「おいっ起きろ!」
粗野な声で気が付きました。朦朧とした意識の中で、何事なのかぼんやりと考えていました。ここはどこ?今何時?明かりが眩しくて目が開けらない・・・。
「パシッ パシッ」
頬に激しい衝撃が走りました。誰かに叩かれたようです。段々と自分が置かれた状況が飲み込めてきました。
私はアパートへの帰り道を、いそいそと歩いていました。駅から徒歩10分程度の道のりなのですが、今夜はできるだけ早く帰りたいと思っていました。なぜなら、今夜は恋人が私の部屋で待っているからなのです。お昼ごろ恋人からメールを貰ってからは、仕事が終わるのが楽しみでずっとワクワクしていたのでした。(夜の8時過ぎ・・)腕時計を見た私は、ある路地の前で立ち止まりました。そこは、アパートへの近道なのです。ただ、夜になると明かりがほとんど無く、変質者が出没するとの噂もあり、暗くなってからは通った事がありませんでした。(早く恋人に逢いたい・・・)そんな想いが油断となり、危険を承知で路地を突っ切ろうとしたのです。
いきなり横から誰かが飛び出してきました。その人間は後ろから物凄い力で私に抱きつき、顔を何かで押さえつけました。(クロロフォルム・・・)こんな言葉が頭をよぎりました。よくテレビドラマで拉致犯が使う薬品です。まさか自分がその被害にあってしまうとは・・・。薄れゆく意識の中で、私は恋人の名前を叫んだのでした。
ようやく目が開きました。両頬はヒリヒリと痺れています。
「ようやく気づいたか そうでなきゃ面白くねぇな」
そこはホテルの一室のようでした。椅子に座らされている私を、2人の男が見下ろしています。
「へへへ なかなか良いおっぱいしてんじゃねぇか」
私は、はっとして自分の姿を見ました。いつの間にか上半身を裸にされていたのです。慌てて乳房を隠そうとしましたが叶いませんでした。両腕は黒いロープで後ろ手に硬く縛られていたのです。
必死に身を捩り、縄から抜け出そうとしましたが、薬がまだ効いているせいか、身体がいう事を聞きません。そんな私を2人の男は乱暴に持ち上げて大きめなソファーに向けて放り投げました。まるで物を投げるような乱暴な手荒さです。私は人間扱いされていないことを悟りました。これから自分に起こるであろう出来事に、不安と悲しみが湧き上がり、身体は震え涙がこぼれてきました。
黒いロープは、私の両腕を背中でしっかりと固定しています。さらに乳房の上と下にロープが当てられ、かなりきつく縛り上げられていました。そのため乳房は普段よりも充血し、張っているようです。その先端にある小さな乳首は、苦しげにツンと上を向き、悲鳴を上げているようにも見えました。二人の男たちは、乳房と乳首を思う存分に弄り回します。右の乳房は、力いっぱい掴まれ、引っ張られ、乱暴に揉まれました。赤くなった乳房に血管が浮いてくるのが分かりました。左の乳房は、その先端にある乳首を強く摘まれ、コリコリと指の中で弄ばれました。あまりの痛みと屈辱にとても耐え切れません。
「嫌・・・ やめて下さい・・・」
ようやく声が出ました。しかし、私の言葉は、男たちの欲望を抑制するどころか、欲望を駆り立ててしまったのです。
男たちは、なにかの道具を取り出しました。棒の先に俵状の物が付いています。用途は分かりませんでしたが、なんとなく察しが着きました。おそらく私を辱めるための道具でしょう。
「ブィーン」
男たちが、その淫らな道具のスイッチを入れたのです。俵状の物体が激しく振動しているのが分かりました。
「これで気持ちよくしてやるぜ」
2人の男はニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべ、両手に道具を持ちながら私に近づき、それを私の乳首に当てたのでした。その瞬間、私の頭に衝撃が走りました。今まで体験した事の無い刺激が、両の乳首を襲ったのです。もともと乳首が感じやすい体質なため、身体を仰け反らせ、身もだえし、喘ぎ声を上げてしまいました。
「ねえちゃん まだまだこれからだぜ」
1人の男が私の反応をみて、あざ笑うかのように言いました。両手をスカートの中に突っ込み、あっという間にパンティーを抜き取ってしまったのです。いきなりの出来事に、抵抗する暇もありませんでした。次にもう1人の男が私の後ろに回り、両膝を掴んで思いっきり左右に開いたのです。
