「痛!」
学校帰りの道端で、一瞬左目に痛みを感じた私は、手に持っていた鞄を放り投げて地面にしゃがみ込んでしまいました。目の奥がジンジンとし、涙がボロボロと溢れてきます。何が起きたのか分からず、困惑している私の肩に誰かが触れてきました。
「どうしたの?大丈夫?」
優しそうな女性の声です。
「急に目が・・・」
「まぁ大変、ちょうど私が勤めている病院が直ぐそばにあるから急いで診てみましょう。」
片目を開けて見てみると、確かに白衣を着た女性が私の顔を心配そうに覗いています。さあ早く行きましょうと促され、肩を抱きかかえられるようにしてある建物に連れて行かれました。
「私がドクターの松田です。あなた名前は?高校生?」
先ほどの女性が診察を始めてくださいました。若い方だったので看護婦さんだと思っていましたが、お医者様だったみたいです。
「岩波彩子です。○○高校2年です。」
「急に目が痛み出したのよね?」
「はい・・・。でも今はもう痛くありません。」
「うーん・・・。特に何かが刺さっているようでもないし・・・思い当たる事は無いかしら?」
「そういえば、何かが光ったような気がしましたけど・・・。その後急に痛み出したみたいです。」
「もしかしたら、誰かの悪戯でレーザー光線で目を狙われたのかも知れないわね・・・。まぁ見たところ眼球に傷は無いみたいだし、失明の心配は要らないわね。消毒と眼帯だけしておきましょう。」
「よかった・・・。ありがとうございます。」
「先生ちょっと・・・」
診察室にいた白衣を着た男性が、松田先生にカルテのようなものを渡していました。その時、穏やかだった先生の顔に僅かに陰りが見えたのです。
(?)
私の心に小さな不安がポツンと生まれました。
しばらく手に持ったカルテに目を通していた松田先生は、ふと顔を上げて口を開きました。
「彩子さん・・・。あなた乳ガンの検査ってしたことある?」
「え?」
松田先生の言葉がすぐには理解できませんでした。
(乳ガン・・・)
自分とは全く無縁のはずの言葉を、松田先生が真剣な顔つきで確かに私に言ったのです。心の底に生まれた小さな不安がドンドンと膨らんできました。
「私・・・。ガンなんですか?」
「いえいえ。そうじゃないのよ。脅かしてごめんなさい。でも、あなたぐらいの年齢でも、稀に発症する人もいるし、せっかく病院に来たんだから検査をしていったらどうかしら?」
パッと明るく笑ってから、にこやかに話しかける先生でしたが、私はカンが鋭い方なので松田先生の優しげな顔の裏に何かあると確信しました。もしかしたら私にガンの疑いがあるのかもしれません。不安が膨れ上がった私は、声を震わせながら先生に言いました。
「あの・・・、お願いします。すぐに乳ガンの検査をして下さい。」
「分かったわ。天野さん、お願いね。」
天野さんと呼ばれた黒いカーディガンを羽織った看護婦さんが、私の背後に回ってセーラー服を捲り上げました。ブラジャーを外されると、まだ未発達の胸が露わになります。
診察室にいた白衣を着た方たちが、全員私の胸に視線を向けていました。恥ずかしくて堪りませんが、皆さん私の身体を心配して診察して下さっているのです。
「あら、可愛いおっぱいね。乳首もピンク色だし、若いって素晴らしいわ。」
松田先生が私の胸に両手をあて、ゆっくりと回すように動かし始めました。おそらく乳房のなかにシコリが無いかを診てくださっているのです。
「こうすると痛い?」
松田先生は、私の小さな乳首をキュっと捻りました。
「いえ、大丈夫です。」
「じゃぁこれは?」
「ぁ・・・、ちょっと痛いです・・・。」
先生は両方の乳首に何かの医療器具を挟みました。見た目は洗濯バサミのようなものでしたが、きっと何かを測定したのでしょう。
「そう・・・、痛みを感じたの・・・。」
診察室の雰囲気が一気に慌しい空気に変わったのを、カンの鋭い私は見逃しませんでした。
「このベットに横になってもらっていいかしら?大丈夫、直ぐに済む検査だから。」
松田先生の言葉は、私を気づかっていることがよく分かります。心配させないように言ってくれていますが、きっと何か重大な症状が出ているのです。
「じゃぁ下腹部の診察をしますから、スカートのホックを外してください。」
男性のお医者様が声をかけてきました。女子高生にとって、人前でスカートを脱ぐ恥ずかしさは大変なものですが、もしかしたら命に関わる病気なのかもしれません。私は素直にホックを外しました。
「スカート降ろします、お尻を浮かせてくださいね。」
(あ・・・、今日はいているパンティー少し黄ばんでるんだった・・・。)
こんな事になるなら、綺麗な下着を着けてくればよかったと後悔しながら、それでも素直に腰を浮かせると、スカートはズリズリと引き下ろされ、パンティーが露わになりました。
男性のお医者様は、私のおへその辺りを指診していましたが、段々とその指は下に移動してきました。パンティーの上から女性器の当たりを押さえ始めたのです。
身体が熱くなり、汗が全身からドッと溢れてきます。ギュっと目を閉じ、耳を真っ赤にして恥ずかしさに耐えていた私は、それでも先生の指の動きに注意を払っていました。
「松田先生!此処を見てください!」
先生の指が触れている部分は、どうやらパンティーのシミがある部分です。
(あのシミって、ただのオリモノじゃなかったの?)
