痴漢のできる本屋さん2

女性もえっちな妄想をしてもいいんです。
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アダルトな読み物のお部屋

痴漢のできる本屋さん2
2021年06月29日 17時32分
DUGA

都内某所。

私は考え事をしていた。「痴漢のできる本屋さん」プロジェクトは好調で、毎月の収益もかなりのものだ。最高の商品(コンパニオン)と、訓練された店員(私の優秀な部下達)、客のニーズに的確に応えるシステムがあれば、どんな店でも必ず成功するものだ。さらに先日の面接で新たに5人の『絶品』と知り合うことが出来た。5人のうち4人は既に店で働いている。面接に遅刻した加納桜は一度は不合格にしたものの、捨てるのが惜しかったので店の雑用係をさせている。客の入退店時の応対や、待合室の客に水を持って行って愛想を振りまくといった仕事だ。今のところ、イヤな顔ひとつ見せずに頑張ってくれているようだ。いずれにせよ、この5人が私の奴隷になるのは時間の問題だろう。

煙草に火をつける。いつもなら我先にと亜美や愛がライターを差し出すのだが、彼女達は店に出勤中だ。今頃、下品な客に尻でも撫でられているのだろうか。
「やれやれ、ちょっと寂しくなったな」
『隠れ家』の広いリビングには私ひとり。ここにいても仕方がない。外で『絶品』でも漁ってくるとしようか。

私はブラリと外へ出た。そしていつものように獲物を探す。しかし今日に限って見つからない。見つけたとしても、友達連れだったりする。ほとんどの場合、『絶品』は1人で歩いているので捕獲するのに手間はないのだが・・・

・・・今日は止めておこうか

怪しまれてはいけないし、無理をすると思わぬ怪我をすることもあるだろう。仕方ない。こういう日もある。私は気持ちを切り替えて、店に顔を出すことにした。

店は閑静な住宅街でひっそりと経営していた。店のエントランスを抜けると、天使のきわどいコスプレをした桜が「いらっしゃいませぇ」と元気に応対にやってきた。そして私の姿を確認すると、顔を真っ赤にしてペコリと頭を下げた。私は思わず微笑んでしまった
「元気か?」
「は、はい!」
桜はガチガチに緊張しているようだ。先日の『お仕置き』を思い出したのだろう。
「大丈夫だよ。気まぐれに様子を見に来ただけだ」
「・・・はい」
私はその場で彼女を犯したい衝動に駆られたが、仕事中の彼女を邪魔する気はなかった。
「そのコスプレ、良く似合ってるぞ」

右手の従業員専用口にあるパネルにセキュリティカードを翳す。ちなみに左手が客の待合室で、奥が「痴漢のできる本屋さん」となる。ピッという電子音とともに、ドアのロックが外れると、事務室があり、椅子に座っていた店番の部下がスッと立ち上がる。優秀な部下は私の突然の来訪にも動揺しない。
「お疲れ様です」
「問題はないか?」
「はい」
部下は余計なことを口にしない。その代わり『結果』を示す。
「全員出勤してるか?」
「ええ。本日は、亜美様、愛様、優奈様、杏奈様、衣緒菜様、美香様がご出勤で、現在2階の控え室にて優奈様が休憩中です」
「了解。ご苦労様」
私は狭い事務室の奥にあるエレベータで2階へ上がった。もともとは階段だったのだが、スペースの関係で垂直に空間を移動できるエレベータが必要になったのだ。2階は部下の休憩室とコンパニオンの控え室、浴室、トイレ、倉庫等がある。私は迷わずにコンパニオンの控え室のドアを開けた。

「あっ!」
ソファーで雑誌を読んでいた優奈が声を上げた。可憐な声だった。私は彼女の姿を見ただけで股間を熱くした。ただの私服なのに、何故この女が着るとこうも私を興奮させるのだろう。ミニスカートから伸びるほっそりとした色白の太もも。チラリズムの極み。見えそうでギリギリで見せない。しかしこれは計算ではなく、彼女の天性なのだ。
「優奈」
「・・・ご主人様、どうされたのですか?」
私は彼女を立たせて、後ろを向かせた。ミニスカートをめくり、小尻に顔を埋める。
「ぁ・・あっ・・・」
ピクン。ピクン。膝が砕け、腰が落ちそうになるのを無理矢理立たせる。
「・・・ご主人様ぁ・・」
パンティをズラし、舌から股間を舐め上げる。優奈の腰が上下に左右に動く。舌が吸い付き、彼女の股間を細かく激しく刺激する。
「あん!・・・もうっ!・・・はぅ!!」

