二人の時間1

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アダルトな読み物のお部屋

二人の時間1
2021年07月19日 23時29分

1.甘い手淫

「もうすぐ着くから」
 パタンと携帯を閉じ、三月の夜道を彼女のマンションに向かって歩く。僕は社会人になる前の長い春休みを、彼女の真奈と過ごすことで消化していた。
 僕らは共通の友人を含むグループでの飲み会で出会ったのだが、真奈の目線で言うと「先輩の飲み会に着いて行って見つけた」といった感じだろう。僕を含め大学四年生ばかりの中で、一年生の真奈はその初々しさから目立っていたのを覚えている。しかし、それよりもくるくる変わる表情と、愛敬の良さから僕はすっかり真奈を気に入っていた。
 その後僕らが二人で会うようになり、付き合うに至ったことは、かなり多くの友人を驚かせた。彼らに言わせると「お前はお笑い担当なのになんであの子なんだよ」ということらしい。

 真奈の部屋の前まで来ると、夕飯のおいしそうな香りが漏れていた。料理のうまい子なので、僕が来る時は一緒に食べるのが常だ。台所に立つ真奈を思い浮かべ、思わずにやけながらインターホンを押した。
――ピンポーン
「はーい」
 ドアの向こうで微かに真奈の声が聞えたと思うとガチャリと鍵が開き、ドアの隙間から彼女の笑顔がこぼれた。
「どうぞ。祐ちゃん」
「おっじゃましまーす」
 笑顔で迎えてくれた真奈は、自分の体型にキレイに合ったジーンズに、黒のタートルを合わせた格好だった。シンプルなのがスタイルの良さを際立てている。
「とりあえず座って待って。今日はハンバーグだよぉ」
 にこにこしながらそう言うと、真奈は再びキッチンに立った。
「お前ハンバーグ好きだなぁ。俺もかなり好きだけど」
 僕も笑いながら答える。狭いキッチンで料理をする後ろ姿に目をやると、アップにしたうなじ、ニットで際立つくびれ、小さいながらプリンとしたお尻‥‥。それはまるで誘っているようだった。思わず立ち上がり、真奈の後ろまで近寄る。驚くだろうなとほくそ笑みながらそっとお尻に触れる。
「きゃぁっ!もぉ祐ちゃん」
 振り返らずに、おおげさに怒ったような声をだしている。知らんぷりで腰に腕を回し、後ろから首筋に唇をつけた瞬間、真奈の口から甘めの息がこぼれたのを僕は聞き逃さなかった。
「何? 感じたの?」
 意地悪くそう言いながら、今までより少し大胆に手を動かす。黒いニットが張り付く乳房に手のひらをかぶせ、柔らかさを確かめるように優しく揉んでみる。
「んっ‥‥祐ちゃん、だめだよ。ほら、ここだと危な‥‥ぁんっ」
 語尾が甘く変わったのは、僕が耳たぶに舌を絡めたからだ。彼女にはぴちゃぴちゃとダイレクトな水音が聞こえているだろう。
 真奈は全身性感帯と言えるほど敏感な体質で、それがこんないたずらに駆り立てる理由の一つでもあった。どこに刺激を加えてもかわいい声をあげる彼女の肉体は、一つの楽器と思えるほどだ。
「なぁ、真奈? 感じてるの?」
「あっ、あぁん。耳はだめって‥‥いつも‥‥言ってる‥‥でしょぅ?」
 絡み付く舌から逃れるように、真奈は僕の腕の中で体をくねらせた。
――じゅわーっ‥‥
 その時、コンロの上で暖められていたスープが大きな音と蒸気を上げながら吹きこぼれた。
「きゃぁっ! ほら、祐ちゃんがバカなことするからぁっ」
 あたふたと火を止め、ぷりぷり怒ってしまった。
「あ~まじごめんっ。お尻が誘ってたからさぁ」
 へまをして、母親に怒られた子供のような気分で言い訳をしてしまった。
「おとなしく座ってなさい!」
 真奈は強めの口調ながら笑い顔で叱ると、僕の唇に軽く唇をつけた。

