二人の時間2

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

二人の時間2
2021年07月19日 23時29分
TIGHT
DUGA

2.春日さす部屋

「おはよ」
 目を開けると、ぼんやり視界が広がった。まぶしい日差しの中に祐ちゃんがいる。もう朝になったのかと頭の中を整理しながら、目の前の微笑みに、ホワンと幸福感が広がるのが分かった。
「ヘヘッ。おはよぉ」
 寝顔を見られていたことが少し恥ずかしくて、クルリと祐ちゃんに背を向ける。
(口、開いてたかなぁ)
 いつもは私の方が早起きで、だいたい祐ちゃんに「うるさいよー。まだ寝てなさい」って子供みたく諭されるのが常だけど、今日は反対だ。きっと私は疲れていたんだろうと思う。
(疲れてた?)
 不意に、昨日の夜の恥ずかしい出来事が鮮やかに蘇った。
 そう、祐ちゃんの前で敏感な部分を沢山触って、恥ずかしいけど自分で誘ったんだ‥‥。
 胸の奥がキュゥッと締まり、下腹部が熱くなったように感じた。
「真奈ちゃん」
 突然祐ちゃんが後ろから抱き締めてきた。私がいつも祐ちゃんを起こすやり方で、思わず笑ってしまう。
「はーい?」
 母親のような口調で返事をすると、祐ちゃんは私の頭に顔を押し付けて、チュッチュッと髪にキスをしている。
「こら、なにするのー」
 笑いながら叱ると、突然胸に鋭い感覚が走った。
「ひぁっ」
「気持ちい? あれ? なんでもう固いの?」