ピチャ・・・ピチャ・・・

ガクンガクンと優奈の膝が落ちる。私は舌と指で巧みに刺激を続けた。
「あふぅ・・・あふぅ・・・あっ・・・はぅ!!!!イッちゃう!!!」
グッと四股に力が入り、優奈はそのまま昇天した。

「はぁ・・・はぁ・・・」
力無くソファーに座り込む優奈。私は彼女にキスをした。
「いじわる・・・です」
優奈は僅かに顎を上げ、プイッと顔を背ける。この仕草に欲情しない男はいないだろう。まさに小悪魔というに相応しい美少女だ。
「仕事はどうだ?」
すぐには返事がなかった。
「不満か?」
「・・・ううん」
「楽しいか?」
優奈は不意に力のある目で私を見つめた。彼女の「裏」の目だ。私はいつぞやのサービスエリアの件を思い出した。
「楽しくないのか?」
「・・・楽しいわけない・・・です」

「あっ!・・・あっ!あっ!」
パンパンパンと乾いた音が響く。彼女をバックで突く喜び。姿見で彼女の苦悶の表情を見ながら突くと、これ以上ない快感を味わうことが出来る。『絶品』の中の『絶品』。彼女は私以外に体を許すことはないだろう。
「気持ちいいか?」
「あぅ・・・はぅ・・・あん!」
優奈は答えない。だが、体で答える。この感触・・・この味・・・まさか?

「お前、衣緒菜って知ってるか?」

「イクゥ!!!」
弾けるように優奈の体がソファに投げ出された。そしてそのまま全身で荒い呼吸を繰り返す。私はその姿をしばらく眺めた後に控え室を後にした。

衣緒菜と優奈は姉妹だった!
彼女達の名字が違うのは、いろいろと事情があるのだろう。その辺を詮索するつもりはない。

私の心臓は喜びと恐怖で踊り狂っていた。言われてみれば何もかも同質の2人だ。妹の優奈の「裏」の顔を全面に出したのが姉の衣緒菜。1人でも十分な魅力と魔性を兼ね備えているのに、これが2人分ならどうだろう。究極の『絶品』姉妹と3P。やってみたい。

・・・だが、私は2人を相手にして勝てるだろうか

この上なく危険で淫靡で快楽な時間になるだろう。衣緒菜は1階で仕事中だが、どうする?いきなり犯しに行くか?私は何度も物にぶつかりそうになりながら妄想に耽った。

エレベータで1階へ降りると上の空で部下に挨拶をして、再び桜と出くわした。ちょうど客を見送った後のようだ。私は彼女の姿を見て気が緩んだ。
「楽しいか?」
「はい!」
桜は元気に返事をした。私は何となく彼女のことを好きになった。
「ちょっと休憩しろ」
「えっ?・・・でも・・・」
桜はキョロキョロと店内を見渡す。天使のコスプレが私を興奮させる。よく見ると結構際どい衣装だ。自分で買ってきたのだろうか?・・・いや、おそらく杏奈の店から持ってきたのだろう。杏奈のコスプレ好きはよく知るところだ。
「部下に頼んでおくから、すぐに2階に来い」
「は、はい!」

先に2階へ上がるとちょうど優奈が控え室から出てくるところだった。
「休憩中に悪かったな」
彼女は小さく首を振り、上目遣いで私を見た。
「・・・気持ちよかったです」
私は彼女の髪をクシャクシャと掻き回して入れ替わりに休憩室へ入った。数分後、桜がおずおずと部屋へ入ってきた。
「・・・あの」
ほっそりとした太ももが内股に閉じられているのを見て、私は彼女の股を大きく広げさせて辱めてやろうと思った。相手が嫌がることを実行して、無理矢理犯すのが私の主義だ。「ここに座れ」
「・・・はい」
桜は私の横に座った。私はすっと腰を上げ、彼女の前にかがみ込む。この角度からだと奥の白いパンティが僅かに見える。
「よし。私に良く見えるように大きく股を広げろ」
「え・・・」
「早くしろ」

