若妻牝奴隷 舞子4

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若妻牝奴隷 舞子4
2021年06月29日 23時42分
DUGA

翌朝、舞子よりも早く目覚めた工藤は、眠っている舞子のネグリジェを捲り上げてパンティを脱がし、股間に顔を埋めた。
「あぁ・・・はぁ・・・んっ・・・」
下半身への甘い刺激を感じて舞子は無意識のうちにクネクネと艶めかしい動きをしていたが、工藤の舌がクリトリスを強めに刺激すると、ようやく目覚めた。
「あんっ・・・いやっ!」
股間に埋められた工藤の頭に手をやり引き離そうとするが、工藤は舞子の両脚をガッチリと抱え込み行為を止めようとしない。
「いやっ!やめてぇ・・・」
クンニに慣れていない舞子は恥ずかしさに頬を染め、必死に逃れようとする。蜜口を工藤の舌が這い回り、巧みに敏感な箇所を刺激してゆく。
「あっ・・・あんっ・・・い・・・イキそう・・・です」
舞子が絶頂寸前まで追い込まれたところで、工藤はようやく顔を上げた。頬を赤らめて肩で息をしている舞子を見て、工藤は満足げに口元を拭って言った。
「やあ、おはよう」
「・・・お、おはようございます」
「こうして君の体を味わえるのもあと少しだよ。残念だな」
その言葉に舞子はブルッと体を震わせた。数時間後にはまた違った男を相手に奉仕をすることになるのだ。あと少しで目の前の獣から逃れることができるという喜び半分、次の男への不安が半分。舞子が思いに耽っていると、工藤が何の前触れもなしに自分の肉棒を舞子の口の中にねじ込んだ。
「んぅ!・・・んっ!んっ!」
怯えた目でフェラチオを始める舞子の肩をポンポンと叩きながら工藤が言った。
「あまり時間もないし、最後はアナルでイカせてくれよ。アナルなら中に出しても問題ないだろ?」
舞子の口の中で工藤の肉棒がどんどん力をつけてゆく。この数日の経験で、舞子のフェラチオの威力は飛躍的に向上していた。すぐに工藤の肉棒が完全な硬さとなる。
「よーし、そろそろだな。じゃあさ、尻突き出せよ」
舞子は言われるままに工藤に向かって尻を突き出した。ローションのヒンヤリとした感触と同時に徐々にほぐされてゆき、やがてアナルへの強烈な刺激が走り、舞子は苦痛と快感に打ち震えた。
「あはぁ!!!あぁぁ!!!」
「おお、いいぞ!」
「だめっ!・・・もっと・・・優しく・・・あぁ!!!」
頭が真っ白になるくらいの快感。舞子の喘ぎ声は部屋中に響き渡った。これで最後と言わんばかりに工藤はありったけの力を込めて腰を振り続けた。
「い・・・イクッ!!!イクぅぅぅ!!!」
悲鳴にも似た絶叫で舞子が昇天すると、工藤も少し遅れて舞子のアナルの中で果てた。工藤は肉棒を引き抜き、目の前で力なく横たわる舞子に向かって呟いた。
「ふぅ・・・これで思い残すこともないか」

シャワーを浴びて身支度をすると舞子は工藤に軽く頭を下げて、忌まわしい思い出に満ちた部屋を後にした。足早にロビーを通り抜け、エントランスで待機していたタクシーに乗り込む。工藤から教えられた行き先を運転手に告げると、タクシーはゆっくりと発進した。舞子はゆっくりと息をついて、目を閉じた。
(やっと、あの部屋から解放された)
結局3日もの間、あの部屋から一歩も出ることなく、ずっと軟禁された状態で犯され続けたのだ。当分消えそうにない、いやもしかしたら、一生忘れられないくらいに深く刻まれた忌まわしい記憶。
(もう済んだことでクヨクヨしても仕方がない。私は耐えたんだから)
地獄をくぐり抜け、精神的にもタフになった舞子は窓外の風景を眺めた。平和だった。あまりに平和すぎて、急に気持ちが昂ぶり涙が出そうになった。
(これが終わって学さんの借金が帳消しになったら・・・)
舞子は左手の薬指にはめられた指輪を見つめた。昂ぶっていた感情が急激に冷めていった。今や、この指輪に誓った愛情や信頼を感じることはなかった。