不安がだんだんと恐怖に近いものに変わってきました。
「彩子さん、ちょっとパンティー降ろすわね。恥ずかしいかもしれないけど、大事な検査だから我慢してね。」
「はぃ・・。大丈夫です。お願いします。」
パンティーをずらされると、隠されていた下腹部が剥きだしになりました。お友達と比較しても発育が遅い私は、陰毛が殆んど生えていません。ヴァギナは隠さすところなく曝け出していました。
男性のお医者様の指が、ヴァギナの割れ目を伝って何度か上下に移動して指診しています。そして、指でヴァギナを開くようにして、奥まで視診して下さいました。硬く閉じたクリトリスも、皮を剥いてピンクの肉を剥き出しにして診てくださっています。
耳を真っ赤にさせて羞恥心と戦っている私は、心の中では悪いところがありませんようにと、そればかりを考えていました。
下腹部の診察を終えた先生は、膀胱辺りを何度か強く押しています。松田先生も胸の下辺りを押していました。すると、生理現象が発生してしまったのです。診察中だったのでしばらくは我慢していましたが、我慢できないところまで来てしまいました。
「あの・・・、すみません・・・。」
「どうしたの?どこか痛い?」
優しく問いかける松田先生に、腰をモジモジとさせながら思い切って打ち明けました。
「あの・・・、おトイレに行かせて下さい。」
「トイレ?トイレで何をするの?何か症状があるなら正確に言って。」
先生方は私の膀胱辺りを押さえながら聞いてきました。今は診察中なのです。恥ずかしくても正確に言わなくてはいけません。
「 オシッコ・・・ オシッコがしたいんです。」
「オシッコがしたいの?お漏らししちゃいそうなの?」
相当重要な診察のようです。トイレに行かせて貰えないほどの緊急性があるのでしょう。身体中から汗を流し、腰をモジモジとさせている私の膀胱をさらに押しながら、診察してくださっています。でも、私ももう限界でした。これ以上膀胱を押されたら、今にも漏らしてしまいそうです。
「お願いです!おトイレに行かせて下さい!もう漏れそうなんです!」
切羽詰った私は、松田先生の腕を払いのけて起き上がろうとしましたが、その場にいた4人に身体を押さえつけられてしまいました。
「イヤ!離して!おトイレに!ダメ!漏れちゃう!!」
「今大事な診察中だから、トイレには行かせられないんだ。しょうがないなぁ・・・。」
身体を起こされてベッドの上でウンチ座りをさせられた私の股間に、男性のお医者様が金属製の洗面器を差し出しました。
「さぁ、こぼさないようにね。」
(えええええ!? ここで?)
「ほら、もっと脚を広げて、ベッドが汚れちゃうじゃないか。」
「は・・・ はぃ・・・ごめんなさい・・・」
大きく開いた股の中心に、洗面器があてがわれました。大事な診察の途中でオシッコがしたくなるなんて、自分でも情けなさで一杯になりました。先生方に大変な迷惑をかけてしまっているのです。でも、激しい尿意はもはや自分の意思では抑えきれないものになっていました。
(もうダメ! で、出る!)