「あん!あん!」
目に涙を溜めて、桜はバイブの振動に耐えていた。
「・・・くぅ!!!」
強引に股を広げさせて、無防備な股間をバイブが襲う。同時に舌でクリも舐めてやる。
「あっ!!!」
ビクンビクンと大きく跳ね上がり、彼女は昇天するが、私は手を休めない。力の抜けた桜の体に再び力が入る。
「おかしくなっちゃう!!!」

ガチャ

桜が2度目の昇天を迎えようとした時だった。ドアの入り口には衣緒菜が立っていた。彼女の目に部屋の中の光景がどのように映ったのだろうか。一瞬の間。そして衣緒菜は無言で桜の背後に回り、両手で両乳首を強く摘んだ。必死に股間の刺激に耐えていた桜はひとたまりもなかった
「あぁぁ!!!ダメダメダメぇ!!!」
どうやら桜は胸が性感帯のようだ。衣緒菜の責めが加わってから彼女の感度が一気に増した。
「・・・あっ!!!・・・また!・・・イッ・・・ちゃう・・・」

2人掛かりで責められた桜は全身虚脱状態でソファーに横になった。衣緒菜に目をやると彼女も私を見ていた。
「桜ちゃん、可愛い」
「そうだな。まさに天使だな」
「エッチな天使さん。・・・もっといじめたいな」
そう言って、衣緒菜は桜の濡れた股間に手をやる。桜は恐怖に顔を引きつらせて逃れようとするが、体に力が入らない。
「うぅ・・・もう・・・もう・・・ダメ・・・」
「ほらっ、ここ・・こんなに濡れてる」
「やっ・・・衣緒菜ちゃん、・・・お願い」
私は一歩下がり、衣緒菜の指が桜の股間を淫靡にまさぐるのを眺めていた。しなやかな指が桜の淫のツボを的確に刺激していく。
「ここ?」
「だめっ!!!」

ピチャピチャ・・・ピチャ

衣緒菜の指が徐々に力を増し、激しくうねり出す。それに比例して桜のもがきが大きくなる。
「あぁ・・・すごい・・・桜ちゃん」
「あっ!ひぁ!!!」
「イッちゃうの?衣緒菜の指なんかで?」
「だめぇぇぇぇ!!!!」

その日、桜は仕事に戻ることが出来なかった。ショックで起きあがれなかったようだ。私は罰として衣緒菜に店番をさせることにした。彼女は申し訳なさそうに桜の髪を優しく撫でた。
「優奈のこと黙っててごめんなさい」
「いいよ。何となく察していたし」
「今度、3人でエッチなことしたいです」

私は衣緒菜の股間に手を当て驚いた。薄手のパンティはすでにグチョグチョに濡れていた。

私の頭の中は衣緒菜のことでいっぱいだった。桜を失神寸前に追い込んだ時の彼女の魔性の笑み。生理的に絡みついてくる乱れた視線。その迫力は明らかに『危険』だった。夜遅く、亜美が『隠れ家』に帰ってきたので私は寝室に彼女を呼んだ。
「ご主人様ぁ」
猫のようにじゃれてくる亜美はとても可愛らしかった。体型も衣緒菜とそれほど変わらないのに、この安心感。これほど彼女を必要とした自分がいただろうか。私は包み込まんばかりに彼女を抱きしめた。
「亜美」
「はい?何ですか?」
僅かに首を傾げ、私に名前を呼ばれたのが心底嬉しかったかのような彼女の満面の笑み。私も思わず微笑んだ。そして何も言わずにベッドに体を預けた。
「・・・ご主人様、疲れてますね」
「そんなことないよ」
「絶対疲れてます!亜美がマッサージします!」

頭が痛い。しかし、体は軽い。目覚めると朝だった。すぐ横に亜美の寝顔がある。亜美にマッサージをしてもらって、そのまま寝てしまったようだ。仕事を終えて疲れていただろうに、嫌な顔ひとつしないでマッサージしてくれたんだな。彼女の頬を優しく撫でる。
「お前は本当に良いヤツだよ」
亜美の髪は柔らかく、私の指を滑らかに伝った。