「ごちそーさまでした」
「どういたしまして」
 かなり多めの夕食をたいらげ、満足した僕は煙草に火をつけた。真奈は食器を片付けている。こんな姿を見ると本当に一緒に暮らしてるようで、満腹感も手伝って、とても幸せな気分に浸れた。
「真奈~」
 少し甘え口調で隣に来るのを促す。
「ん?」
 振り向かずに食器を洗う真奈。
「ねぇ真奈~」
「なんだよぅ~」
 いたずらっぽく笑い、濡れた手を拭くと、ベッドの上に座る僕に跳ねるようにして寄ってきた。真奈の笑顔は弾けるような感じがして、とても愛らしい。
 真奈はベッドに座る僕をふざけて押し倒した。二人で寝転がる体勢になり、どちらともなく顔を寄せた。プチュッと唇の柔らかさを味わい、唇を唇で優しく噛み合う。沈黙の中で、僕は真奈のぽってりとした唇の隙間に舌を滑りこませ、生ぬるい口内を楽しんだ。真奈も舌を絡みつかせる。互いに舌同士でちろちろと舐め合い、舌を吸う。僕らはキスが大好きだ。
「ほら、真奈‥‥」
 僕は真奈の手を取り、そっと自分の股間の上に導いた。僕のそれは真奈とのキスで大きく膨れ、ドキドキと脈打っていた。
「祐ちゃん。おっきい」
 潤んだ目で見つめながら、そう口にする真奈の頬はほのかに紅く上気している。
「お風呂、入ってきな」
 僕は真奈にそう囁いた。
 真奈がそのままでは恥ずかしいからと、付き合い始めから行為の前にシャワーをするのが決まりになっている。ところが、今日は思いがけない返事が返ってきた。
「‥‥うぅん。いいの‥‥」
 頭を横に振り、真奈は僕の胸に顔を埋めてきた。
「そのままでいいの?」
「違うの‥‥」
「今日はしたくない?」
「違う‥‥」
 顔が隠れて表情は見えないが、なんとなく不安気な彼女の声に胸騒ぎがしてしまう。
「どうしたいのか言ってほしいな」
 なるべく優しく言ってみると、彼女は赤らめた顔を上げ、上目使いで僕に問いかけた。
「びっくりしない?」
「しないよ」
「あのね‥‥私‥‥」
「どうしたの?」
 かなり言いにくそうなので、話しやすいように笑顔で聞くと、驚くような答えが返ってきた。

「うん‥‥私‥‥祐ちゃんのしてるの見たいっ」

「えっ?してるのって‥‥まさか一人で‥‥ってことか?」
「ん‥‥」
 僕の胸にコツンと額をつけてうなづいた真奈に、心底驚いてしまった。
 僕が真奈の顔を覗き込むと、真奈は恥ずかしそうに目をそらした。
「ねぇ真奈。真奈は俺の一人エッチ見たいの?」
「うん‥」
「じゃ、おねだりして」
 真奈の口からいやらしい言葉を聞き出そうとする。
「えっ‥‥祐ちゃんの、み、見せてっ」
「ちゃ、ん、と」
「‥‥祐ちゃんのいぢわるぅ」
 真奈は眉間にしわをよせて、唇を尖らせた。
「もぉホントにかわいいやつだなぁ。でもなんで? なんで見たいだなんて思ったの?」
 真奈の困り顔に思わず意地悪をやめてしまった。
「‥‥好奇心だよっ。あのね、たまに会えない時にしてるって言ってるでしょ?だから‥‥だからどうやってするのかなって」
 真奈は照れを隠すように明るく言った。僕は少し考えて、すけべ心を奮い起たせるアイデアを思いついた。成功したらすごくいやらしい夜になるはずだ。

「オナってさぁ、普通、人前でしないよね?」
「うん」
 真奈はまっすぐ見つめてくる。
「かなり恥ずかしいと思うわけ」
「‥‥うん」
「だから、初めに真奈にそれを味わってほしいんだけど‥‥」
 真奈の大きな目に驚きの色が広がった。
「あ、あたしのオナってこと‥‥かな?」
 頬を染めて尋ねる真奈に、僕はうなづいた。
「俺に見せてってゆうなら、自分も見せなきゃでしょ」
 にっこり笑った僕とは反対に、真奈は何も言えずにうつむいてしまった。
「俺がね、真奈の前でオナるのがどれだけ恥ずかしいか分かる? 真奈もやらなきゃ分からないよね?」
 真奈の中の隠れたM女を誘い出したい一心で、僕は屁理屈を並べる。こうする僕も本当はかなりのSなのだろう。
「でもだめだよぉ‥‥」
 消え入るような声を出す真奈。