目的の場所は、工藤のホテルから車で30分ほど行った先のマンションだった。タクシーを降りると目の前に威圧的な高層マンションが現れた。このマンションの最上階に次の相手が待っているらしい。地獄を乗り越えて緩んでいた気持ちが一気に引き締まった。工藤に会う前と同じような緊張感が体を襲い、舞子はヨロヨロと足を進めた。ここまで来たら最後までやり遂げるしかないのだ。
(ここで逃げるわけにはいかない)
勇気を振り絞り、マンションのエントランスへ向かう。そして、左右の監視カメラが見守る中、自動ドアの前に設置されたパネルを操作して、住人を呼び出した。銀色に鈍く光る無機質なパネルに目を落としていると、スピーカーにスイッチが入った。
「はい?どなたでしょうか?」
意外にも女性の声だった。舞子は思わず手元のメモを見直した。部屋は合っている。
「あの・・・工藤さんの紹介で参りました」
「少々お待ちくださいね」
相手の女性の声は穏やかでこちらへの気遣いが感じられた。久しぶりに自分を人間扱いしてくれる人に出会ったと舞子は自嘲気味に口元を歪めた。
「お待たせしました。どうぞ、お入りください」
「・・・ありがとうございます」
舞子は無意識に頭を下げた。目の前で重厚な装飾の施された自動ドアがスッと横に開く。派手さはないが、洗練された内装に目をやりながら、舞子はエレベーターホールへ向かった。2基あるエレベータのうち、左側のエレベータがすぐに降りてきた。20階建てのマンションの最上階は3部屋で構成されていた。そのうちのひとつの部屋の前でゆっくりと深呼吸をする。インターフォンを鳴らすとすぐにドアが開いた。

「あ・・・あの・・・」
「お待ちしていました。どうぞ」
優しい笑顔を向けられて、舞子は戸惑った。ドア越しに現れたのは、舞子と同じくらいの年頃の女性だった。柔和な雰囲気に包まれた美人で、同性の舞子から見ても惹かれるものがあった。
(綺麗な人。愛人・・・かしら)
目の前の女性に『愛人』という言葉がうまく結びつかないが、ほぼ間違いないだろう。
「・・・失礼します」
玄関で靴を脱ぐと、またしても極度の緊張が舞子を襲った。靴を脱ぐことで、地獄へ一歩近づいたような気がしたのだ。たまたま応対した女性がどんなに優しげで魅力的でも、今から会う男とは関係ないのだ。

リビングに通され、勧められたソファーに腰を下ろす。上質なクッションが心地よく舞子を包み込む。
「何かお飲み物をお持ちしましょうか?」
女に満面の笑顔を向けられて、舞子は慌ててしまった。予想外の展開だった。これではまるで『お客様』である。
「あっ、いえ。どうぞ、お構いなく」
「そうですか。じゃあ、ご主人さまを呼んできますね」
女はそう言ってリビングを後にした。舞子は唖然としてその後ろ姿を見守った。
(ご主人さま?)
慣れない単語に舞子は首を傾げた。てっきり愛人だとばかり思っていたが、彼女の立ち位置がよく分からなくなってしまった。なんとなく緊張の糸が切れてしまい、ぼんやりとリビングの内装を眺めていると、ようやくひとりの男性が姿を現した。
「いらっしゃい。君が北原舞子さんか」
その姿と声に舞子は反射的に立ち上がった。年格好は20代後半から30代前半で、夫の学や工藤達と同世代に見えるが、その雰囲気といい、眼光の鋭さといい、明らかに別世界の人間だった。これまで舞子が経験した華やかな社交界にもこれほどの男は見たことがなかった。一分の隙もない威厳を前に、舞子は萎縮し、深々と頭を下げた。
「・・・よろしくお願いします」

音が外に漏れてしまうくらい激しく、舞子の心臓はドキドキと高鳴っていた。だが、それは、これから始まる地獄に対する恐怖の気持ちというよりも、女として自然に湧き上がったときめきに近い感情によるものだった。
(・・・素敵な人)
工藤やその他の下品な男達に苦しめられた後だったため、余計に『彼』が素晴らしく見える。服装は大人し目だし、髪も染めていない。高価なアクセサリーを身につけているわけでもない。それでも、舞子が知っているどの男達よりも、品があって、知的で、セクシーだった。こうなると、舞子は『彼』と目を合わせることすらできなくなってしまった。
「舞子さん」
名前で呼びかけられて、舞子はビクッと震えた。
「は、はい・・・」
「そんなに緊張することはないですよ。そうそう、食事はお済みですか?」
舞子は小さく首を振った。ホテルを出る際に工藤に『昼飯を食べていかないか?』と誘われたのだが、一刻も早く別れたかったために食べていなかったのだ。
「そうですか。じゃあ、何か作らせましょう。由衣!」
「はあい」
奥の方から先ほどの女性の返事が聞こえてきた。たったそれだけのやり取りで意志の疎通をこなす2人の間に深く結ばれた絆を感じた。と同時に、舞子はハッと我に返った。
(このままじゃ、いけない)
舞子は緩みかけた気持ちを引き締めるためにギュッと唇を噛みしめた。初対面の男に惚れたり、赤の他人の男女の絆に感心したりしている場合ではないのだ。
「あの、私は何をすればよいのでしょうか・・・」
腹の底から絞り出すような舞子の思いを受け流すように『彼』はすぐには返事をせず、その代わりに舞子の両手を握った。舞子は驚いて『彼』を見上げた。『彼』は舞子を安心させるように優しく微笑んでいた。
(あぁ・・・)
工藤のホテルを出たときから、ホッと安心したり、急に不安になったり、極度に緊張したりと舞子は精神的にあまりに脆い状態だった。今、こうして新しい男を前に様々な感情が入り交じって、気持ちは昂ぶるばかりだった。
「・・・私・・・どうすれば・・・」
声が上ずり、目に涙が溢れてくる。あまりに翻弄されすぎて、状況の変化に気持ちが追いついてこない。そんな舞子の不安を察したかのように、『彼』は手を伸ばして舞子の艶やかな髪を撫でた。舞子は抗することなく、初対面の男性の愛撫を受け入れた。
「大丈夫ですよ。そんなに酷いことをするような男に見えますか?」
わざと戯(おど)けるような『彼』のセリフに舞子はほんの少しだけ気持ちを緩めたが、すぐに警戒心が湧き起こった。工藤だって最初は紳士的に振る舞ったのだ。
「由衣の料理は最高なんです。要領もいいから、すぐにご用意できます」
『彼』はあくまで本題に入ろうとしなかった。優しく舞子の髪を撫でるだけだった。やがて『彼』は不意に舞子を胸元に抱き寄せて、髪を撫でながら言った。
「今日は何もしない。まず、由衣の料理を楽しんでください。本当に美味しいから。だから安心しなさい」
舞子は『彼』の温もりに吸い込まれるような気分に浸りながら、甘えるようにコクンと肯いた。今だけは『彼』の言葉を全面的に信じることができるような気がしたのだった。

