都内某所。
私はソファーに座り、煙草を燻らせていた。紫煙の先には忠実な部下達と、愛、由衣がいる。彼らは一様に緊張していた。この緊迫を解くのは私の言葉しかない。
事件があった。数日前に痣と涙で顔を腫らし、ボロボロに切り裂かれた服を纏った亜美が『隠れ家』に帰ってきたのだ。亜美は恐怖とショックに打ちのめされ、1週間程度の入院が必要となった。私は彼女から細切れながらも情報を聞き出し、報復を約束した。
早速、私は部下に調査を命じた。数日後、事件は金子美紀の仕業であることが判明した。読者の皆さんは覚えているだろうか。私が部下とともに都内の映画館へ行った際に山口由佳と一緒にいた彼女をトイレへ連れ込んだが、彼女の堕落ぶりに冷めてしまい、結局、部下の慰めものとした女だ。
調査の結果、私の推測通り、美紀は都内で風俗関係の仕事をしており、知り合いの男どもを使って、亜美を襲わせたようだ。亜美と彼女は何の面識もないが、どうやら亜美が私と一緒にいるところをどこかで見かけて、亜美に目を付けたらしい。亜美のやられ具合を見る限り、美紀は私に余程の恨みを持っているようだ。
「美紀を許すわけにはいかない」
私の言葉に部屋にいた全員が肯いた。亜美はこの『隠れ家』で一番愛されている奴隷なのだ。出会い方はどうであれ、『隠れ家』で長い時間を共有するうちに奴隷や部下達の間に強い絆が生まれているのだ。
部下の話では、亜美を犯した男達は美紀と付き合いのある男とその友人で、3人らしい。小柄で非力な亜美は抵抗もままならずに犯されてしまったのだろう。
「とりあえず、その男3人と美紀をターゲットにする。報復は明日」
「了解しました」
忠実なる部下達は深々と頭を下げた。
翌日。
私は部下5人を連れて出かけた。まず美紀を捕獲する。今日が美紀の出勤日であることは既に調査済みである。もちろん出勤ルートも調べてある。
彼女は上から下まで高価なブランド品で着飾り、派手な格好で街中を歩いていた。人混みの中を肩で風を切るように歩く。彼女の横には金髪の大柄な男が密着し、彼女の進路を遮る人間を蹴散らしていく。まるで女王様だ。
「あれが、美紀の男か。完全に尻に敷かれてるな」
私達はワゴン車で彼らを追った。そろそろ愛の出番だ。愛は携帯で美紀の親友の山口由佳を名乗って、美紀を誘い込む役目だ。彼女の口まねはプロ並みだ。
ペースを変えずに歩いていた美紀が急に立ち止まった。そして高価そうなカバンから携帯電話を取り出し、髪をかき上げ耳に当てる。私達は近くのワゴン車からその様子を観察する。数分後、美紀は男に何やら話し掛け、自分は今来た道を引き返した。男はそのまま店へ向かったようだ。それを見て、2人の部下がワゴン車を降り、彼女を追った。車内に残った私達もワゴン車をUターンさせ、後を追う。
まんまと罠に掛かった美紀は人気のない道に入ったところで部下に捕獲され、手際よくワゴン車へ連れ込まれた。すぐに手錠で両手両脚を拘束する。
「何すんだよ!くそったれ!!」
久しぶりの再会にしては随分な挨拶である。あまりに煩いのでガムテープで彼女の口を塞ぐ。美紀はしばらく暴れていたが、私と目が合うと急に大人しくなった。どうやら私の仕業であるとは思っていなかったようだ。
信じられないという気持ちが美紀の表情を形作る。彼女の目は徐々に恐怖の色を帯び始めている。映画館のトイレに連れ込んだ時の太々しさは微塵にも感じられない。あの時、彼女は被害者だった。だが、今回は加害者として、私の前にいる。亜美への行為がどんな動機で行われたかは分からないが、軽い気持ちであれ、深い憎しみの末の行為であれ、これから己の身に降りかかる災難は想像を絶して余りあるだろう。
「美紀、久しぶりだね。相変わらず綺麗な脚だ」
美紀は泣いていた。何度も頭を振り、悪魔を見るような目で私を凝視していた。私が彼女のほっそりとした太ももを撫でると、彼女の股から生暖かい液体が車のシートに伝った
「おいおい、おしっこはトイレでしてくれないか?」