 本人はあまり気付いてないが、真奈にはかなりMっ気がある。この前僕はいたずら‥‥いや、S心から、行為の最中に懐中電灯を持ち出した。真奈は恥ずかしい部分を闇に浮かび上げられ、えらく恥ずかしがって少し泣いたけれど、今までにない程濡らしていた。それを指摘すると、更に乱れたのだ。
 その一件から、見られることに感じる子だと確信している。
「真奈‥‥ぶっちゃけ、俺も真奈のオナに興味があるのね。真奈が俺のを見たいように、俺も見たいんだ」
 真奈の目が色っぽく潤んできている。
「だからね、だから真奈のをさ‥‥」

 内心、僕は成功する確率は低いと感じていた。もちろん真奈にマゾの気があることは確実だったが、自分の自尉と引き換えに僕の自尉を見たい気があるかは謎だし、こうして二人でいる以上真奈に自らを慰める理由はない。しかし、真奈の唇は僕を歓喜させる言葉を紡ぎ出した。

「‥‥わかった」
 今からする行為への不安からか、はかなげな笑顔だったが、色っぽく濡れた瞳がM女の気質を浮かべていた。
 僕は床に座り、真奈は目の前のベッドの上で壁にもたれて座っている。いよいよだ。
「さぁ真奈。始めてよ」
――スル‥‥
 無言でうなづいた真奈は細身のジーンズに手をかけ、すらりとした足を引き抜いた。今までジーンズに隠されていた白いサテンのパンティがあらわになる。
「それ、履いててくれたんだ」
 僕がプレゼントした、ツルツルした手触りの下着だ。真奈は声を出すことなくうなづく。とてつもなく恥ずかしいのだろう。頬が紅いままだ。
 僕はキスをしていた時から下半身を熱くしていたが、今黒のタートルを身に付け、下半身は純白の三角だけになった真奈を目の前にして、さらに大きさを増したのがわかった。
「あぁ‥‥真奈、かわいいよ。足もパンティも白いのに黒いニットで‥‥すげぇ興奮する」
 声をかけられ恥ずかしくなったのか、真奈は膝を抱え体育座りの格好になった。太股の間の白いパンティが余計に際立つ。
 僕のそれが下着の中でよだれを垂らしたのが分かった。しかし、今することは視姦と言葉攻めに徹することだ。これから真奈は僕の視線と言葉、そして自らの手で快感に溺れるのだ。
「ほら。真奈、脱いで」
「うん‥‥」
 やっと声を発し、ベッドの上でペタリと正座をすると、意を決したようにニットを一気にはぎ取った。
 白い布切れに大事な二箇所を隠された真奈が大きく空気を吸い込み、深呼吸をした。そして、そろそろと長い足をM字に広げていく。丁度目の前にM字が来る具合いだ。僕はゴクリと唾を飲み下し、真奈を凝視して声をかける。
「始めて」
 真奈は返事の変わりに自分の胸に手をやると、優しく優しく触り始めた。
「はぁ‥‥」
 柔らかく甘い息をこぼしたのを合図に、真奈はやんわりと目を閉じた。真奈の手が徐々に大胆に動きだす。ほどよい大きさの乳房を強く揉みしだき、M字に開いていた足の膝をじれったそうに擦りあわせている。
「‥‥そんなにしたら‥‥だめ‥‥祐ちゃん」
 真奈は、想像の中で僕に愛撫されているらしい。目の前の恋人が自分の名前を呼びながら、胸を激しく揉みたてる様子に興奮しない男はいないだろう。僕は自分のものをしごきたてたい欲望をぐっとこらえた。
「あぁっ!」
 今までとあきらかに違う声を出した真奈は、左胸のカップに遠慮がちに指を入れ、先端をいじっている。真奈の薄茶色で小さめの乳首はほんの少しの愛撫でもピンッと背筋を伸ばす。
「真奈‥‥そこ、乳首でしょ。そんな声出して気持いいの? 俺に真奈のおっぱい見せて‥‥」
「はぁ‥‥はい‥‥」