月曜日だが、会社に行く気にはなれなかった。会社に休暇の連絡を入れ、念のために由衣にも伝えておくことにした。
「由衣、今日休むから」
一瞬の間。私が会社を休むということは、社内での秘密の陵辱行為がなくなるということだ。もちろん、彼女は陵辱がなくなることを望んでいるわけではない。
「・・・大丈夫ですか?」
「ちょっと疲れただけ」
「分かりました。今夜そちらに伺いますね」
ため息混じりの声の中に優しい温もりがあった。

寝室を出ると、愛がリビングにいた。私の姿を確認すると嬉しそうに抱きついてくる。
「大学は?」
「今日ね、講義ないの!」
「そうか」
「お店も非番なの!だから・・・」
そう言って愛は上目遣いで私を見た。軽くキスをしてやる。
「何か作ってくれ。腹が減ったよ」
「はーい」
愛の料理は美味しいのだ。私は挑発的な彼女のエプロン姿に欲情しながら、煙草を吸って料理を待った。

「うにゃ!」
寝室から奇声が聞こえた。そしてドタバタと騒がしく亜美が出てきた。髪はクシャクシャで服も昨日のままだ。泣きそうな顔をしている。
「ご主人様ぁ!寝坊しちゃった!」
「いいから、シャワー浴びてこい」
「ふわーん」

愛と亜美。そして由衣。彼女達が私の原点だ。彼女達は優奈や衣緒菜に勝るとも劣らないくらい魅力的な奴隷達だ。優奈と衣緒菜は淫の部分が強すぎるのだ。普段は大人しいのに性が絡むと魔性を帯びる。優奈は彼女達とうまくやっているが、衣緒菜はどうだろうか。奴隷に加えて、この『隠れ家』に入れるべきだろうか。

数日後。

ピッピッピッ

部下から電話が入った。珍しい。嫌な予感がする。
「・・・どうした?」
「安達舞が早退しました」
私は気を緩めた。思っていたようなことではなかった。
「体調が悪いなら仕方ないだろう。その程度のことで電話をするな」
「いえ・・・」
部下の様子がおかしい。
「どうした?」
「実は昨日は小林美香が、一昨日は仙田智美が早退をしています」
「みんな新規組だな。甘えがあったんだろう」
「それが他のメンバーの話を聞きますと、休憩中に相沢衣緒菜に犯されたと・・・」

衣緒菜!

頭に一気に血が上った。喰われたのか?私に対するメッセージか?
「分かった。それ以上、コンパニオンが犠牲になるとまずい。衣緒菜にこちらにくるように言ってくれ」
私は携帯電話を投げ捨て、煙草に火をつけた。

—-

都内某所。

『隠れ家』のリビングのソファーに衣緒菜が腰を下ろしている。屈むだけでパンティが見えそうなミニスカート。本人に挑発する気はなくても、男であれば必ずその脚に釘付けになるだろう。愛ほどの脚線美ではないが、『触りたくなる』脚なのだ。

衣緒菜の隣には優奈がいる。呼ぶつもりはなかったが、衣緒菜が独断で連れてきたようだ。優奈は申し訳なさそうにうつむいている。こちらもグレーのフレアミニでかなり際どい短さだ。衣緒菜に勝るとも劣らない魅惑の脚。キュッと内股に閉じられてそれがますます私の興奮を誘う。

亜美は先ほど店に向かった。愛が私の隣に座り、ちょうど2対2でテーブルを挟んで向き合っている格好である。愛は自分のテリトリーが犯されることを極端に嫌う。衣緒菜が『隠れ家』に足を踏み入れたことを素直に受け入れるはずがない。
「何で彼女がここにいるんですか?」
愛は本人を目の前にして、私に迫った。目にはうっすらと涙も見える。彼女にとってここは聖地なのだ。彼女の気持ちは痛いほど理解できたが、私は私情を抑え込んだ。
「俺が呼んだ。ここは俺の家だ」
それ以降、愛はむっつりと黙り込んだ。