尿が止めどなく溢れてくる。美紀は恐怖でパニックになり、今にも失神しそうな様子で、自分の置かれた事態を把握しようとしている。私は彼女のカバンの中から彼女の携帯電話を取り出した。
「いいか。俺の言うことを聞くんだ。今からこれで亜美を犯した男達を呼び出せ。さっきお前と歩いていたヤツを合わせて3人いるはずだ。うまく呼び出せよ。妙なマネしたら地獄だよ」
細かい経緯はここでは書かない。とりあえず、私は美紀を捕獲し、彼女に男3人を1人ずつ呼び出させ、捕獲した。私の『隠れ家』で報復をしても良いのだが、床が汚れるのは困るので非常用の貸倉庫にワゴンごと乗り入れることにした。
まず男3人を降ろす。猿ぐつわを噛ませ、完全に拘束した状態で並べる。頭の悪そうな男達だ。派手に着飾り、安っぽい女達と遊び呆けているような奴らだ。つまり、私がもっとも嫌悪する部類の輩だ。見ていて悲しくなる。何故、こんな連中と同じ空気を吸わねばならないのだろう。彼らは必死でもがき、束縛から逃れようとするがもちろん無理な話である。
次に美紀を降ろす。露出度の高い派手な服から伸びる四股は素晴らしいが、顔に生気がない。涙の泉はすでに枯れ果て、1人では歩けないほど憔悴しきっている。私は彼女を3人の男からやや離れた位置に座らせ、向かい合わせにした。
「椅子を持ってきてくれ」
「了解しました」
部下が倉庫の奥にあった簡易椅子を持ってくる。
「彼女を縛り付けてくれ」
「了解しました」
忠実な部下は用意したロープで手際よく彼女の両腕を椅子の背に、脚を椅子の脚に縛り付けた。椅子に座らせたことで、向かい合わせの男達の位置からは彼女の太もも、そして奥のシルクのパンティが見えるようになったはずだ。
「おい、馬鹿どもがお前のパンティを覗いているぞ」
美紀は力無く男達を睨み付け、男達は慌てて視線を逸らした。
「さて、諸君。これから君らに罰を与える。何故かは分かっているだろうな?」
男達は首を傾げた。明らかに困惑している。これは演技ではない。予想通りだ。彼らは自分達が犯した女が『私の奴隷』であることを知らされていないのだ。ただ、美紀に頼まれたから喜んで亜美を犯しただけなのだ。
「やはり聞いていないようだな。お前達が犯した女は私の大切な仲間だったのだ」
次第に事情が飲み込めてきた彼らは目を見開き、一斉に美紀を見る。美紀は目を逸らしただけだった。
「だが、君らへの罰の前に、この女への罰を先に与えることにする」
私はまず美紀の上半身を裸にした。ブルンと形の良い胸が露わになる。私は彼女の背後に回り、後ろから乳首をつまみながら、男達に見せつける。
「おら、これがお前達の女王様の乳首だ。こんなにビンビンに突っ立ってるぞ」
男達の視線は美紀の乳首に注がれる。私は乳首をつねったり、つまんだり、激しく揺さぶったりして刺激を加えていった。
「・・うぅ」
美紀は体をよじって私の責めから逃れようとする。私は彼女の前に回り、舌で乳首を舐め回す。
「・・・あぅ。。んっ。あぅ」
ピンと静まりかえった倉庫内で、美紀の喘ぎ声とピチャピチャと舐め回す淫靡な音が響き渡る。私の執拗な乳首責めで美紀の体が火照ってきたようだ。頬はほんのりと赤みが差し、悩ましげにくねらす四股に血色が戻ってきた。
「あっ、だめっ・・・」
美紀はスカートを捲り上げる私に小さく抗議の声を上げたが、身動きすら取れずなすがままである。下半身が露わになった。男を意のままにする『絶品』の脚。私はその脚をM字型になるように持ち上げた。
「この状態で抑えてくれ」
「了解しました」
静かに待機していた2人の部下が左右それぞれの脚を支えた。
「お前達の女王様の大事なところが丸見えだぞ。喜べ」
白いシルクのパンティには既に大きなシミが出来ており、割れ目をなぞると、ビクンビクンと敏感な反応が返ってくる。私は美紀の顎を持ち上げて強引にキスをした。
「んんっ!!!」
嫌がる女とキスをするのはいつも楽しいものだ。
「バイブを入れてやれ」
「了解しました」