 一つ息をつくと、従順にうなづき丁寧にブラジャーをはずした。
――ぷるん‥‥
「うぁぁ綺麗‥‥乳首ビンビンじゃん」
 真奈を言葉で愛撫する。真奈の固く背伸びをして、ツンと上を向く乳首に、今にもしゃぶりつきたい気持を押さえ、次の動きに注目した。
――ちゅぷ‥‥
 まるで男根を口にするように、大事そうに人指し指を舐め回している。そしてそろりと固くなった乳首に当てる。
「あぁっ!あっ、あっ‥‥祐ちゃん‥‥もっとぉ」
 真奈は、濡れた人指し指を僕の舌に見立てて、クニクニと乳首をいじめ転がした。
「あっあっあぁん‥‥」
 真奈のかわいいあえぎ声と巧みな指の動きに、僕のズボンは完璧にテントを張った。
 もじもじと腰を動かし始めた真奈をよく見ると、真っ白なパンティはぴったりと割れ目に張り付き、大きいと言えるほどの染みができていた。
「真奈?もっと触りたいところがあるんじゃない? パンティが透けるくらいよだれを出して待ってるみたいだよ」
「あっ‥‥やだぁ‥‥」
 真奈はパタッと足を閉じた。
「だめだよ。見せるって約束忘れたの? 足、開いて」
 真奈は僕の視線を改めて感じ、恥ずかしくなったようだ。
 視線でいじめられていることを強く感じてもらわなければ、おもしろくない。
「ほら、真奈。そう、そうやって足を広げて‥‥そうだよ、えらいね。染みがよーく見えてるよ。その向こう側もうっすら」
「いやぁ‥‥見ないでぇ」
 いやがりながらも真奈は胸を触る手を止めて、言う通りに足を開いて見せつけてくれる。とてもエロティックな眺めだ。僕のかわいい恋人は、嫌がりながらも大きく開脚し、突き刺さる視線と言葉にあえいでいる。
「あぁ‥‥真奈。なんで染みを広げるの? もっと見えちゃうよ? 真奈の恥ずかしいお口が‥‥」
 真奈は、僕が言葉をかける度にジワジワと開脚の度合いを大きくした。
「いやだよぉ‥‥祐ちゃん、見ちゃいやぁ‥‥」
 そう言うのは上のお口だけで、真奈の下着はヌメヌメと濡れて染みを作り、その奥の喜びが沸き出すお口をこっそり見せてくれている。
「ほら、真奈、触りたいんでしょ? 触りなよ」
「さわ‥‥るぅ。真奈‥‥おまんこ‥‥触る‥‥」
 うわ言のように言うと、真奈は目を少し開き、色っぽく僕を見つめながら右手を滑りおろした。胸からへそ、盛り上がった丘、そして潤みきった染みに中指を押し付けた。
――くちゅ‥‥
「あぁぁっ! はぁん」
 濡れ音が響いたかと思うと、真奈は人差し指も添え、貪るように染みを押し広げた。もう割れ目にあたる部分は全てが濡れ、透けて、大事な所は目の前にある。
「あっ、あっ、あぁ! 祐ちゃんっ! 気持いいよぅ」
 真奈の指はひとしきり染みの源をいじくると、指を一本立てて割れ目の麓から頂上にむかってツゥーッと動かし始めた。
「あっ‥‥あぁぁ!」
 指の腹が頂上の性感の粒に届くと、大きな声を上げて腰をくねらせる真奈。何度も何度も割れ目をなぞる。頂上ははっきりと主張して膨らんでいる。
 真奈の乱れた姿を焼き付けようと身を乗り出した。僕と会えない夜の真奈を目の前にしているようで、覗いている感覚に襲われる。
 割れ目をなぞり続けたために、真奈のパンティは紐のようだ。
「ねぇ真奈、パンティ食い込んでるよ。びらびらがはみ出してる‥‥」
「ぅん‥‥祐ちゃん、真奈を裸にして‥‥脱がせて」
 完全に快感に身を委ね、乱れた真奈がそこにいた。
「いいよ。でも俺は何もしてあげないから、自分で気持くなりなよ」
 そう言いながらパンティに手をかけてじわじわとおろしていく。真奈の黒く輝く茂みが顔を出した。