 昨日の夜、祐ちゃんにオナニーを見せてと言ったのも忘れて、ウトウトしていた私に、祐ちゃんはパジャマを着せてくれた。パジャマは久しぶりだなと思いながら寝たのを覚えていた。
 今、間隔の広いパジャマのボタンの隙間から、大きな祐ちゃんの手が胸めがけて侵入してきたのだ。胸の先端は、昨日の夜を思い出した瞬間に勃起してしまっていたのか、すでにえらく敏感で、ヘソの下あたりに熱を送りこんだ。
「あっ‥‥あぁん」
 親指と人指し指で、左右交互に突起を摘まれる。
 キュッキュッといつもより強めの愛撫に、思わず声が出てしまう。
「あっ! あんっ! こら、だめぇ」
「こんなに固くしてるくせに」
 そう言いながら、祐ちゃんは手のひらで、私の固くなったと言うそれを、コロコロと円を描いて転がした。
「はぁぁん‥‥だめだってばぁ‥‥」
 体の芯がじんわりとろけていくのが分かり、思わず許してしまいそうになる。
「だめじゃ、ないんでしょ?」
 耳元で囁かれた祐ちゃんの声は、なんだか意地悪な笑顔をまとっていて、全身をざわざわと愛撫した。
 背中にぴったりくっついて、顔の見えない祐ちゃんの熱い棒が、おしりの割れ目にぐいぐいと押し付けられているのが分かった。
(この堅いのが入るん‥‥だ)
 いやらしい考えが体を駆け巡り、さらに自分を愛撫してしまうことになった。
 祐ちゃんの手がやんわりと右胸を包み、ゆっくりと感触を楽しんでいる。手のひらで先端が擦れるのが、なんとも切なく甘い。
「あ‥‥あぁ‥‥祐ちゃん、もぉやめて‥‥」
「やめてイイの?」
「ん‥‥我慢できなくなっちゃう」
 祐ちゃんの手は止まらず、指の間に敏感な突起物を挟んだまま揉み上げた。
「ひゃぁん! あふ‥‥」
「ほんとにやめたい?」
 意地悪で甘い問いかけが、耳の穴から全身にまわる。毒のようにゆっくりと。
(こんな明るいのに、だめだよ‥‥ね。でも‥‥)
「あぁぁん!」
 再び二本の指で強く摘まれた瞬間、私の理性が快感に飲み込まれたのが分かった。
「ほらぁ、こんなに声あげて‥‥やめてイイの?」
 祐ちゃんはさらに脈打つ棒を押し付けながら聞いた。
(全部見えても‥‥いいよね‥‥)
 私は頭をフルフルと横に振り、小さく「ダメ」とつぶやいた。
「え? 聞こえないよ」
 よ、と言うと同時に、もう一度キュッと摘み上げられる私の乳首。
「あんっ! やめちゃヤダァ‥‥」
「お願いは?」
 祐ちゃんの言葉に胸の奥がキュンて鳴る。顔の見えない祐ちゃんは、いつもよりなんだか意地悪だ。
「お、おねがいします‥‥やめないでぇ‥‥」
「ふっ。かわい‥‥」
――チュプ、ピチュ
「いやぁっ!あぁぁ」
 祐ちゃんは私耳に生ぬるい舌を差し込み、耳たぶをしゃぶりながら、穴を犯してきたのだ。手は、二つの丘を交互に握りつぶそうと、パジャマの内側を這い回っていた。
「あっあっあぁ!」
「ほんと耳弱いな」
 ククッと笑う祐ちゃんの声は、なんだか楽しんでるようでやるせない。私はこんなに溶けてきてるのに。
(まるで、痴漢されてるみたいだよ‥‥)
 胸を這い回る手と、囁かれる度に耳にかかる熱い息、そしておしりにはまり込もうとする堅い男性。私は大好きな恋人に密やかに痴漢されているのだ。
――じわっ‥‥
 そう思った瞬間、愛液が溢れでたのを感じた。
「真奈、下の方はどう?」
「知らないっ」
 見透かされたようで、恥ずかしくなる。
「知らないの? なら、確かめな」
「えっ‥‥」
 内心、やっと触ってくれると思ったので、祐ちゃんの言葉にびっくりしてしまった。
「自分で手を入れて、真奈の大事なとこが、感じて濡れてるか、確かめなさい」
 祐ちゃんは耳に唇をつけるようにして、ゆっくりと言った。耳が熱くて、頭がボォッとする。
「‥‥はい‥‥」
 洗脳されたように手が動き、そろそろとパジャマを越え、パンティの中に届いた。手のひらにざらっとした茂みを感じ、さらに奥へ進む。パンティの中はすでに湿度が高く、奥を触らずとも結果は分かっていた。けれど、私は手を止めることはできなかった。
――クチュ‥‥
 きっと祐ちゃんの耳にも届いただろう。
 敏感な二箇所を攻められ、私のそこ自身を触られていないにも関わらずとろとろと蜜をこぼしていた。
「音、したね」
 案の定だ。
「うん。湿ってる‥‥」
「湿ってるじゃないでしょ? そんな音がするのは、濡れてるって言うの」
「あぁぁん!」
 祐ちゃんは、パジャマの上から私の指を強く押した。私の指はヌルンと簡単に割れ目の中に飲み込まれてしまったのだ。祐ちゃんは手で蓋をするようにして、私に指を抜こうとさせない。
「ほら、そのまま動かすの」
 いつもと違う祐ちゃんの強い態度に、私の中はさらに潤んできてしまう。