私は彼女とのキスを楽しむ。急に美紀がもがき出す。バイブの刺激が来たのだろう。上も下も忙しいようだ。
「んっ!んっ!んっ!」
バイブの振動に合わせて、美紀の腰が動く。私はキスを止め、新たにローターをクリにあてがう。
「あっ!だめぇ!!!」
美紀の絶叫が倉庫内の空気を震わせ、全員の鼓膜を刺激する。容赦ない責めに美紀はあっけなくイッてしまった。
「はぁ、はぁ・・・」
ねっとりと愛液が絡みついたバイブを美紀の口の中へ押し込んだまま、さらにもう一本の新しいバイブを中に挿入する。
「んんん!!!」
もう終わったものだと思っていた美紀は驚き、再び四股に力を入れて抵抗するが、バイブの挿入出はひたすら繰り返される。口からバイブを取り出してやり、形の違う2本のバイブを代わる代わる挿入する。
「いやぁぁぁ!!!だめぇ!!!」
機械的で執拗なバイブ攻撃で彼女はその後2度イった。
「あっ、あっ、ふぅ、ふぅ・・・もうだめぇ!!」
イッては責められ、何時間経っただろう。美紀の体はブルブルと痙攣し始め、意識も定かではないようだ。目は虚ろで、体だけが敏感に感じ続けている。
「・・・はぁ・・・はっ・・・はぅ」
途中で水を大量に飲ませて、男達に向かって放尿させたりもした。肉体的、精神的に徹底的まで責めつくし、私は頃合いを見て、『罰』を終了した。
「美紀、俺の目を見ろ」
美紀は焦点が合わない綺麗な目をこちらに向けた。
「もう、だめぇ。お願い・・・」
まだ体が震えている。乳首をさするだけで、激しく痙攣する。
「・・・お願い・・・ごめんなさい・・」
彼女は喉から絞り出すような声で必死に懇願する。私は彼女の顔に唾を吐いた。
「お前への『罰』は終わった。とりあえずな」
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
美紀は謝りながら失神した。
「さてと、今度は君らの番だ」
美紀に放尿されて異臭を放ちながらも、美紀への『罰』を間近で見物していた3人の男達の目は恐怖で満たされていた。必死に弁解しようとするが猿ぐつわが許さない。
「黙れ、クソどもが」
亜美の顔を思い出しながら、それぞれを気が済むまで蹴り飛ばす。10分ほど、3人を蹴り続けた。どれだけ痛めつけても気が晴れないが、この先は部下に任せることにしよう。「こいつらを後悔させてやれ。手段は問わない。徹底的に頼む」
「了解しました」
美紀は近くの公園で裸のまま木に括り付け、数時間放置した後、解放してやった。幸運にも誰にも気づかれずに済んだようだったが、それでも効果は覿面だった。枯れたと思っていた涙が止めどなく溢れていた。
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい」
「2度と俺に関わるな、クソ女」
翌日、私は亜美の入院している病院へ見舞いに行った。刺激を与えないように、『罰』の詳細は告げなかった。
「ご主人様・・・ありがとうございます」
「いいんだ。元はと言えば、俺が蒔いた種だ。悪かったな」
亜美はにっこり微笑み、甘えるように両手を伸ばしてきた。もちろん、私はそれに応じた。
「えー、そんなことしたんですか??可哀想~」
すっかり元気になった亜美に事の詳細を話してやると、彼女は他人事のように驚き呆れた。
「お前だって、結構酷くやられたんだろ?」
「まあ、そうですけど・・・」
「報復をきっちりしておけば後々問題ない」
「うにゃ。そうですね♪」
亜美が退院した晩、愛と由衣を交えてささやかな歓迎バーティーを楽しんだ。贅沢な料理で食欲を満たした後は、皆、自然に服を脱ぎはじめ、体と体を絡め合って思う存分性欲を満たした。亜美は久しく病院のベッドで体を休めていたため、ここぞとばかりに弾けた。私は彼女を何度もイカせてやり、その晩の思い出を彼女への謝罪とした。
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