「どうかなさいましたか?ご主人様?」
優奈がおずおずと声を出す。愛が作り出した緊張と、先ほどから一言もしゃべらない姉に間の悪さを感じたのだろう。
「何でもないよ。ただ、最近衣緒菜が店の子に手を出しているという話を聞いている」
衣緒菜はある一点を見つめたままだった。優奈と愛はハッとした表情で衣緒菜を見ている。当然、彼女達にとっては初耳のはずだ。
「どうなんだ?衣緒菜。お前の行動に口を挟むつもりはないが、店の子が早退してしまうのは問題だ」
ここで初めて衣緒菜が顔を上げた。意外にもぼんやりとした表情だった。
「ごめんなさい」
「どうしてそんなことしたんだ?」
「だって・・・」
優奈が心配そうに姉の膝の上に手を置く。衣緒菜は妹の手に自分の手を重ねる。この姉妹の底知れない関係。衣緒菜は微かに微笑んだ。
「・・・美味しそうだったから・・・みんな」
一瞬にして部屋の空気が硬直した。

凍り付いた空気を引き裂いたのは愛だった。
「ふざけんな!」
彼女は勢いよく立ち上がり、衣緒菜の前に行くと、迷わず彼女の頬を張った。パシッと乾いた音。
「愛さん!」
優奈が泣きそうになりながら、腰を浮かす。愛は優奈を無視して、憎悪を滾らせた目で衣緒菜を睨み続ける。衣緒菜は呆然と愛を見返している。私は煙草をくわえた。
「愛!」
仕方なく振り向く彼女に私は指で煙草を指す。
「火をつけろ」
「・・・はい」

その後、私は愛を下がらせ、まず衣緒菜に謝った。
「彼女は気が立っていただけだ。許してやってくれ」
衣緒菜は首を振った。
「愛さんのことは怒ってません。気持ち分かるし」
「分かった。それより店の女の子に手を出すのは止めてくれ」
「ごめんなさい」
「みんなに謝るか?」
衣緒菜は素直に肯いた。
「わたし、もう店で働かない方がいいですよね」
「そんなことはない。きちんと謝れば大丈夫だ」

ピッピッピッ
携帯電話が着信を告げる。会社からだったので、私は衣緒菜と優奈をその場で待たせて、寝室へ入った。数分後、リビングへ戻った私は目を見張った。ソファーの上で、衣緒菜が優奈に覆い被さっていたのだ。衣緒菜は服を着たままだったが、優奈は丸裸にされていた。
「あっ・・・お姉ちゃん・・・だめぇ」
優奈はすでにフラフラだった。ただでさえ敏感な彼女である。衣緒菜の責めにはひとたまりもないだろう。それにしてもたったこの数分間だけで異常な消耗だ。
「お姉ちゃん・・・お姉ちゃん・・・」
優奈の悲痛な喘ぎと連動して、彼女の体がビクンビクンと痙攣している。私はその完璧な美少女2人による共演にしばらく見入ってしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・あぁ!!!」
「気持ちいい?」
「うん・・・お姉ちゃん・・・イッちゃうよ・・・」
衣緒菜は優奈の乳首を摘み上げた。
「また、イッちゃうの?エッチな子・・・」
「はぁ!!!・・・だめ!だめだめぇ!!!!・・・イクッう!!!」
優奈の体が大きく仰け反り、音を立ててソファーから落ちた。背中から落ちて一瞬呼吸が止まったのか優奈は激しく咳き込んだ。衣緒菜は咳き込む優奈の口に強引に舌を絡ませる。うまく呼吸が出来ない優奈は逃れようとするが、もちろん逃げることは出来ない。
「んっ!!!んぅ・・うぐぅ・・」
今度は床の上で優奈の股が大きく広げられ、衣緒菜の顔が太ももの間に割って入る。すぐにピチャピチャと淫靡な音がして、優奈の喘ぎが始まった。
「いやぁ・・・もう・・・お姉ちゃん・・・」

ジュルジュル・・・ピチャ・・・ジュル・・・

私に背を向け、一心に優奈の股間を舐め尽くす衣緒菜。私は衝動的に彼女の背後に立ち、彼女のスカートを捲り上げた。

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
優奈の悲痛な喘ぎ。彼女の股はグッショリと濡れているのだろう。敏感になった媚肉を衣緒菜の舌が執拗にピチョピチョと舐め続けている。優奈は何度も咽せながら涙を流していた。私が席を外した間の数分間。たったの数分間で優奈は失神寸前にまで追い込まれている。