パックリと開いたヴァギナの中にある尿道が大きく開き、止めようの無い放尿がはじまりました。金属性の洗面器がジョロジョロと大きな音を立てています。その音は、私の羞恥心をさらに捲くりたてました。
「ほら、もっと狙いを定めて、手に引っかかったじゃないか!しかしそれにしても君のオシッコは色が濃いなぁ。」
先生方が心配そうに私の股間を覗いています。オシッコの飛び方に異変を感じて下さったのでしょう。こんな状況にも関わらず、私の身を案じて視診をして下さっているのです。
放尿が終わり、オシッコで濡れたヴァギナからお尻にかけて、先生が丁寧にティッシュで拭いてくれています。
「ごめんなさい・・・」
先生の親身になってくださる優しさに、本当は「ありがとうございます」と言いたかったのですが、恥ずかしさのあまり言葉が上手く出ませんでした。
「どう?すっきりした?」
「はい。」
「じゃぁ、これ飲んでちょうだい。」
「え?」
手渡されたガラス製のビーカーには、たった今私が放出したばかりのオシッコが湯気を立てています。ガラス越しに伝わってくる暖かさが他人事の様に思えました。
「あ・・あの・・・、これってオシッコですよね?」
「そうよ?さぁ、冷めないうちに飲まなきゃだめなの。さぁ飲んで」
頭の中で、今まで蓄積されてきた人生の知識がグルグルと廻っていました。あまりに予想外の言葉に困惑し、持たされたビーカーと松田先生の笑顔を交互に見比べていました。
(オシッコって飲み物だったかしら・・・。いえ、違うはずだわ。そんなこと聞いたことないもの、きっと先生の間違いだわ。)
「松田先生、オシッコを飲むって何かの間違いですよね?」
バチーーン!!
激しい痛みが私の頬で弾けました。松田先生が平手打ちをしたのです。手に持っていたビーカーが揺れ、まだ暖かさを残すオシッコが手に掛かります。
「このバカ娘!あたしの言うことが聞けないの!!」
松田先生が目に一杯の涙を溜めて、ワナワナと震えながら立っています。私は自分の愚かさに気づきました。こんなに私のことを心配してくれる松田先生を少しでも疑ってしまったなんて・・・。きっと私には分からない理由があるのでしょう。冷めないうちに飲まないといけないのです。
「松田先生ごめんなさい・・・。ちゃんと飲みますから・・・。許してください・・・。」
手に持ったガラス製のビーカーを口元に近づけました。ツンとしたアンモニア臭が鼻を突きます。少しむせた後、ビーカーに口を付けて少しずつ喉に流し込んでいきました。
「ゴホ!ゴホ!」
口に広がるオシッコの味は少し塩辛い程度だったので飲めなくはありませんでした、ただ立ち上る臭気に何度もむせ返り、中々飲み干す事が出来ませんでした。
「何やってんのよ、このグズ娘!さっさと飲み干しなさいよ!」
松田先生が私の鼻を摘んで、ビーカーに残ったオシッコを一気に流し込んでくれました。そして、鼻と口を塞いでくれて吐き出せないようにしてくださったのです。
苦しかったけれど、なんとか暖かいうちに飲む事ができた私を、にっこりと微笑んだ松田先生が優しく頭を撫でてくれています。
「彩子さん、よく出来たわね。手荒な事をしてごめんなさいね?」
口元から顎にかけて伝っている液体を、松田先生は舌で舐め取ってくれています。こんなに私のことを気づかってくださるなんて・・・。
「さあ、本格的な診察に入るわよ。靴下以外のものは全部脱いでちょうだいね。」
「はい。」
信頼する松田先生の言葉に素直に従う私は、全裸になることに対する抵抗はありませんでした。
「そこに四つん這いになって、お尻を高く上げてちょうだい。」
「はい。」
松田先生の指示ならどんな恥ずかしい恰好でも我慢できます。先生方の医者としての視線が、私のお尻にチクチクと突き刺さっている感触がハッキリとわかりました。
「お尻の穴を広げたり閉じたり出来る?」
「こ・・・こうですか?」
お尻の穴に力を入れたり、ウンチを出すようにしたり、言われたとおりにしてみました。上手く出来ているかどうかは分かりませんが、私のお尻の穴を熱心に診察して下さる先生方に感謝しながら、お尻の穴を収縮させていました。
「ひっ!?」
急にお尻の穴に、ヌメッとした感触がありました。何かナメクジのようなものがお尻の穴周辺を這いまわっているのです。
「大丈夫。松田先生が味診してるんだよ。」
「味診・・・って、舐めてるんですか?」
お尻の穴の周辺を這いずっていた松田先生の舌が、お尻の穴のシワを掻き分けて体内に侵入してきた感触が伝わってきました。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