 太股まで引きおろすと、パンティと真奈自身が数本の銀色の糸で繋がった。
「あぁ‥‥真奈のお汁が糸引いてるよ‥‥」
 思わず口に出してしまう。何もまとわぬ姿になった真奈は、今までとはまったく逆の言葉を口にした。
「祐ちゃん、真奈の見てねぇ?‥‥よーくよーく見てほしいの‥‥」
「うん。ここで見てるよ。いっぱい顔を近付けて見てる。あぁ‥‥真奈のやらしい匂いが分かるよ」
 僕はおもいっきり真奈の淫香を吸い込んだ。それは媚薬だ。今すぐに挿入したい。真奈の花びらは激しいキスをした後の唇のように、よだれにまみれ艶めいていた。
 そこに真奈の指が二本降りてきて視界を遮った。真奈は左手の指をぴったり口を閉じた花びらにあてがい、左右に思い切り広げた。
「あぁ‥‥真っ赤だよ。奥まで丸見えだ‥‥それに真奈、割れ目の上にクリちゃんが顔出してる」
 真奈はコクンとうなづき、右手の中指を広げられたぬかるみに少し浸した。
――くちゅ‥‥
「あふっ‥‥」
 左手を離すとその手でぷっくりと勃起したクリトリスの包皮をクイッと引き上げる。間もなく真奈は剥き出しの真珠を、愛液にまみれた中指で転がし始めた。
「あぁぁっ! あんっ。んっ、くぅん‥‥祐ちゃんっ」
「あぁ真奈、すごいよ。すごい眺めだ‥‥」
「祐ちゃんっ見てっ! 真奈の見てぇ!」
「見えてるよ、真奈の大きいクリトリス。お汁を塗られてぷっくりしてるね。あぁ、お尻までジュースがこぼれてるよ」
 努めていやらしい言葉を選んで、真奈の性感を高める。それは僕自身にも効果があったようで、無意識に熱いものにズボンの上から手をかぶせてしまっていた。
「あっあっあぁ! 祐ちゃんもっとぉ! もっと言ってぇ」
 真奈は淫らな言葉に反応し、クチクチと小さな水音を立てながら中指で感じる豆粒を細かく震わせた。
「あぁんっ! あっあっはぁんっ!」
 いきそうになったのか、真奈は手を止めて呼吸を整えている。
 僕は思った。この状態はどうにもじれったい。目の前で大きく膨れ、もて遊ばれるクリトリスに今すぐに吸い付き、その下にあるお口ともディープキスをしたい。真奈にしても、こんなに近くで割れ目を見つめる僕に吸い付かれたいと思っているだろう。しかし今はオナニーを鑑賞している‥‥そんな葛藤をしていると、真奈の視線を感じた。
「ねぇ、祐ちゃん‥‥真奈、我慢できそうもないよ‥‥」
「どうした?」
 まだ肩で息をしながら真奈が答える。
「真奈、祐ちゃんとしたいよぅ‥‥」
「あぁ‥‥真奈‥‥俺も、俺もだよ」
 今までの快感と、自ら誘った気持の高ぶりに、泣きそうなくらい目を潤ませる真奈をとてつもなく愛しく思い、全裸の彼女を抱き締めた。僕は素早く服を脱ぎ捨てベッドにもつれこんだ。
「真奈、俺も思ってたよ。真奈のおっぱいをいっぱい吸いたい、クリちゃんを舐め回したい、真奈としたいって!」
「祐ちゃんっ‥‥ひっく」
 感極まってか、真奈の目からついに涙が一粒こぼれた。
「真奈‥‥ひくっ‥‥真奈、祐ちゃんに触ってほしかったよぅ」
 僕は、かわいい真奈をギュッと抱き締めると、真奈の股間に右手を滑り込ませた。中指が潤いを見つける。腕の中の細い体がビクンと震えた。
「‥‥溢れてる」
 今までとは違う表現を口にして、指を進める。もう言葉は必要無いくらいに真奈の中は熱い。
「あ、あ、あぁ‥‥」
 ゆっくりと指を付け根まで真奈の入口に送り込み、じっと真奈の内部を確かめる。
「真奈の中熱くてキューッてしてくるよ」
 優しく声をかける。
「ん。気持ちいいよ‥‥」
 僕はゆっくり中指を動かし始めると、案の定真奈の穴はグチュ、クチュといやらしく鳴き出した。