衣緒菜は私が背後で彼女のスカートを捲り上げて、尻を撫で回しているのを感じ取ったのだろうか。私が小尻を撫で上げ股間に刺激を加えると、彼女の体が腰を中心にリズムを持って前後に動き始めた。それに伴って優奈の喘ぎ声が一段と大きくなった。
「いやぁ!!!いやっ!あっ!だめぇ!!!」
衣緒菜の顔は優奈の濡れきった股間に埋もれている。このままでは優奈が危険だ。
「・・・だめぇ・・・お、お姉ちゃん・・・」
優奈の声が力を失ってゆく。私は衣緒菜を引きはがそうとしたが、彼女は意地になってさらに激しく優奈を責めた。慌てた私は力づくで衣緒菜の体を起こす。今度は素直に優奈から離れて、スッと立ち上がる。私と目が合うと微かに微笑み、口の周りについた優奈の愛液をぺろりと舌で舐めた。私は彼女を直視することが出来なかった。そして逃げるように優奈の傍らに跪く。
「優奈、大丈夫か?おい!」
優奈は返事をしない。気を失っていた。完璧な色白の肉体のみがビクンビクンと痙攣を繰り返していた。

私は優奈を担ぎ上げて寝室へ運んだ。リビングに戻ると、衣緒菜がソファーで座って待っていた。私の姿を確認すると、スッと立ち上がる。
「ごめんなさい」
「俺に謝るな。後で優奈にちゃんと謝れ」
華奢な肩。抜群のスタイル。優奈や亜美に勝るとも劣らないルックス。強く抱きしめれば粉々になってしまいそうな脆さ。この女が私の店のコンパニオン達を食い物にして、自分の妹に手を出すなんて誰に想像出来るだろう。

リビングには私と衣緒菜のみ。亜美も愛も優奈もいない。今朝のリビングはとても幸せな空気に満ちあふれていた。しかし、今はピンと張りつめた緊張感。隙を見せたら優奈の二の舞になってしまうかもしれない。
「今、どんな気分だ?」
適当な言葉が見つからず、変な質問をしてしまった。衣緒菜は少しだけ目を見開いてにっこりと微笑んだ。この魔性の笑顔。
「私を犯して・・・ください」

「あっ!あっ!あっ!」
衣緒菜の喘ぎ声。乳首はビンビンに固くなり、股間は濡れきっている。極太バイブを2つの穴へ、クリにもローターをあてがいながら、彼女の口に強引に舌をねじ込む。
「んぅ・・・んふぅ・・・」
腰が激しく動く。すべての刺激をどん欲に受け入れ、喜びにしてしまうような衣緒菜の肉体。滑るような柔肌は汗をかくこともなく、ただひたすらバイブの振動に合わせてフルフルと細かく振るえ続けている。
「あぁ!・・・すごい・・・」
2本のバイブを交互に抜き差しすると、奥へ突き刺さる度にビクンビクンと衣緒菜の体が跳ねる。目は視点を失い、口元からは涎が垂れている。恍惚とした表情。
「はぁ・・・もっと・・・きて・・・」
頭が熱くなる。私は我を忘れてバイブ責めを続けた。これほど激しく責めるのは久しぶりだ。
「まだ・・・まだ・・・もっと!」
これ以上続けたら、彼女の体が壊れてしまう。きっと本能だけで求めているのだろう。私はバイブを引き抜いた。途端に彼女の体から力が失われ、カクンとバランスを崩したかと思うと無防備に私に抱きついてきた。
「・・・お願い・・・入れて・・・」
「大丈夫なのか?」
衣緒菜は小さく首を振った。
「バイブじゃ滾(たぎ)らないの。あなたのが欲しいの」