信じられない卑猥な恰好を無理やりさせられたのです。男たちの目の前に、私の一番恥ずかしい部分が晒された瞬間でした。男たちの視線が刺さっているだろう女性器を、私は見る事が出来ず、横を向いて目をつぶるのがやっとでした。
男たちは急に黙り込みました。私は目を閉じたままです。(はぁ・・はぁ・・)男たちの息がますます荒々しくなっていくのが分かりました。私はもうこのまま、こんな見知らぬ男たちに犯されてしまうのだろうか・・・。絶望感で心がいっぱいになったとき、意外な場所に、触覚を感じました。
「ねえちゃん ここは使った事あるのかい?」
どこのことを言っているのか直ぐに分かりました。何かの異物が、私の肛門に当てられていたのです。
「そんなところ汚いからやめて下さい!」
男たちの欲情を駆り立てるだけだと分かっていても、つい言葉が出てしまいました。男たちは、私の肛門を犯そうとしているのです。必死にお尻を左右に振って、なんとか侵入から逃れようとしました。しかし、男たちは何かのゲームをやっているかのように、大きな声ではしゃぎながら、私の肛門に異物を挿入しようとしてきます。
「潤滑油がないと入りにくいな」
そんな言葉を聴いた瞬間、私は呻き声を上げ、再び身体を仰け反らせました。1人の男が私の肛門に口を付け、舌を出し、ベロベロと舐め始めたのです。
「キャー! やめて!やめて下さい!」
私の脳裏に、ある気がかりな事がよぎりました。実は会社を出る直前に、排便をしたばかりなのです。会社のトイレにはウォッシュレットが無いため、きっと便や匂いが肛門に残っているはずです。必死に逃げようとする私の腰を、もう1人の男が体重をかけてソファーに押し付けます。もう少しも身動きできません。私は成すすべなく、肛門を舐められる屈辱に耐えるしかありませんでした。
「ふぅ・・・ あんたのケツの穴 いい匂いがしたぜ」
思う存分、私の肛門を味わった男はそういうと、唾液でベトベトになった肛門に異物を当てると、それを力任せに挿入してきました。ギリギリとした鈍い痛みに耐えながら、それがバイブレーターだったと気が付いたのは、中に入った異物が突然振動し始めたときです。私は身体を何度も捩らせながら、その刺激から逃れようとしましたが、それは叶いません。肛門に挿されたバイブレーターを出し入れされながら、喘ぎ、身もだえし、許しを乞う私の姿をみて、男たちの欲情はさらにエスカレートしていきます。
「おまんこをもっとよく見せろよ」
卑猥な言葉を投げつけた男は、私の腰を掴んで、ぐいと持ち上げ、ソファーの背もたれに私の身体を立てかけます。ちょうど逆立ちをしたような状態ですが、両足首を掴まれているため、足は大きく左右に割られ、女性器も肛門も天井を向く姿勢を取らされてしまいました。もはや私は一番恥ずかしく、見られたくない場所を、隠す術を持ちません。男たちは私の秘部を視姦しながら、私を嘲笑する言葉を吐いています。
私はこの悪夢のような時間が過ぎ去るのを、じっと待つ事にしました。何か楽しい事を考えよう。そうだ、今日は恋人が待っているんだった。遅くなってしまったお詫びに、なにかお土産でも買っていこう。コンビニにでもよって・・・。
「バシッ バシッ」
現実から逃避しようとしていた私を、激しい痛みが引き戻しました。
「なんとか言えよ おい!」
私の無反応が気に入らなかったのか、2人は私のお尻や太ももの辺りを、平手で何度も叩きました。私が反応するまで止めそうにありません。
「お願いです・・・ 許してください・・・」
涙ながらに声を絞り出しました。男たちは満足げな声をあげ、私の女性器を乱暴に弄りだしました。大淫唇の両翼は左右に引っ張られ、引きちぎられるかと思いました。露になった小淫唇のヒダを、指で数えるように捲り、遂には膣の中に指を挿入してきました。もう1人の男は、大淫唇の頂点に存在する淫芽の皮を剥き、剥き出しになったその部分に唾液をべっとりと付けた後、指先で激しく擦りだしました。膣に挿入された指はいつの間にか2本になり、激しく膣の内壁を擦りながら出入りしています。
2ヵ所を同時に責められた私は、現実逃避することも出来ず、激しく首を左右に振り、叫び声をあげ、身もだえしました。大きな波がやってくる予感がした瞬間