「あんっ‥‥あぁん! はぁっ!」
 指を出し入れする度に、グチュグチュと淫らな水音が下から聞こえてくる。
「ほら、もっとしてごらんよ」
 祐ちゃんの言葉で体の芯がドロドロになっていくのを感じる。私は自分の内側をくまなく擦り、ザラリとした部分を探しあてた。ダラダラと手のひらが熱い液体に濡れるのを感じる
「あぁぁ! あんっあっあっ! すごいよぅ!」
「どこ触ってるの? 言ってごらん、真奈」
「あっあぁ! 真奈の、おま‥‥んこぉ! おまんこ‥‥」
 祐ちゃんが手を引き抜くように促した。今日の祐ちゃんの行動は全然予想がつかなくて、私の心を切なくした。
(早く‥‥触って)
「‥‥あっ」
 名残惜しく中指を抜くと、中にたまっていた蜜がとろりと流れたのが分かった。私の中指は目の前で日差しを浴びて、キラキラといやらしく濡れている。
 その時、突然祐ちゃんが体の位置を変え、私の上にかぶさり、私の体も仰向けに変えた。「おはよう」以来の祐ちゃんの顔に、安心感が広がる。
「真奈、すごくエロくてかわいい」
 にっこり笑った祐ちゃんの顔は、いつも通りに見えるけれど、今日は何か違う。次は何をしてくれるんだろうかと、またジュンと濡れた。
「その指、舐めて見せて」
 祐ちゃんは愛液にまみれた私の中指を見つめている。
――ぴちゃ、ぴちゃ
 しょっぱいような、甘酸っぱいような味が口に広がる。自分の淫液を舐めているのに、なぜか体が熱くなり、夢中で舐めてしまう。
「真奈、かわいい」
 祐ちゃんの言葉が「もっとやらしく」と言っている様に聞こえる。祐ちゃんと視線を絡ませながら、手のひらまでこぼれた蜜をベロンと絡め取った。
「んむっ‥‥」
 祐ちゃんが体をずらし、熱い固まりをパジャマ越しに、割れ目に押し付けてきた。
「あん‥‥やだ、祐ちゃん‥‥」
 押される度に濡れたパンティを感じる。
「気持ちい?」
「気持ちいいよ‥‥」
 そう言った瞬間、祐ちゃんにパジャマとパンティを、二枚一緒に引き下ろされてしまった。私は薄い若草色のパジャマを上だけ着て、下半身を昼間の光にさらした、卑隈な格好になっている。
「祐ちゃん‥‥恥ずかしいよ‥‥」
 思わず足を交差させて、恥ずかしい部分を両手で覆った。
「隠したら、したげないけど‥‥」
 ニヤリと笑った祐ちゃんの顔は、いたずらっ子のようにも見えたし、すごくいやらしい大人の男にも見えた。
 私は体に嘘はつけず、昼の日の中で、足をそっと広げることを選んだ。
「よく、見えてる」
 祐ちゃんの視線が秘部に絡まる。熱い。言葉を出せなくなってしまった
「うっすら黒い毛で縁取られて、くすんだ朱色の花びらがぴったり口を閉じてる。でもその下からは、よだれの筋が‥‥」
 詳細に説明する祐ちゃんの言葉が体中を刺す。
「祐ちゃん‥‥あん!」
 私の花弁が左右に思い切り広げられ、無理矢理中身を覗かれたのが分かった。
「うわぁ、とろって垂れてきたよ!中はサーモンピンクで‥‥すげぇ濡れてギトギト光ってて、中で真奈ちゃんが触って欲しそうにひくひくしてるよぉ」
 祐ちゃんはきっと笑いながら、じっと割れ目に顔を近付けているのだろうけど、私は恥ずかしくて、目を開けていられなかった。そのせいで、色彩までも指摘する祐ちゃんの言葉が耳に突き刺さり、痛かった。
「真奈、腰がゆらゆらしてるね」
「‥‥」
「どうしてほしいか言ってごらん?」
 恥ずかしくて言葉にできない。
「‥‥言えないなら、お仕置きかな」
「えっ‥‥あ! だめぇ!」
 今日の祐ちゃんは本当に変だ。親指をお尻の蕾に押し当ててきたのだ。今まで経験してきたことの無い感覚に、体がビクンと跳ねた。
「イヤイヤッ! 違う! そこじゃないよぅ‥‥」
「どこ?」
 祐ちゃんは蜜がついた蕾を親指で押し回した。
「ひぁ! 真奈の‥‥ク、クリちゃん! 舐めてぇ」
「よくできました」
 親指から解放してくれた祐ちゃんは、足の間に体を滑り込ませ、そっと太股を撫でた。
(今日の祐ちゃん‥‥すごいエッチ‥‥)
 優しく茂みを掻き分けて、固い芽を見つけたらしい祐ちゃんは、それをほぐすように一気に舌をつけた。
「んぁぁ! あっあっイイ! 気持ちいよぅ! あぁっ」
 祐ちゃんはチュゥッとクリを吸い込んだかと思うと、そのまま舌先でチロチロといじめたり、舌の表面で転がしたりした。私は昼間なのも忘れ、淫らな声を沢山あげ、恋人の舌に翻弄されていた。
 祐ちゃんは、左手で芽を包む柔らかな皮を剥くと、尖らせた舌でグニグニといたぶり、右手の指でザワザワと花を擦ってきた。
「いやぁぁ! すごいっ祐ちゃん! あっあっあぁぁん!」
「真奈、クリちゃんビンビン。今までで一番膨れてるよ?」