由衣という女の料理は悔しいくらい美味しかった。舞子も料理には自信がある方だが、とても敵わない。感想を求められたので素直に『美味しいです』と答えると、由衣は心底嬉しそうに微笑んだ。そして、甘えるような口調で『彼』にも尋ねた。
「ご主人さまは如何ですか?」
『彼』は由衣の問いに答えずに舞子に向かって肩を竦めて見せた。
「美味しいと言わないと後で大変なんです」
それを聞いて由衣が頬を膨らませる。
「もうっ!何ですか、その言い方。ご主人さまのバカ!」
「俺に向かってバカとは何だ」
「だって・・・」
「よしよし。お前の料理は最高だな。・・・これでいいのか?」
「うぅ・・・いじわるです」
舞子の応対をした時の大人の上品な雰囲気とは打って変わって、由衣は子供のように『彼』にじゃれついていた。
(この人達、本当に愛し合っているんだ)
舞子は不意に夫の学を思い出した。そして、目の前の2人の絆の深さと自分たちのそれを比べて思わず赤面した。
「お見苦しいところを見せてしまいました。でもまあ、こいつの料理は美味しいでしょ?」
そう言いながら、由衣の髪を撫でる『彼』の表情は優しかった。

食事が終わり、食後のコーヒーを飲みながら、当たり障りのない会話を交わした。舞子は先ほどから気になっていることを切り出した。
「あの、私なんかがお邪魔して良かったんですか。・・・その、由衣さんがいらっしゃるのに」
すると、『彼』と由衣は顔を見合わせた。由衣が口を開いた。
「ご主人さまはとってもエッチなので、私ひとりでは物足りないみたいなんです」
「えっ・・・」
あまりにも予想外な言葉が由衣の口から出てきたので、舞子は絶句した。唖然としている舞子を面白そうに眺めて、『彼』が続けた。
「白状すると、私は彼女の言うとおり、とてもエッチな男なんです。あとで一緒に由衣をいじめてやりませんか?こいつ、ドMなんです」
「もうっ!ご主人さま、初対面の人にそんなこと言わないでください!」
「最初に言ったのはお前だろ!せっかく紳士的に振る舞っていたのにさ」
『彼』はそう言って由衣の頬をつねった。由衣は不満そうに唇を尖らせている。お互いがこのやり取りを楽しんでいることが伝わってきて、舞子は思わず微笑んでしまった。

久しぶりに心が温まる時間を過ごし、舞子は時間が過ぎるのを忘れた。夜は3人で外出して夕食とアルコールを楽しんだ。由衣と舞子は歳が近いせいもあってすっかり意気投合した。さすがに踏み込んだ話は皆無だが、由衣と『彼』の掛け合いはいつも面白く、舞子は何度も声を出して笑った。こんなに笑ったのは随分と久しぶりだった。夜遅くにマンションへ戻ると、由衣は手際よく、舞子のためにゲストルームのベッドメイクをした。
「ありがとうございます、由衣さん」
「いえいえ。あ、シャワー浴びますよね?」
「はい」
由衣に浴室へ案内してもらい、シャワーを浴びる。今日2回目のシャワーだったが、同じシャワーでもこちらは天国にいるかのような心地よい気分だった。清潔そうなバスローブとバスタオルが用意されており、ゲストルームへ戻ると見計らったように由衣が顔を見せて言った。
「もし良かったら、下着とか洗濯しちゃいますからね」
「あ、ありがとうございます・・・」
舞子は嬉しさのあまり涙腺が緩みそうになった。つい昨日、いや今日の午前中までは雌豚呼ばわりされ、ほとんど人として扱われなかった自分だったのに。

その晩、舞子は久しぶりに熟睡した。あまりにも快適で翌日の昼過ぎまで寝過ごすほどだった。

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シリーズ連載 : 私と性奴隷たちとの日々