「あん!あっ!あん!」
私のモノが深々と突き刺さり、彼女の中を刺激した。体位は彼女の注文通りバックだ。
「そう!これ!・・・あぁ!!!」
衣緒菜の股間が喜びに満ちあふれ、私のモノをどんどん締め上げる。
「あぁ・・・すごい!すごい!」
私にいつもの余裕はなかった。これほどの締め上げは経験がない。意志を持った生き物のようにギュゥギュゥと吸い付いてくる。このままでは私の方が先に果ててしまう。そしてその瞬間、私は敗北となってしまう。
「あぁ!!!もっと突いて!突いて!」
彼女の腰が激しくうねる。これは・・・まずい。やはり衣緒菜は淫魔だった。今までどんな女にも屈しなかった私だが、このままでは・・・
「激しくして!・・・もっと!!!」
私は無我夢中で近くにあったバイブを彼女のもう一つの穴へ突き刺した。
「あっ!」
さすがにこれは意外だったらしく、ガクンと衣緒菜の体が崩れる。私はこの隙を逃さなかった。結合したまま体勢を変え、騎乗位に移行した。そして彼女の両手を抑えてバランスを取れないようにしてから下から激しく突き上げる。
「あっ!!!はぅ!!!ぁあ!!!」
これで多少は優位にたったが、驚くべきことに衣緒菜の締め上げはさらにきつくなった。この体勢でも彼女はどんどん締め上げてくる。私は早く終われとばかりにさらに責め立てる。守りに入ったらすぐにやられてしまうだろう。
「やぁ!!!っく!!!・・・イク!イク!イク!」
最後の締め上げ。あまりの強烈さに私は目を瞑った。だめだ!
「イクっ!!!」
衣緒菜の最後の悲鳴と共に私も果てた。

「滾りました・・・ありがとう」
肩で息をする私の胸に彼女が甘えるように頬を寄せてきた。まさに死闘。これだけ激しい行為は経験にない。きっとこれからもないだろう。
「疲れたよ・・・」
「私も」
衣緒菜は恥ずかしそうに、私に抱きついてきた。私は力無く彼女の髪を撫でた。

「ご主人様?」
私はいつしか眠りに落ちていた。目を開けると心配そうな顔の由衣がいた。
「ああ、由衣か」
「大丈夫ですか?」
そうだった。今日は仕事を休んで・・・
「そうだ。衣緒菜はどうした?」
「え?いませんけど?優奈ちゃんならさっき入り口で」

ああ、終わったか。私は安堵のため息をついた。淫夢が覚めて・・・

「ご主人様。今夜は由衣が付き添いますね」
由衣の穏やかな微笑みに、衝動的に彼女の胸に顔を埋めた。優しく甘い香りが鼻をくすぐる。私はこちらの方が心地よいのだ。

数日後、衣緒菜は店を辞めた。そしてそれ以来、彼女と会うことはなかった。

—-

都内某所

私は「痴漢のできる本屋さん」に顔を出していた。店の売り上げは増加の一途を辿り、コンパニオン達も満足のいく報酬を得ていた。優秀な部下達は店を完璧に管理し、経営はすでに私の手を離れていた。大きなトラブルもなく、付近の住民からの苦情も今のところはない。つまり、「痴漢のできる本屋さん」は大成功を収めていた。

「優奈」
休憩中の優奈を訪ねた。彼女は嬉しそうに抱きついてきた。
「衣緒菜は元気か?」
そう言うと、優奈は頬を膨らませた。
「あー、先にお姉ちゃんのこと聞くんですね!」
「悪い。・・・優奈、元気か?」
「はい!」
先日の一件以来、優奈の表情は明るかった。やはり姉の衣緒菜の存在は彼女にとって脅威だったのだろう。おそらく私の目の届かない所で、何度もその柔らかな色白の媚肉がしゃぶりつくされ、気が滅入るくらい責められ続けたのだろう。傍から見れば彼女達の絡み合いは芸術的な美であるが、優奈にとっては生き地獄だったのだ。
「で、衣緒菜は元気か?」
「はい。お姉ちゃんも元気ですよ。ご主人様によろしくって」
「・・・そうか」
本当かどうかは分からない。いかに姉妹であれ、彼女達がプライベートで連絡を取っているようには思えないからだ。私は優奈にキスをした。彼女とのキスは最高なのだ。
「ん・・・」
優しく吸い付く甘い唇。しっとりとねっとりと舌が絡み合う。彼女の手を握ると、キュッと強く握り返され、そのまま体ごとソファーに押し倒す。
「あ・・・だめ・・・」
マシュマロのようなふんわりとした感触。乳首を舌で転がすと優奈のヘソの辺りがピクピクと震える。
「ご主人様のエッチ・・・」
「お前の体がエッチな気分にさせるんだよ」

