルミホイルで作った落とし蓋をかぶせて蓋をする。
 料理のこの待ってる時間て好きだなぁと思う。美味しくできるかなと心配しながらも「旨い!」と顔を綻ばせる淳の顔を湯気の向こうに想像してしまう。
 こうやって大好きな淳の為に何かをしてあげる‥‥‥ううん、させてもらってる時がとても幸せ。
 ふと足元に目がいき、ゴミ箱からはみ出した破れたストッキングと、テーブル上にアパートの鍵と一緒に無造作に置かれたリトルナースの小さな缶が、昨晩のことを思い出させて顔が赤らむのを感じた。
 そして最近ハードになりつつあるエッチを、これからは小出しにしようかな、と思う。淳に飽きられたら悲しいし‥‥。
 だけど、淳に仕掛けられちゃったら、やっぱり無理かぁと苦笑する。
 段々と私の中の女の部分が淳によってさらけ出されることが、恥ずかしいけど嬉しくもある。
 心だけでなく、体も淳を求めてしまう今日この頃の私。そんな自分が愛おしい。

 この煮物が美味しくできたら‥‥今度は私からプロポーズしてみよう。
 新たな快感と、新たな幸せを求めて。

この小説がよかったらいいねしてね
0