 きっと私の内側は、強い刺激を求め、うごめいているのだろう。下腹部がキュウキュウとじれったく締めつけているのを感じた。
(早く指欲しいよぅ‥‥)
「祐ちゃん‥‥もう、我慢できないの‥‥」
 ポロリと本音がこぼれる。愛撫を止めた祐ちゃんがじっと見つめてくる。私に言わそうとしているんだ。
「ゆ、指がほしいの‥‥」
「指?」
 こくりとうなずくと、祐ちゃんはグッと私の足を広げ、いきなり私を貫いた。指とは違う、もっと太くて、熱くて、固い‥‥私がほんとに求めていたもので。
「あぁぁぁん! くっ、あっあぁ!」
「指じゃなくて‥‥コレでしょ?」
 私の濡れた口に、熱い棒を奥までくわえ込ませ、動きを止めた祐ちゃん。祐ちゃんの背中に手を回すと、汗がにじんで熱かった。
(祐ちゃんも、我慢してたの?)
「真奈の中動いてるよ」
「うん。祐ちゃんのもいつもより固いね」
 私たちは笑いながら静かに囁き合う。
「真奈、パジャマの上だけでかわいい」
「うぅん。こんな明るくて恥ずかしいよ‥‥素顔だしさ」
「それがイイのっ」
 祐ちゃんはそう言うと、まぶたにおでこにとキスを降らせてきた。
 祐ちゃんに満たされている幸せが、体中に染み渡った。そして、いつものように優しく愛してくれる祐ちゃんへの安心。
「祐ちゃん、今日、なんか違ってたね」
「ん。寝顔の、子供みたいな真奈見てたらさ‥‥うん、翻弄したくなった」
 照れている祐ちゃんの顔が少し赤くなった気がして、愛しくて、たまらなくなる。祐ちゃんの首に腕を回し、唇を合わせた。
「して?」
 祐ちゃんは小さくうなずくと、グッと奥まで腰を送り込んでくる。
「んっ‥‥いい‥‥」
「真奈、今日すごいしまってっ‥‥くっ」
 ゆっくりと腰を引く。
 抜けそうなところまで引くと、私の熱いとろとろの液が掻き出された。
――ずぶぶっ
「あぁぁん! あっあっあぁっ!」
 祐ちゃんは一気に奥めがけて突き込み、むさぼるように、何度も何度も固く反り返ったもので私を溺れさせる。
「くっ‥‥はぁっはぁ」
「あっあっあぁぁ! 祐ちゃん!」
 祐ちゃんの口からも、甘く激しい吐息が漏れることに感激し、強く淫らにあえいでしまう。
「あぁん! もっとぉ! もっと奥までちょうだいっ! あっあっんぁ」
 浅く浅くと思うと、ジュブジュブといやらしい音を立てて、奥を突き抜くほどに深く貫く。
「んあぁぁ! あぁっ! くぅんっ!」
――プチプチプチ‥‥
 祐ちゃんがパジャマのボタンをはずし、胸を強く握る。
「あぁん! あっ! 祐ちゃんっすごいよぅ!」
 痛いくらいに鷲掴みにされるのが、今は心地よい。体の芯は、ドロドロと跡形もないくらいに溶けてしまっただろう。膝を抱えられ、貫くように刺し込まれると、もう息ができないくらいに感じてしまう。
「あっあっあぁっ! こんなのっダメぇ! んあぁぁ!」
 びちゃびちゃと蜜を散らしながら、侵入する太く堅い祐ちゃんに、パチンと何かが弾けそうになっていた。
「あぁぁ真奈っ! もうだめだよ! そんなに締めないで!」
 驚いたことに、先に弱音を吐いたのは祐ちゃんだった。今日はなんだか早いみたいだ。額に汗の粒をつけ、グッと堪える姿がなんだか可愛い。
「真奈の中がっ‥‥ぬるぬるで‥‥はぁっ‥‥ぐちゃぐちゃでっ! すげぇ気持ちいいよ! はぁっはぁっ」
「んぁっあぁんっ! いいよっ! 祐ちゃん気持ちくなって!」
「真奈っ! いくよっ!」
 祐ちゃんが物凄いスピードで私の中を侵していく。グチュグチュと愛液がかきまぜられる音だけが響いている。頂上にすぐ手が届きそうな感覚が私を襲う。
「祐ちゃん! 祐ちゃん! もぉダメ! あっあっあぁぁ! いくっいっちゃう!」
「あぁ! 真奈っ! くっ‥‥あっあぁぁ出すよ! 出すよ!」
「来てぇ! ああぁぁ!」
「うぅっ! あぁぁっ」
 祐ちゃんが熱い精液を吐き出そうと、私の中でビクビクとしているのを感じた。

「気が付いた?」
 祐ちゃんが顔を覗き込んでいる。
「えっ‥‥あっ」
 私は祐ちゃんの横で布団の中だ。
「真奈、いってから目開けないんだもん。まじびびった」
 優しく髪を撫でながら祐ちゃんが囁く。ブラインドからは暖かな光が斜めに差し込んでいる。
(こんなの初めて‥‥)
 私は、祐ちゃんに全てを見せてしまった。それでも彼が私を愛してくれたという安心感と幸福感に浸った。
「好きっ!」
 私は思わず祐ちゃんの唇に唇を押し付ける。
「ねぇ祐ちゃん?」
「んー?」
「今度泊まった時はぁ、真奈の前でオナニーしなさい」

 祐ちゃんにも恥ずかしいことしてもらわないとね!

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