それから一ヶ月後。事態は急転し、些細なことから「痴漢のできる本屋さん」を閉店することになってしまった。理由は敢えて書かない。世の中にはいろいろな価値観を持った人間がいて、自分達の価値観が正義なのだと信じて疑わない連中がいる。そして自分達の低脳さや努力不足を棚に上げ、ひたすら他人を妬む人種がいる。「痴漢のできる本屋さん」はあまりに完璧に成功してしまったため、必要以上に目立ってしまったのだ。

「みんな、今日までご苦労様」
ある日、店にコンパニオン全員を集めた。すでに店の営業は停止している。私は最後に自分のための時間を作ることにしたのだ。
「最後の最後だが、私にもサービスして欲しい」

超豪華なお触り本屋さん。私は店のドアを開いた。奴隷達や面接で新規に採用した美女達が所狭しと立ち並ぶ。私は1人ずつ時間をかけて楽しんだ。コンパニオン達は最高のサービスを提供し、私はとても満足すると同時に彼女達を誇りに思った。

・・・この店には良い夢を見させてもらった・・・

2階の休憩室を使って最後のミーティングをした。新規組の舞や智美、美香はすでに涙ぐんでいる。部屋中央のテーブルの上には綺麗に包装された箱や袋が山と積まれている。
「本当にお疲れ様でした。これはほんの気持ちだ。受け取ってくれ」
こういう時のために彼女達の「欲しい物」をリサーチしておいたのだ。面白いことに新規組の舞、智美、美香、そして杏奈の答えは若い女性らしく「ブランド品」だった。そして愛、亜美、由衣、優奈の答えは「ご主人様の愛」だった。

1人1人キスをして抱擁をして、別れをした。新規組の3人からセックスフレンドになって欲しいと希望があったが、私は首を横に振った。『友達ならいい』と答えると彼女達は一瞬残念そうにしたが素直に肯いた。杏奈はこれからも付き合いがあるので軽口を言い合って笑顔で別れた。奴隷達は何となくホッとした表情で「隠れ家」に帰った。彼女達には申し訳ないことを強いてしまったかもしれない。これからは存分に幸せにしてやろう。

部下も奴隷も先に帰らせた。私は去り際にもう一度店内を見渡し、数日後に取り壊される店に軽く頭を下げた。もう誰もいない。私の夢の城は空っぽだ。

不覚にも目頭が熱くなり・・・

「ふぅ、らしくない」
私は感情を抑えて振り向いた。これ以上、店に感情を移入してはだめだ。空を見ると薄暗い雨雲が広がり、人間によって汚された大地を水浸しにする準備を進めているようだ。視線を戻す。目の前には1人の美少女の姿。

・・・衣緒菜・・・

衣緒菜はニンマリと微笑んだ。彼女のこんなにあどけない笑顔は初めて見た。思わず私も微笑んだ。
「みんなに合わせる顔がなかったんです」
「そうか。みんな心配してたぞ」
衣緒菜はゆっくりと歩み寄って私の胸を軽く突いた。
「冗談!そんなわけないでしょ」
「そうだな。冗談だ。みんなお前がいなくてホッとしてたよ!」
「ふふっ・・」
私達は心の底から笑った。同質のみが分かち合えるこの気持ち。私も衣緒菜も他に溶け込むことができない孤独な存在なのだ。

「これからどうするんだ?私の奴隷にならないか?」
場所を喫茶店に移し、私は開口一番こう聞いた。衣緒菜は舌をペロッと出した。
「可愛い妹が嫌がると思います」
「そうか」
やはり優奈とはうまく行ってないらしい。いや、うまく行く行かない以前に、美味しそうな優奈を目の前にした瞬間に淫の衝動が抑えきれなくなってしまうのだろう。
「じゃあ・・・」
「そうですね、あなた以上に滾(たぎ)る人なんていないでしょうけど、いろいろと探してみます」
「私に何か出来ることはないか?」
この時の彼女の笑顔はきっと忘れないだろう。
「もう一度だけ・・・お願い」
窓の外は柔らかな霧雨。私は笑顔で立ち上がった。

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シリーズ連載 : 私と性奴隷たちとの日々