思わず喘ぎ声を立ててしまった私は、ベッドに顔を擦り付けて恥ずかしさを我慢しています。体内を舐められる行為は、想像できないぐらい恥ずかしいものでした。
舌がお尻の穴から出て行った直後、代わりの何かがブスリと侵入してきました。おそらく感触からいって指だと思います。お尻の穴に侵入してきた指は、グリグリと内部を穿るような動きで指診しています。
「彩子さん。あなた便秘してるでしょ?」
ドキっとしました。
(お尻の味で便秘を見抜くなんて、さすが松田先生だわ。)
「何日間ウンチしてないの?」
「・・・3日か、4日ぐらいだと思います。」
本当は1週間以上はウンチをしていませんでした。でもさすがに恥ずかしかったので少しだけサバを読んでしまったのです。
「3~4日でこの状態なの・・・。今すぐ処置が必要ね。藤木君!直ぐに用意して!」
なんだか私の小さな嘘が事を大きくしてしまったようです。でも、いまさら嘘だとは言い辛かった私は、そのまま成り行きに任せる事にしました。
藤木と呼ばれた男性は少し頭がハゲかかった中年の先生でした。
分娩台のようなものに私を乗せると、テキパキとした動きで私の両脚を固定します。M字型に広げられた股間は、ヴァギナもお尻の穴も丸出しになってしまっています。たまらない恥ずかしさに、モジモジと身を捩っていました。
「松田先生の処置には少し準備がかかるから、それまで別の検査をします。目隠しカーテンをするから少しは恥ずかしさも和らぐと思いますよ。」
目の前に緑のカーテンが置かれました。きっと私がモジモジしているのを見て考慮してくださったのでしょう。
「じゃぁ、今からオマ●コを調べますからね。」
一瞬ドキッとする言葉でしたが、病院ではそういう名称なのかも知れません。カーテンの向こうで行われる事を想像し、身体をギュッと硬直させて身構えてしまいました。
「ぁ・・・」
ヴァギナが大きく左右に開かれる感触がありました。目隠しのカーテンで遮られているため何をしているのかは分かりませんが、おそらくヴァギナ内部を視診されているのでしょう。
「オナニーはしてるの?」
「え? ぃ・・ ぃぇ・・ 」
「しないの?クリトリスとか弄って気持ちよくなったりしない?」
「し・・しません・・」
「あー、君まだ処女なんだね?」
「 は・・はぃ・・・。」
「ん~・・。ちょっとマン臭がキツイねぇ。」
しばらくヴァギナを見てくださっていた藤木先生が、カーテンの向こうから顔を上げて私に言いました。
「君の処女膜なんだけどね、経血が出てくる穴というか切れ目が小さいんだよ。それで処女膜の内側に汚れが溜まっててね、それがオマ●コが臭くなる原因になるんだ。自分でも臭いと思った事ない?」
「すみません・・・」
なんと言っていいのか分からず、他に言葉が見つからなかった私は、つい「すみません」と言ってしまいましたが、藤木先生は優しく気づかってくれました。
「君のせいじゃないよ。若い人には結構多いんだよ。消毒液を注入するから安心して。」
「はい。ありがとうございます。」
ヴァギナに何か棒のような物が当たりました。
「今から【消毒液注入用のシリコン棒】をオマ●コに入れるから、痛かったら言ってね。処女膜が破れないように気をつけるから。」
「はい・・・ お願いします。」
目をつぶって【消毒液注入用のシリコン棒】の動きに意識を集中しました。まだ男性経験の無い私にとっては、初めての侵入者です。何か潤滑油のようなものが塗ってあるらしく、ヌルヌルとした感触がヴァギナの入り口に感じ取られました。
「イッ!」
【消毒液注入用のシリコン棒】がほんの少し侵入してきました。そして数センチ進んだところで壁に突き当たりました。処女膜が侵入者を防いでいるのです。
「先生!痛い!」
「わ・・分かった分かった・・これ以上は入れないよ・・・。い・・今消毒液を・・出すからね・・・。」
藤木先生が【消毒液注入用のシリコン棒】を手を動かして操作しているのが分かります。気のせいかドンドン硬くなっているような気がしました。でも、すぐには消毒液は出ないようです。【消毒液注入用のシリコン棒】が小刻みに私の中で震えていました。
「先生痛い!破れちゃいそうです!」
「い・・ いま出るから・・ いま・・・ で・・ 出るぅ・・・・」
【消毒液注入用のシリコン棒】の先端から温かい消毒液がドクドクと流れ出てくるのがヴァギナの内側で感じました。処女膜を破らないよう、なおかつ処女膜の内側に流し込むために藤木先生は懸命に処置してくださったのです。