「キャー!! びちゃびちゃびちゃ」
大きな叫び声とともに、股間から大量の潮を吹きながら、私は逝ってしまいました。私を拉致した見知らぬ男たちの指先で逝ってしまったのです。頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまいました。
ぐったりした私をニヤニヤしながら見下ろす2人は
「勝手に逝ってるんじゃねーよ」
再びお尻や太ももの辺りに罰を与えてきます。私に痛みや屈辱を与えることで、この2人は満足感を得るのだと悟りました。今度は私の髪を掴み、強引にソファーにうつ伏せに座らされ、お尻を高く上げる姿勢を強要されました。スカートを捲られて、お尻が露になると、男は別のバイブレーターを用意してきました。
「あんたは淫乱だから指だけじゃ足りねえだろ」
そんな言葉を吐きかけると、お尻を左右に割り、私の女性器にバイブレーターの先端を当て、グイグイと押し入れてきます。大量の潮を吹いてしまったため、膣は淫汁でびしょびしょに濡れています。巨大なバイブレーターは、大淫唇を掻き分けて、何の障害も無く、奥の奥まで入り込んできました。激しく振動するバイブレーターは、うねうねとくねりながら私の膣を犯していきます。私はソファーにうつ伏せにされたため胸が圧迫され、呼吸困難に陥ってしまいました。口をパクパクして空気を吸い込もうとしても、なかなか入ってきません。私のそんな仕草が、男たちの目にとまりました。
「なんだいねえちゃん 一本じゃ足りねえのか?」
膣の中で暴れていたバイブレーターを引き抜くと、敏感な淫芽に標的を変えます。尿道付近を指で左右に割り、剥き出しにされた淫芽に直接押し当ててきます。激しい刺激に必死に耐えていると、男はもう一本のバイブレーターを取り出して、私の肛門あたりに押し付けました。でも今度は直ぐには挿入しようとはしません。肛門の周りの皺を伸ばすように、ゆっくりと、ゆっくりと振動するバイブレーターの先端で撫で回します。くすぐったい感触が私の理性を奪い、いっそのこと直ぐにでもバイブレーターを突っ込んで貰い気持ちになりました。
そんな私の気持ちを見透かすかの様に、肛門の周りと淫芽への責めが続きました。なんとか刺激に耐えようと肛門に力を入れていた私に、次の瞬間、絶望的な出来事が起こりました。
「ぷぅ」
私は死んでしまいたくなるほど、恥ずかしい思いをしました。こんな男たちの前でオナラをしてしまったのです。少女時代を過ぎた頃からは、家族の前でだってした事がない、はしたない行為をしてしまったのです。
「あーはっはっはっはっ」
2人の男はその場で笑い転げました。持っていたバイブレーターも放り投げて、その場で床に腹を抱えて大笑いしているのです。私はソファーに顔を埋め、涙を流し、身体を震わせながら男たちの嘲笑の嵐に晒されていました。1人の男が私のお尻を掴み、顔を近づけてくるのが分かりました。
「イヤ!やめて!もうやめてください!」
泣き叫ぶ私の懇願は無視され、オナラの匂いを嗅がれてしまったのです。私はいったい、どこまで辱められるのだろう・・・。もう2人の陵辱者に抗う気力は残っていませんでした。
私は、2人の陵辱者の言いなりになっていました。
従順になった私はロープを解かれ手は自由になりました。でも、完全に服従し抵抗する気など全くありません。言われたとおり全裸になり、男の顔を跨ぎ、もう1人の男が差し出す陰茎を舌で舐め上げました。
嫌々舐めたのではありません。自ら進んで、陵辱者に奉仕しているのです。恋人との性交渉で、男性のどの部分を刺激すれば気持ちいいのかを知っていました。舌を出して、陰茎のカリの部分を触るか触らないか程度の接触で舐め上げていきます。舌を小刻みに震わせながら這わせると、男の陰茎はますます固さをましてきました。
私の股の下に顔を埋めている男は、舌を伸ばして女性器を舐め上げます。男の舌使いは、まったく女性のことを考えない舐め方で、ただ乱暴にベロベロと唾液を擦り付けてくるだけです。私には快感などほとんどありませんでした。ただ、強要されているというシチュエーションが私を酔わせているように感じました。