「あっあぁぁ‥‥はぁん」
 気持よさそうに目を閉じて、真奈は唇を少し広げている。
――グチュチュ‥‥グチュ
「あっあっあん! んぁっ‥‥あぁん!」
 少し激しめに真奈の中をかきまぜながら、僕は体をずらした。
「真奈、足ひろげて」
 真奈は素直に大きく足を広げ、ずっぽりと中指をくわえたお口を見せてくれた。たまらず指を抜きとり、下のお口にむしゃぶりつく。
「あぁぁぁん!」
 背中をのけぞらせ、甘美な声をあげる真奈。
 僕は真奈のふとももの間で、よだれをしたたらせる淫らな唇に舌を差し入れる。少々乱暴なくらいに真奈の味を確かめ、溢れ返る蜜を思い切り吸い込んだ。
「祐ちゃん! あぁぁ!あっあっすごいよぅ」
 真奈は完全にあごを上げ、快感に身をまかせきっている。真奈の蜜は、どんなに吸い取っても枯れることがないようだった。僕はベロンと舌を出し、割れ目を上へと舐め上げた。舌先に熱い固まりを感じると、それを集中的にかわいがる。
「祐ちゃんっ!祐ちゃんっ!」
 僕の名前を呼ぶ真奈がかわいくて、執拗に真奈の豆を味わった。
 チューッと吸い上げては、固くした舌先でチロチロチロチロと真奈の弱い動きを繰り返した。同時に指も差し込むと真奈のあえぎ声は、荒く早い呼吸に変わった。
「真奈、真奈、おいしいよ。真奈のクリトリスすごいおいしい」
「祐ちゃん‥‥も、もうそれ以上‥‥しちゃぁだめぇ‥‥はぁ‥‥」
 荒い呼吸を押さえながら真奈がつぶやいた。
「どうして? イッていいんだよ?」
「ん‥‥でも真奈、今日は祐ちゃんので一番にイキたいの‥‥」
 本当にかわいい。僕のこの熱く固いペニスでイキたいと言うのだ。
「わかった‥‥」
――ヌプッ‥‥
 僕はペニスを握り、真奈の濡れた花びらに押し付けた。
「はぁん‥‥」
 切ない吐息が聞こえる。ヌルンと押し込んだが、先だけを出し入れしているからだ。真奈は眉を寄せ、物乞いをするように僕を見つめた。
「なに? 真奈ちゃん?」
 意地悪く問う僕に、すっかり素直になった真奈は
「奥まで、入れて」と、小首をかしげた。返事の変わりに僕自身を一気に差し入れる。
「あぁぁ! んぁぁ!」
 ビチャビチャな真奈のおまんこは、僕をしっかりと抱き締めて最高の刺激を与えてくる。
「真奈っ‥‥くっ‥‥すげぇ」
 激しく貫く度に、僕らの繋がった部分は真奈の新しい蜜でグチャグチャ音を出している。真奈がこんなに濡れたのは初めてだ。今にもいきそうなのをこらえながら、強弱をつけて真奈をむさぼった。
「あっあっあぁ! 祐ちゃんっ!」
 奥に僕が届くたびに大きくあえぐ真奈。その時、真奈の中が別の動きを始めた。
「あっ! あぁぁんっ祐ちゃんダメ! いきそうなのぉ!」
 その言葉に早く早く腰を動かす。
「真奈! 真奈! あぁっいくよ、いい? 真奈っ」
「いい! いいよっ祐ちゃんっいく! あっ! あぁ!」
 思い切り奥まで差し込むと、腰がビクンッと跳ねた。
「うっ! くぁ‥‥っ」
「いくぅっ!あぁぁ!祐ちゃんっ!」
――ビュッ‥‥ビュッ‥‥

「気持ちかったね」
 すっかりいつもの笑顔に戻った腕の中の真奈を見つめ、笑顔を返した。
「真奈があそこまで見られ好きとはねぇ。自分から見てって言ってたよ」
「もぉ! その話は無しぃ」
 声を上げて笑った。
 乱れる姿は信頼してないと、愛してないと見せられない。真奈があんな姿を見せてくれたことが最高に嬉しかった。

 さて、次は僕のオナニーを見せる番かな‥‥

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