「はぁ・・・はぁ・・・、これでとりあえず大丈夫だよ。」
微かに香るカルキ臭が、ヴァギナ消毒処置の終了を伝えていました。
「さあ、急いで処置をするわよ。」
松田先生が、オペ用の衣服に着替えて診察室に入ってきました。
「悪いけど目隠し用のカーテンは外させて貰うわね。」
カーテンを外されると、改めて自分がどんな恰好をしていたのかを思い知らされる事になりました。大勢の前で大きくM字開脚させられ、ヴァギナもお尻の穴も丸出しにしているのです。
再び襲ってきた羞恥心に耐えている私は眼をギュっと閉じて、歯を食いしばっていました。
「ひ!?」
お尻の穴になにか冷たいものが刺さった気がしました。そして次の瞬間、今まで感じた事がなかったような感覚に襲われたのです。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!せ・・先生!?」
「うふふ。浣腸よ。」
「か・・浣腸? 浣腸をするんですか!?」
「そうよ。便秘には浣腸が一番なのよ。知らなかった?」
「せ・・先生! トイレに行かせて下さい!」
「まだ1本入れたばっかりでしょ?まだまだ漏らしちゃダメよ?」
お腹の中をグルグルと廻る違和感が、身体中から汗を噴出させ、便意へと変わっていきました。それでも、松田先生の言いつけどおり、ウンチを漏らさないように必死になってお尻の穴に力を入れて窄めていました。
「せんせぇ・・・・」
「うぅぅぅん・・ う・ ううぅぅん・・・ んん~・・・」
何本もの浣腸器を突き立てられた私は、身体を捩って便意と戦っています。漏れてくる呻き声を押し殺し、固定されている手足を震わせながらお尻の穴に意識を集中していました。
「先生・・ 松田先生・・・ 漏れちゃいそうです・・・」
「ダメよ!此処には洗面器も無いんだから!いま漏らされたら床中あなたのウンチだらけになるのよ?恥ずかしくないの?」
「ト・・ イレにぃぃ・・ 」
「うるさい!生意気なのよ!このクズ娘!」
次の瞬間、松田先生が私のお腹をギュゥゥっと押さえてきました。私の悲鳴とともに、堪えていたモノがお尻の穴の堰を破って噴出してきます。
「イヤァァァァァァァ!」
ビチャビチャビチャビチャビチャビチャ
物凄い勢いで飛び出した透明な液体は、床に広がると同時にプンと漂う便臭を漂わせています。
「あーらお漏らししちゃったのね?だらしないわねこの娘ったら。でも浣腸液だけでウンチはまだ出てないようね。ほら!あんたの汚いウンチを垂れて見なさいよ!」
先生方が寄ってたかって私のお腹を押し始めました。1週間以上も溜め込んでいたウンチがついにお尻の穴をムリムリと押し広げ始めたのです。
「あらあら~?おっきなウンチが顔を出したわね~!彩子さんこれ3~4日間ってレベルじゃないはずよ?いったいどんだけ溜めてたわけ~?オーホッホッホ!」
「いやぁぁっぁ・・・ 見ないでぇ・・・」
「それに臭いわ!すっごく臭い!いったい何食べてるのかしらこのバカ娘は?」
「ああああああ!」
ぶりっ!
お尻の穴が極限まで広がり、巨大なウンチが爆発したかのように飛び出しました。
その後はブリブリと際限なく軟便が溢れてきます。
物凄い臭気の中、松田先生は私にキスをしながらこう言いました。
「診察は終わりです。おめでとう!あなたは健康体だったわ。」
汗だくではぁはぁと肩で息をしている私は、やっとの思いで言葉を発する事が出来ました。
「松田先生・・・。ありがとうございました・・・。」
後日、松田先生に診察のお礼をするために病院を訪ねましたが、不思議な事にいくら探してもあの建物を見つけることは出来ませんでした。周辺の住民に尋ねても病院など無いという言葉しかかえって来ません。
まるで狐に摘まれたような気持ちで数ヶ月間過ごしましたが、今日やっと松田先生の正体を理解する事ができました。カンの鋭い私でも気が付くのが遅れたのは、まったく信じられないような偉人だったからです。
あの方は、聖母マ○ア様だったに違いありません。証拠ならちゃんとあります。
私は処女懐妊したのです。
聖母マ○ア様と同じように、穢れを知らない清い身体のまま身篭ったのです。
あの診察は、神の子を授かるための儀式だったのでしょう。
「友達は、何故か私の事を勘違い女って言うけど、私は神に選ばれた存在になったのよ!」
少しだけ膨らんだお腹に手を当てながら、世界に向かって大声で宣言したのです。
私の背中には、黄金色の御光が眩いばかりに輝いていました。
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