股の下の男が、私に腰の上に乗るように指図しました。私は抵抗せず、仰向けに寝ている男の腰に跨り、自分で男の陰茎を持って自分の女性器に当てました。そしてゆっくりと腰を落としていったのです。男の陰茎は、固く、大きく、私の膣の内壁を擦り上げていきます。私は自分から腰を上下に振りはじめました。もう犯されているという感情は消えてしまっています。ただ、陵辱者の欲望を満たすためだけに存在する「欲望の捌け口」になっていました。喘ぎ声を上げ、身を捩じらせ、自分で乳房を揉み、男たちに自分の恥ずかしい姿をさらけ出していました。
しかし、もう1人の男は従順になった私の態度が気に入らなかったようです。その男は嫌がる女を力ずくで乱暴する事のみに興奮するようでした。男の腰の上で、喘ぎ声を上げながら跳ねる私の頬を、いきなり平手で叩きました。何度も何度も平手打ちが飛んできました。
「調子にのってるんじゃねぇ このアマ!」
怯む私の髪の毛を鷲掴みし、硬直した陰茎を口元に持ってくると、私の喉の奥まで強引にねじ込んできました。急な出来事に、私の身体は態勢を保つ事が出来ませんでした。直ぐにでも喉の奥に詰まった、悪意ある陰茎を吐き出したかったのですが、腰は下の男がしっかりと掴み、私のことなどお構い無しに、激しく腰を突き上げ続けています。腰を突かれるごとに、口の中の物が喉の奥に強く当たり、身体を戻す事もできず、呼吸も出来ない私は、地獄の苦しみを味わいました。
いったいどれぐらいの時間そうしていたのかは分かりません。ほんの数秒だったのかもしれませんが、私にとっては永遠に続くかのような苦しみでした。
喉から悪意のある陰茎が出ていきました。激しい嗚咽とともに胃液が喉元まで上がってくるのを、涙を流しながら堪えました。
(助かった・・・)
本当に死んでしまうかと思ったほどの苦しみでした。下の男は相変わらず腰を突き上げています。この男たちにとって、私は人間ではないのだ。少しずつ理性が戻り始めました。私はこんな男たちに犯されているのだ。汚されているのだとしっかりと認識し始めました。その時、私の喉を犯した男が、私の背後に立ちました。
「かーっ ぺ!」
私のお尻にタンを吐いたのです。そして、そのタンを絡めた指を私の肛門に挿入してきたのです。指は1本ではありません。2本か3本・・・。肛門の中で指を開くような動きをし、強引に拡張していきます。
しばらく弄っていた指は引き抜かれました。もちろんそれで陵辱が終わるはずはありません。その男は私の腰を掴み、自分の方に引き寄せたかと思うと、陰茎を肛門に押し当てました。あの太い陰茎を、肛門に挿入しようとしているのです。咄嗟に身体を捩り、逃げようとしましたが、それよりも早く、挿入が始まってしまいました。ゆっくりと、確かめるように私の肛門を押し広げながら侵入してくる陰茎。根元まで入ったとき、私はあまりの激痛に悲鳴をあげ、涙をながし、手足をバタバタさせました。
「大人しくしろ!」
肛門を犯している男は、私のお尻や背中を、パシパシ平手で叩いています。下から女性器を犯している男は、力いっぱい乳首を噛みました。体中の痛みはもう限界でした。必死に男たちが満足するまで悲鳴を上げながら耐えるしかありませんでした。
男たちの腰を振るテンポがいっそう速くなって来ました。どんどん、どんどん私を突いてきます。女性器も、肛門も、それに必死に耐えています。私の体中の痛みはますます高まり、頭の中は真っ白になりました。もう何も考える事は出来ません。私はベッドのシーツをギュっと掴み、泣き叫ぶしかありませんでした。
2人の男は呻き声を上げながら、私にとどめの一突きを加えました。私の身体の中に、淫らな液体がドクドクと放出されているのが分かります。内蔵が男たちの精液で溢れてくるような感じがしました。
ベッドの上でぐったりしている私を放置し、男たちは私の財布から現金を抜き出し、部屋を出て行きました。なにか捨て台詞を吐いていった気がしますが、耳には届きません。自分に起こった忌まわしい出来事を、整理して考える余裕はありません。
私はあの男たちの「欲望の捌け口」にされたのです。頭にあるのはその言葉だけでした。
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